お子さんに直接、効率のいい勉強法をお伝えして、短期間で成績を上げる「道山流学習法勉強会」を、2023年も実施しました。
今回は、今年の勉強会ではどのようなことをお伝えしたのか、寄せられた感想や当日の写真について紹介しましょう。
勉強方法を間違ったままでは、頑張っても成績が上がらない状態になってしまいます。
もしお子さんの成績が上がらず悩んでいたら、お伝えする勉強テクニックを試してみてください。点数UPにつながると思います。
目次
当日の様子を写真付きで公開
この勉強会は、早いもので今年で7年目となります。ありがたいことに、今年度も常時100名以上の親子が、参加してくださいました。
勉強会終了後に行った満足度のアンケートでは、「80点以上」の結果をくださった方は96.2%というありがたい結果になりました。
いただいた感想の一部を紹介すると、
「テストの目標点数によって、クリアすべき課題が明確になった(子ども本人から)」
「勉強の仕方がわからない悩みが解決できた(子ども本人から)」
「最初はあまり積極的ではなかったのですが、聞き入ってしまいました(保護者から)」
などです。もちろん、悪かった感想もありました。こちらは、毎年いただくご意見なのですが「時間が長い」というものです。
休憩やワークを含めると4時間の勉強会のため、確かに中学生にとってはかなり大変な勉強会です(笑)。
ただ、一度受けていただければ、その後の勉強がかなり楽になるので、4時間以上は勉強時間が節約できると思います。
勉強テクニック①ひたすら書かずテストをしよう
今回の勉強会でお伝えしたさまざまなテクニックの中でも好評だったのが「ひすたら書かずにテストをしよう」というものです。
多くの子は何かを覚えようとする時、ひたすら書きます。
たとえば「免疫」という字を覚えたい時に「免疫免疫免疫免疫……」と繰り返して書いてしまうのです。この方法は、勉強効率がよくありません。
ひたすら文字を書いている時、人間は作業している感覚になってしまうからです。そこで、ひたすら書くのをやめて、テストを繰り返す勉強に変えた方が効率的です。
「めんえき」という字を見て、1度だけ書いてみる(テスト)。ここで書けなかったら、確認のために1度だけ書き、もう1回チェックする。これを繰り返すのです。
すると、意識が「作業」ではなく、「記憶」になるため、スムーズに覚えられます。
勉強テクニック②いきなり書かず、最初は口に出そう
当日お伝えしたもう1つのテクニックは、「いきなり書かずに口に出す」方法です。多くの子は、とにかく書いて覚えようとします。
しかし、これもあまり効果とは言えません。書くのは、時間がかかるからです。
そこで書いて覚えるのではなく、口に出して覚えるといいでしょう。時間が大きく節約できます。
一通り口に出して覚えたら、最後に漢字を覚えるために1、2回だけ書くという方法がいいでしょう。
アーカイブ動画で効率的勉強法を身につけよう!
私が子ども向けに行う勉強会では、こういったテクニックをいくつも紹介しています。道山流学習法勉強会の今年度の開催は終わりましたが、現在アーカイブ動画での参加は可能です。
>>道山流学習法勉強会アーカイブの詳細はこちら
明日ですが、「高校受験で合格できる親とは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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