「高校受験って不登校でも合格できるの?」
「塾に入って勉強したほうが合格率は上がるの?」
と悩んでいませんか?安心してください。仮に不登校であっても、高校受験は合格できます。
ただ、出席日数などの状況によって対策方法が変わってきます。以下のステップに沿って、受験対策を進めてみてください。
仮に学校に行けてなくても、きちんと偏差値が上がります。その結果、第1志望の高校に合格できるはずです。
なお、この記事を読んでいるあなたが「保護者」という立場なら、まずは子どもの不登校を改善することが先です。以下のページに不登校の原因と解決法をまとめてあるので、参考にしてみてください。
>>中学生の不登校の原因と解決法はこちら
目次
ステップ①欠席日数が30日を超えているかチェックしよう
不登校の子が高校受験対策を行なっていく時、最初にやっていただきたいのは、欠席日数が30日を超えているかをチェックすることです。なぜなら、30日を超えると受験できなくなる学校があるからです。
もし30日を超えていないなら、他の子と同じように受験をすることができます。※学校によって必要な出席日数は異なるので、詳しくは担任の先生に聞いてください。
現在欠席日数が20日の場合、できれば今後の欠席日数を10日以内に抑えると、受けられる高校が増えます。もちろん、無理していく必要はないのですが、努力できそうであれば頑張ると良いです。
まずは、自分の欠席日数を確認して、受けられる高校がどこかを担任の先生と相談しましょう。これが不登校の子の高校受験対策最初のステップです。
欠席日数が30日を超えていても諦める必要はない
もし欠席日数が30日を超えていても、あきらめる必要はありません。なぜなら30日を超えていても受けられる高校もたくさんあるからです。
そういった高校を選んで受ければよいだけなので、「欠席日数が30日を超えている。人生が終わった」などと考えないようにしましょう。
諦めなければ、人生はいつでもやり直せます。
ステップ②自分に合った進路を見つけよう
欠席日数を確認したら、次に自分に合った進路を探しましょう。具体的には、自分の性格ややりたいことなどを踏まえて、条件に当てはまる高校を探しましょう。
例えば、あなたが「他の子と同じ高校に行きたい」と思うなら、今の欠席日数でも受けられる高校で、なおかつ自宅から通える高校を、担任の先生と一緒に探しましょう。
一方、「通学が辛いから、通信制の高校に行きたい」と思うなら、通信制高校の中で、自分が将来やりたいことを学べる学校を探しましょう。
最近では、以下のような一括資料請求サイトを使うと、あなたの行きたい高校の資料をまとめて取り寄せることができます。
>>通信制高校一括資料請求サイト
最低でも3校以上の学校を比較して、自分に合った進路を見つけるようにしましょう。
注意:進路選択を間違えると高校を続けるのが大変になる
高校受験を成功させるために最も大事なのは、このステップです。なぜなら、進路選択を間違えると、高校が楽しくなくなり、結局やめてしまう可能性が上がるからです。
多少面倒な作業ではあるのですが、できる限りたくさんの学校の資料を集めて、自分に合った高校を探しましょう。一人でできなければ、お父さんやお母さん、学校の先生に協力してもらうと良いです。
ステップ③できる限り内申点を上げよう
志望校が決まったら、次にやるべきことは内申点を上げることです。なぜなら、高校受験は、内申点と当日点で決まるからです。
まずは、現在の内申点と、志望校に進学するための内申点の差がどれくらいあるかを計算しましょう。例えば、差が3なら、3上げるためにどうするかを考えましょう。
内申点は、定期テストの点数で決まります。普段学校を休んでいても、テストだけなら受けられそうであれば、カウンセリング室でも保健室でも良いので、テストを受けるようにしましょう。
内申点が1上がるだけで、高校受験の合格率は大きく上がります。例え、定期テストがあと1回しかなかったとしても、1回受ければ、内申点が上がる教科もあるはずです。
なお、定期テストの勉強法については、以下のページに詳しくまとめてあります。
>>中学生の勉強の仕方解説ページはこちら
ステップ④高校受験対策を進める問題集を選定しよう
次に行うことは、高校受験対策です。なぜなら、高校受験の合否を決めるのは、内申点と当日点だからです。当日点が10点でも上がれば、合格率は大きく上がるのです。
ではどうしたら、当日点を上げることができるのでしょうか?ポイントは、問題集選びです。自分に合った問題集を選ぶことができれば、当日点はすぐに上がります。
一方、自分のレベルに合わない問題集を選んでしまうと、どれだけ勉強しても偏差値は上がりません。そこで、以下の3つのポイントを押さえた問題集を選びましょう。
- 受験当日までに最低1回、できれば3回以上解き直せる薄さの問題集を選ぶ
- 直感的に見やすいと思った問題集を選ぶ
- 解説がわかりやすい問題集を選ぶ
>>楽して偏差値が上がる高校受験勉強法まとめ
ステップ⑤塾と家庭教師を活用してひたすら勉強しよう
これまでに、一度でも不登校だった時期があると、必ずぶつかる壁があります。それは「わからない問題」です。特に数学や英語は、授業を受けていないとわからない問題がたくさん出てきます。
では、わからない問題はどうしたら良いのでしょうか?ポイントは「一人で黙々と考えないようにする」ことです。お父さんやお母さん、お姉ちゃんやお兄ちゃん、学校の先生に質問しましょう。
質問するのが難しければ、個別塾や家庭教師を活用するのもありです。今の時代、インターネット家庭教師もあります。知らない人と直接会うのは嫌な場合、こういったものを活用すれば、ネット上でわからない問題を教えてもらえます。
1人で悩んでいても、問題は解けるようになりません。わからない問題は、とにかく質問する癖をつけましょう。
ステップ⑥中学校の先生か親に協力してもらう形で面接対策をする
内申点と偏差値が上がってきたら、最後に行うのは面接対策です。不登校だった時期が長いと、人と話をするのが苦手になることがあります。
この場合、とにかく練習することが大事です。面接は、難しいことを言う必要はありません。聞かれた質問に対して、一言でも回答ができれば大丈夫です。
ただ、予想もしなかった質問が来ると、パニックになってしまうこともあるでしょう。そこであらかじめ、よく聞かれる質問については、回答を作っておくと良いです。
こちらのページに、よく聞かれる質問と模範解答をまとめてあるので、参考にしてみてください。
>>高校受験の面接対策解説ページはこちら
不登校だった原因は、前向きな回答をすればOK
欠席日数が多いと、「なぜ欠席日数が30日以上あるのですか?」という質問を聞かれることがあります。この場合、強がる必要はありません。
「友達とトラブルになって、しばらく学校に行けませんでした」という形で、事実を答えましょう。ただ、その後に、前向きな言葉を伝えると良いです。
「10日ほど休んでしまったのですが、現在はその子とも仲直りしました。今月は1度も休んでいません。」という感じで、まとめましょう。
【合格率をさらに上げる】超効率的勉強テクニック
ここまで説明した方法で不登校の高校受験対策を行えば、必ず第一志望の高校に合格できるはずです。諦めずに頑張りましょう。
ただ、せっかくなら、もっと楽して受験勉強を進めたいと思いませんか?実はその方法があるんです。私が現在無料で配信している7日間で成績UP無料講座では、
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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