中学校のノートってどのように点数が付いているの?

ノート

先日こんな相談を頂きました。

※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

道山先生初めまして。いつもメルマガ、参考にさせて頂いています。

冬休みの宿題に数学の教科書の問題を解くと言う物がありました。

ノートに解いて提出と言う事でしたので、問題を書き写して解いて間違った所は訂正したノートを提出しました。

そのノートが今日返却されたのですが、評価がもう少しのハンコが押されていました。

ぶっちゃけて聞いてしまいますが、ノートの評価の基準って何ですか?

あと、ワークの提出も謎です。答えを書いて、丸つけしているだけじゃダメなんですか?

提出物の評価を上げるコツがあれば教えて頂きたいです。長々と申し訳ありません。よろしくお願いします。

ノートやワークなど、提出物の評価に関する質問なのですが、こういったことって実はあまり語られることが少ないです。

ここでは元中学校教師として、伝えられる範囲で出来る限り詳しくノートやワークなど提出物の点数を上げる方法をお話ししたいと思います。

提出物の評価の出し方

相対評価
そもそもワークやノートなどの提出物というのは、ある意味相対評価のような形で決まっています。

例えばクラス40人の子がノートを提出した場合、その中の上位10パーセントが100点、その下の30パーセントが70点というような目安で決まっています。

もちろん先生によってはしっかりかけていることは全て高得点というような評価している方もいます。

しかし多くの教師は、相対的な評価で決めていることが多いです。

※その理由についてはここでは割愛します。

つまり、しっかりノートを書いて提出したというのに点数が低いというのは、他の生徒の方がもっと良いノートを出していたということになります。

ノートやワークで高得点を取るポイント

ノート
では実際どういった部分で、良いのと悪いのと評価しているのか伝えられる範囲でまとめます。

まず良いノートは字が綺麗です。色ペンやイラストなどを使って、見やすく書かれていることも多いです。

あと学校で習ったこと以外に、自分で調べた内容をまとめたりしていると点数が上がることもあります。

ワークの場合、ただ間違ったところを直すだけでは、その他の子と変わりません。

間違ったところを直すのに加え、自分で調べた内容をノートの隅などに書き込んだりすると他の子と差別化ができるため点数を上げることができます。

どこまで時間をかけるかが重要

時間
こういったことを考えて、ノートを作っていくと点数はどんどん上がっていきます。

ただここで大事なのは、どこまでそのノートやワークに時間をかけるかということです。

時間さえかければ、ノートやワークなどで満点を取ることは可能です。

しかし満点を取ったからといって、それだけで内申点が大きく上がるわけではありません。内申点を上げる上で一番大事なことは定期テストです。

既に定期テストで高得点を取れているのであれば、ノートに時間をかけて、ノート点を上げていくことも良いのですが、

まだ定期テストで満足の点数を取れていないのであれば、ノートやワークは最低限にして、

定期テストの点数を上げていったほうが、結果的に内申点は上がります。

一番大事なことは定期テスト

定期テスト
私が今回の相談者の方に、もし何か1つアドバイスをするとしたら、ノートやワークなどは80点取れていれば十分だと考え、

それ以上に定期テストの点数を上げていくというところに焦点を向けたほうが、良いのではないかと思います。

 

明日ですが、「●●を意識すると人間の人生は大きく変わる」というお話します。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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