「英単語や社会の語句が覚えられない」
「もっと楽して記憶できる方法を知りたい」と悩んでいませんか?
実は、短期間で確実に語句や単語を覚える方法があります。
そこで元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強をサポートしている道山ケイが、効率良く暗記する方法を解説します。
このページで紹介する3つのコツを押さえて勉強を進めれば、今まで行っていた時よりも3倍以上短い時間で記憶できるようになります。
その結果、定期テストの点数や志望校の合格率はグングン上がります。もちろん、空いた時間を使って部活の練習をしたり、友達と遊ぶこともできるようになります。
楽して成績が上がるようになるので、参考にしてみてください。
目次
最悪の暗記方法だけは絶対してはいけない
最初にあなたに伝えたいのが、最悪の暗記方法です。もしあなたが以下のような方法で暗記をしているなら、危険です。今すぐやり方を変えてください。
- とにかくノートにたくさん語句や単語を書いている
- 無言で黙々と覚えている
- 言葉をそのまま丸暗記しようとしている
ただ、私の経験上、8割の子どもたちは上記の方法で暗記をしています。なぜ間違った暗記方法をしてしまうのでしょうか?
小学校の宿題が間違った方法への最初のステップ
実は、小学校の宿題に原因があります。小学校の先生って「明日までに漢字100個ノートに書いてきなさい。」という形で宿題を出しますよね?
だから、たくさん書くことが物事を最速で覚える方法だと勘違いしてしまうのです。
でもこれは大きな間違いです。では、間違った勉強方法を教えている小学校の先生は悪いのでしょうか?実はそうでもありません。
小学生(特に低学年)の段階では、この後説明する短期間で暗記する勉強方法を実践できないからです。
小学生の間は、とりあえず繰り返し書いて覚えるしかないのです。ただそれを中学、高校でも継続するのは効率が悪くなるので、今すぐやり方を変えることが大事になります。
今すぐ記憶速度が3倍になる覚え方テクニック
ではどういった方法で、単語や語句を覚えていったら良いのでしょうか?色々テクニックはあるのですが、まずは今からお勧めする3つのテクニックを実践してみてください。
これだけで、今までよりも5~10倍速く暗記ができるようになると思います。
いきなり書くのではなく、まずは声に出して覚える
なかなか覚えられない人は、いきなり書いて覚えようとする傾向にあります。この方法はとても効率が悪い暗記方法です。書いて覚えようとさるのではなく、まずは声に出して覚えるようにしましょう。
例えば、社会のワークを覚えるとします。10個の語句を覚えようと思ったとき、まずはその10個の語句を全て言えるようにして下さい。
全部言えるようになったら、初めて書いて覚えます。この順番で行った方が効率よく覚えられます。最終的には、2回くらい書けば、十分覚えることは可能です。
流れとしては、ワークを半ページ覚える⇒1度テストしてみる(声に出すだけ)⇒間違えたところをもう一度覚える⇒もう一度、テストする(声に出すだけ)⇒全て覚えられたら、1度だけ書くという流れです。
最後に、テスト前に一通り書けるかチェックすれば、完璧です!
語句ではなく、ストーリー、ゴロ、イメージなどを活用する
例えば、徳川家康という単語を覚えたいとします。この時に「徳川家康、徳川家康、徳川家康・・・」と、何度も口に出したり書いたりしても覚えられません。
こういった場合は、徳川家康に関する映像(YouTubeの徳川家康特集や漫画など)や漫画などのストーリーを見た方が記憶に残ります。
人は、語句を覚えることは苦手ですが、ストーリー(物語)は頭に残りやすいという特徴があるからです。
もう一つの例として、国の特徴(その国の伝統的なものなど)を覚える場合、世界地図にその特徴がわかる絵を描き込むようにしましょう。
例えば、それぞれの国で有名な食事を覚えたいとしましょう。この場合、フランスはフランスパン、イタリアはパスタ、日本は寿司などの絵を、地図に描きこむということです。
ストーリーと同じで、人は語句よりも、絵やイラストなどのイメージの方が頭に残るからです。このように、ストーリーやイメージを使って覚えるだけで、記憶スピードは3倍以上早くなります。
寝る前に頭に詰め込み、朝起きたらすぐに復習をする
人間の脳みそは、寝ている間に記憶を整理します。睡眠中は、その日覚えた内容を、頭の中にある棚のようなところに入れていくのです。
この特徴を利用すると、記憶スピードを上げることができます。寝る前に覚えたい内容を頭に詰め込み、すぐに寝て、朝復習するのです。
すると、寝ている間に整理された記憶を、朝もう一度呼び起こすことになります。その結果、さらに深い知識になるのです。
私の経験上、この流れで記憶するだけで、記憶定着率が3倍以上上がります。今日の夜覚えたことは、1週間後に復習するのではなく、翌日の朝に復習するようにしましょう。
エビングハウスの忘却曲線を意識して、翌日再度復習する
人間というのは、必ず覚えたものを忘れるようにできています。忘れるスピードを表したものをエビングハウスの忘却曲線といいます。
この曲線を見ると、今日覚えた内容は、翌日には7割忘れてしまうことがわかります。(翌日の朝に復習するのは、これも理由です)
また、エビングハウスの忘却曲線を見ると、翌日復習したとしても、3日後には再び忘れてしまうことがわかります。
そこで、3日後に復習、1週間後に復習、最後はテスト前に復習という形で、定期的に復習をするようにしましょう。
このようにテスト当日までに、4回ぐらい復習をすれば、記憶が鮮明の状態でテストを受けられると思います。その結果、定期テストでスラスラ問題を解けるようになります。
あと、勉強効率そのものを上げることも記憶スピードを上げるうえで重要です。以下のページには、勉強効率を上げる様々なテクニックをまとめています。よかったらこちらも参考にしてみてください。
>>効率の良い勉強テクニックまとめ
まだまだあります!記憶力を高める応用テクニック
今回説明したような、記憶スピードを高める方法というのは、まだまだたくさんあります。
テストで全教科90点以上取っているような子たちは、無意識でこういったことを意識して勉強をしています。だから、毎回良い点数を取ることができるのです。
では、こういった効率よく覚えるテクニックというのは、どのように学べばよいのでしょうか?
現在私は、上記で説明しているテクニック以外の「短期間で物事を覚える暗記テクニック」を、7日間で成績UP無料講座という形で解説しています。
オール5を取っている子たちが当たり前に実践している勉強テクニックや、記憶力UPテクニックを全て無料で公開しているので、よかったらこちらも参考にしてみてください。
これまでに小中高生とその保護者の方、のべ3万人以上の方に読んでいただいた、人気の講座です。(今なら受講特典として、3980円で販売していた成績UPマニュアルもプレゼント中です)
>>7日間で成績UP無料講座の詳細はこちら
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。