12月になっても志望校が決まらない理由とは?

志望校

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中学3年生の子供がいる方で、この時期になって志望校が決まらないと親としては非常に焦ると思います。

私の元にも、「未だに志望校が決まらない」という相談がたくさん来ます。

そもそもなぜこの時期になっても、志望校が決まらないのか。まずは1,2年生の保護者向けの話をします。

1.2年生から進路を考えよう!

親子

志望校と言うのは、12月になって突然に決まるものではありません。

3年生の4月ごろに、「なんとなくこういった方向に進もうかな」という目標を決め、

それに向かってしっかりと勉強をし、7月ごろからたくさんの学校の体験入学や説明会に参加する。

そして12月ごろになって、自分の実力が明確になってくるので、数ある志望校の中から丁度良い学校を志望していく。

これが基本的な流れになります。つまりこの時期に志望校が決まらないのは、何らかの事情で上記のステップが、きちんとできなかったことが原因なのです。

ではその事情とは何か?私が今までにサポートしてきた経験上、9割以上の確率で原因は親子関係です。

親子関係が悪く、子どもと話ができないからこそ、上記のステップが踏めないのです。

ですので、今1,2年生の子供がいるお母様は、まずは3年生になるまでに、親子関係を良好にするようにしておいてください。

※詳しい方法は、道山流子どもの問題行動解決マニュアル(無料)で解説しています。

3年生で決まらない場合の対策

進路相談
次に3年生の保護者向けの話をします。上に書いたように、今の時点で志望校が決まらない原因の多くは、親子関係が悪いことです。

確かに優柔不断で決まらないこともあるにはあるのですが、そういった子の場合12月になると、

消去法で志望校が決まります。だからやはり原因は、親子関係であることが多いです。

ではもし今親子関係が悪く、子どもの進路について話ができていないとしたら、今後どのような対応をしていったらよいのか?

方法は非常にシンプルで、「担任の先生に助けを求める」というのが良いと思います。

まずは学校に電話をして、「家でほとんど進路の話ができない」という状況を伝えます。その上で、

  • 金銭的に進むことができる進路の範囲
  • 親の意向(基本的には先生に一任するようにする)
を伝えます。後は学校で、先生と子どもで話をしてもらい、進路を進めてもらうのが良いです。

一番ダメなパターンは、親が子供の進路を決めたがる状況です。親は「A高校に行かせたい」子どもは「B高校に行きたい」という状況です。

この状況だと、教師はどうすることもできません。「親子で話し合って決めてきてください」と言うしかできなくなります。

親子関係が良ければ、親子で話し合って決めることができますが、親子関係が悪いとそれができないので、この場合どんどん追い込まれていきます。

もし上記のように、親と子供の意見が割れる場合は、親が折れてあげないとダメです

  • 親が折れて子どもの行きたい進路に進ませる
  • 無理やり行かせて高校中退になる
このどちらからしか選択肢がないので、前者の方が私は良いと思います。

【中学生】の志望校の決め方のまとめ

合格
まとめると、現在1,2年生の保護者の方は、まずは親子関係を良くする行動をたくさんしておいてください。

それだけで、進路で大きな失敗をしてしまう可能性がかなり低くなります。

現在3年生の保護者の方は、まずは学校に電話をして、担任に助けを求めてください。

もし自分の意志があるとしたら、それを全て捨てて子どもと先生の考えに全て任せるという意志を示してください。

この時期になるとこれが最後の解決策です。

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家庭教師
ここまでの説明を読んで、志望校を決めることができたら、後は合格に向かってひたすら勉強するというのが大事になります。

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何も考えずに勉強するよりも、はるかに効率よく偏差値が上がると思いますよ。

 

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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