部活動のストレッチで注意すること

ストレッチ

先日こんな相談をいただきました。
プライバシー保護の関係で、
内容の一部を変更しております。

ストレッチの重要性について、
記載がありましたが、

最近では運動前の入念なストレッチは
逆に怪我に繋がるとテレビなどでも
取り上げられていました。

筋肉や腱が伸びすぎて、
最高のパフォーマンスが出来ない
(例えば短距離のタイムが遅くなる)などの
説明もあったように思います。
実際のところどうなのでしょうか。

健康や体のメカニズムに関する話は、
正直答えがない話です。

人の体によっても変わりますし、
日々研究がされているため、
情報も進化しているからです。

では部活動を始める前には、
ストレッチをすべきなのでしょうか?
私なりの意見をまとめたいと思います。

運動系の部活をしている子であれば、
参考にしていただけると幸いです。

※なお私は医者ではないですし、
スポーツの専門家でもありませんので、
根拠のない話になることを、
ご理解いただければと思います。

確実に言われている2つの理論

準備体操
健康分野の中でも、
ストレッチについては、
いろいろなことが言われています。

 

私も日々たくさんの本を読んだり、
整体、接骨院、鍼の先生にも、
話を聞いたりしていますが、
本当に賛否両論あります。

 

そんな中、
多くの書籍や先生が言っている、
共通項が2つあります。

体が硬いと怪我がしやすい

体が柔らかい人と硬い人を比較すると、
柔らかいほうが怪我をしにくいです。

 

ストレッチをする目的は、
あらかじめ筋肉を伸ばすことで、
一時的に筋肉を柔らかくし、
怪我を防ぐことです。

伸ばしすぎると逆に縮む

ストレッチをする目的は、
あらかじめ筋肉を伸ばし、
怪我をしにくくすることなのですが、
筋肉は伸ばしすぎると逆に縮みます。

 

今回の相談者の方が指摘している、
入念なストレッチというのは、
この部分のことかなと思います。

運動前のストレッチがもたらすデメリット

短距離走
また最近では、
運動前にはストレッチをしないほうが良い
という理論も出てきています。

 

これはなぜかというと、
運動前にストレッチをすることで、
体がリラックスモードに入ってしまうからです。

 

筋肉トレーニングなどの
瞬発力が必要な運動の場合、
リラックスモードに入ると、
パフォーマンスが落ちます。

 

だからしないほうが良い
という理論です。
確かに筋は通っていると思います。

 

実際に筋肉に左右差があるときは、
あまりつけたくないほうだけストレッチをして
筋トレをするという方法を行います。

 

怪我を重視するならストレッチすべき、
パフォーマンスを重視するならしないほうが良い
という感じだと思います。

 

ただこれは、
0.1のタイムを争うような競技や
筋トレだけにかかわることなので、
それ以外のスポーツはそれほど関係ないです。

道山がたどり着いた理論

怪我
という感じで、
現時点ではいろいろな理論があり、
全て筋は通っています。

 

ではそれも踏まえて、
どういった形がおすすめかというと、
まず0.1秒を争う部活動以外は、
ストレッチをしたほうが良いと思います。

 

一度怪我をしてしまうと、
長い間部活を休まないといけないので、
それはそれで良くないです。

 

ただこの時、
やりすぎないように注意しましょう。
痛みを伴うレベルまで伸ばすと、
筋肉は逆に縮みます。

 

結果的に、
怪我しやすい体になってしまうので、
注意してください。

 

※0.1秒を争う世界の部活をしている子は、
顧問の先生の判断に従うのがよいと思います。

本日のまとめ

本
健康というのは、
本当に奥深いもので、
日々様々な理論が出てきます。

 

良く寝たほうが良いという本が売れた後には、
寝すぎると体に不健康だという本が出てくる。
何が本当なのかわからなくなります。

 

こういった時代だからこそ、
常に自分で情報を収集し、
自分なりの考えを持つことが、
大事だと思います。

 

なお体が硬い子は、
こちらの書籍に書いてあるストレッチをすると
驚くほど柔らかくなるのでおすすめです。
>>ベターッと開脚できるようになるすごい方法

 

明日ですが、
「若い時期から彼氏依存女子の原因」
というお話をします。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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