「まもなく入試なのに、理科の偏差値が上がらない」
「理科の受験勉強の仕方がわからない」と悩んでいませんか?
実は理科の入試対策というのは、非常にシンプルです。誰でもコツコツ行えば、すぐに偏差値が上がります。その結果、第一志望の高校に合格できるのです!
一方、勉強方法を間違えると危険です。1日何時間勉強しても、偏差値が上がらないからです。そうなってからでは遅いですよね?
そこでこのページでは、最も効率よく偏差値を上げる理科の勉強方法を紹介します。まもなく受験を迎える、中学2年生、3年生の子は必ずチェックしてくださいね。
なお、理科の定期テスト対策については、以下のページにまとめてあります。この方法を行うと、次のテストからいきなり80点以上取れるようになるので、よかったらこちらも参考にしてみてください。
>>中学生理科の勉強法はこちら
目次
ステップ1 あなたにベストな問題集と参考書の選び方
理科以外の、他の教科も同じなのですが、最初にやるべきことは問題集と参考書選びです。ここを間違えると、いつまで経っても偏差値が上がらないので注意してください。では、どういった流れで問題集を選んでいけば良いのでしょうか?
自分のレベルにあった問題集を見つける3つの視点
問題集を選ぶとき、最も大事なのが自分のレベルにあっているかどうかです。わかりやすくお伝えします。例えば、偏差値70の高校を目指している子が、偏差値35の学校を目指している子が使う問題集を使っても、高校に合格できないですよね?
一方、偏差値50の高校を目指している子が、偏差値70の高校を目指している子が使っている問題集を使った場合はどうでしょうか?おそらく、ほとんどわからないので、勉強が全く進まないと思います。
ではあなたにあったレベルとは何でしょうか?以下の3つの基準を満たしているものが、あなたにあっている問題集です。
- 直感で「見やすそう」「使いやすそう」だと感じるもの
- 受験までに、最低3回は繰り返しができるレベルのもの
- 解説があなたにとってわかりやすいもの
>>偏差値50未満の学校を目指す子におすすめの問題集
>>偏差値50以上の学校を目指す子におすすめの問題集
この問題集がお勧めというわけではなく、こういった部類の問題集の中で、3つの条件を満たすものを購入しましょう。
【注意】一問一答形式がおすすめできない理由
一問一答形式の問題集もあるのですが、私はお勧めしません。というのは、高校受験の過去問を見るとわかるのですが、一問一答形式で出題される問題ってほとんどありません。
一問一答形式で勉強していくと、実際に出題される文章問題などが苦手になってしまいます。そういった理由から、できれば一問一答形式ではない問題集がお勧めです。
参考書を使うべきかどうかの判断方法
参考書についてはもよく聞かれるのですが、私自身、高校受験では参考書は必要ないと思っています。参考書を読んで考える時間があれば、学校の先生や塾の先生に質問したほうが早いからです。
また、今書店に売られている問題集についている解説は、非常にわかりやすいです。これが、参考書の代わりになります。
ステップ2 なぜ、ワークを3回繰り返すだけで偏差値が上がるのか?
問題集を決めたら、12月までに最低3回繰り返しましょう。問題集のレベルがあなたに合ってれば、これだけで合格に必要な偏差値まで上がります。
「えっ?それだけですか?」と思うかもしれませんが、冒頭で述べたように理科の受験勉強はシンプルです。問題集を繰り返すだけだからです。ただ、多くの子はこれができません。なぜできないのか?次の2つが原因です。
計算問題がややこしくて解けない場合の対処法
理科の場合、計算問題が出てきます。解説を読んでもわからないと、そこであきらめてしまうのです。その結果、いつまで経っても問題集を解くことができません。そして、第一志望に合格できなくなるのです。
ではどうしたら良いのかというと、わからない問題が出てきたら質問しましょう。友達、学校の先生、お父さん、お母さん、塾の先生、家庭教師の先生などに質問してください。それが、わからない問題を解決する最短ルートです。
問題数が多すぎて繰り返せない時の対処法
もう一つは、問題の量が多すぎて、12月までに解き終わらないことです。これは、問題集の選び方を間違えているのが原因です。もし、まだ問題集を解き始めたばかりなら、今すぐもう少し薄い問題集に変えましょう。
また、既に解き始めているなら、今後は応用問題は全て捨てましょう。基本問題だけに絞って解いていけば、繰り返し実践できるようになるはずです。
効率良く公式を暗記する裏技
理科の計算問題を解くとき「公式を暗記できないんです」という相談をよくいただきます。公式は、暗記するものではありません。問題集を解いていくときに、自然に覚えられるものです。
無理に公式だけを暗記しようとすると、逆に覚えられなくなります。公式を使って、たくさんの問題を解くようにしてください。10問くらい解けば、自然に頭に入るはずです。
ステップ3 過去問と応用問題を解いてレベルアップする方法
12月までに基本問題を解き終えたら、一旦過去問を解きましょう。過去問を解くと、今どのくらいの偏差値が取れるかがわかるからです。
もしこれで、自分が目指しているレベルの高校の偏差値に足りていないなら、応用問題を解くことが必要になります。書店に行って、少しレベルの高い問題集を1冊買ってきましょう。※問題集の選び方は、上で解説した方法と同じです。
そして、その問題集を受験当日までに最低2回は解くようにしてください。既に基本問題を解いているので、ある程度はスムーズに解けるはずです。
既に自分の志望校にとって必要な偏差値を取れているなら、それ以上勉強する必要はありません。受験当日までに、再度確認で1回問題集を解きなおせばOKです。
定期的に模試を受けて、偏差値チェックをすると合格率が上がる?
「受験勉強の最後に過去問を解こう」というお話をしたのですが、それと並行して定期的に模試を受けていくのもおすすめです。模試を受けることで、今の自分の実力がわかるからです。
ただ、模試の結果は実際の当日点と異なることが多いです。仮に模試の点数が悪くても、落ち込む必要はありません。あくまでも目安程度に考えておきましょう。
志望校に合格できる!国語、社会、数学、英語の受験勉強法とは?
ここまでに紹介した方法を実践すれば、効率よく理科の偏差値を上げることができます。その結果、第一志望に合格できる可能性もグングン上昇するはずです。
ただ、理科だけでは第一志望には合格できません。国語、社会、数学、英語の偏差値も上げていかないといけないからです。ではこれらの勉強は、どのように進めればよいのでしょうか?
次のページでは、私が年間3000組の親子の受験勉強をサポートし導き出した、最も合格率が上がる受験勉強法をまとめています。理科以外の、国語、社会、数学、英語の勉強方法から、受験当日までの学習スケジュールまで、すべてまとめました。
この流れで進めていくと、楽して志望校に合格できると思います。良かったらこちらの記事も、参考にしていただけると幸いです。
>>合格率が上がる!高校受験の勉強法
【裏技】理科の語句を最速で覚える記憶テクニック
偏差値がグングン上がる理科の勉強方法について理解していただけましたでしょうか?ここまでに紹介した方法で勉強を進めていけば、確実に志望校に合格できるはずです。
ただ、どうせ勉強するなら、「もっと楽して理科の語句を覚えられたらいいな」と思いませんか?実は、少し覚え方を変えると、驚くほど語句が覚えられるようになります。
今までワーク1ページ覚えるのに1時間かかっていたのが、15分でできるようになります。私は現在「7日間で成績UP無料講座」というものを配信しています。この記憶方法も、この講座の中で詳しく解説しています。それ以外にも、
- 子どもの勉強に対するやる気を引き出す声掛け法(親向け)
- ストレスなしで、勉強量を増やす思考法
- オール5の子も実践している定期テスト対策の仕方
>>7日間で成績UP無料講座の詳細
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー
道山ケイ
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