中学生向け!勉強の仕方がわからない悩みの解決法

中学生

「勉強の仕方がわからない」

「やる気があるのになぜか勉強できない」

と悩んでいませんか?せっかくやる気があるのに、やり方がわからないだけで成績が上がっていないのは非常にもったいないです。

そこでこのページでは、元中学校教師道山ケイが「効率よく成績を上げる勉強の仕方」を解説します。

その通り実践してもらえれば、誰でもすぐに成績が上がります。その結果、高校受験もスムーズに合格できるはずです。

中学生の勉強の仕方は主に3つ「暗記」「思考」「計算」

勉強

勉強の仕方がわからないという中学生のために、まずは中学校の勉強とは何かについて解説します。実はどの教科も、暗記、思考、計算の3つの問題にわかれます。

暗記というのは、文字通り覚えているかどうか。思考というのは、覚えている知識を使って応用できるかどうか(言い換えると、考える力のこと)。

計算は、数学や理科にある計算問題です。どんな教科であっても、このどこかに属する問題orこれらが組み合わされた問題なのです。

国語・英語・社会は暗記と思考、数学と理科は3つ全て

3つ

例えば国語の場合、漢字は覚えるだけなので暗記です。長文読解や文法は、暗記と思考が合わさった問題です。基本的なパターンを覚え、それを活用して解いていく問題だからです。

英語も国語と同じで、英単語は暗記です。長文読解や文法問題は暗記+思考です。社会は9割暗記です。地理でグラフを読み解く問題などは思考です。

数学と理科の場合、単純な計算問題は計算です。応用問題は、計算と思考が合わさった問題です。理科の語句を覚える問題は暗記です。

このように、5教科全て暗記、思考、計算の3つが組み合わさってできているのがわかると思います。

効率よく物事を覚えることができれば9割できたようなもの

暗記

では、暗記、思考、計算の中で最も大事な勉強はどれでしょうか?現在の中学生の場合、暗記が最重要です。

なぜなら、中学校の定期テストの問題の9割は、覚えるだけでできる問題だからです。大学のセンター試験が撤廃されたことにより、少しずつ思考の割合が増えていくことは事実です。

しかし、すぐに定期テストの作り方を変えることはできないので、この先10年間は暗記の割合が高いままだと思います。

そこで、勉強の仕方がわからない中学生の場合、最初にやるべきことは「効率よく語句や解き方を覚えられるようにする」ことです。

では、どのような勉強方法を行えば、効率よく語句や解き方を覚えることができるのでしょうか?色々とテクニックはあるのですが、最初に意識するのは次の2つです。

暗記の基本は「問題集を繰り返すこと」

問題集

よく「覚えたことをすぐに忘れてしまうのですが」という相談をいただきます。実は物事を忘れるのは、人間として当然のことです。

人間は、生活しているだけで様々なものを見ます。それを全て覚えていたら、すぐに頭がパンクしてしまうからです。

そこで人間は自然に「1度しか見ていないものは忘れ、複数回見たり聞いたりしたことだけ記憶する」ようになりました。

この理論がわかると、「物事を覚える方法=繰り返し見ること、聞くこと、書くこと」だというのがわかると思います。

そこでどの教科の勉強でも最初にやってほしいのは、問題集を繰り返すことです。繰り返すことで脳みそが「この知識は重要だ」と判断するため、覚えることができるからです。

書くよりも先にやるべきことは、読むこと

時間

問題集を繰り返すだけなのに、多くの子は語句を覚えることができません。それはなぜでしょうか?答えは「時間が足りない」からです。

現代の中学生は本当に忙しいです。学校に行って授業を受けるのはもちろん、朝と夕方に部活をしたり、夜には友達とLINEをしたりしないといけません。

そんな中で、勉強もしないといけないのです。つまり、時間がなくて問題集を繰り返すことができないのです。

ではどうしたら、時間をかけずに問題集を繰り返すことができるのでしょうか?ポイントは「書かないこと」です。

語句を書こうとすると時間がかかるため、最初は口に出す形で繰り返すようにしましょう。ある程度頭に入った後で書いていったほうが、効率よく覚えることができます。

国語、社会、数学、理科、英語の細かい勉強テクニック

勉強

ここまでに伝えたように、効率よく問題集を繰り返していくことが、成績を上げるために行う基本的な勉強方法になります。

ただ、もう少し細かいテクニックがあるのも事実です。例えば国語の場合、長文読解の解き方や漢字を覚える方法は、これまでに説明した方法とは若干異なります。

また、数学の場合、わからない問題が出てきたときの解決方法や応用問題の解き方なども、若干違います。こういった部分については、以下のページに詳しくまとめてあります。

>>中学生の国語の勉強方法詳細編はこちら

>>中学生の社会の勉強方法詳細編はこちら

>>中学生の数学の勉強方法詳細編はこちら

>>中学生の理科の勉強方法詳細編はこちら

>>中学生の英語の勉強方法詳細編はこちら

さらに細かいテクニックを学んで、もっと楽に定期テストの成績を上げたい場合は、一度こちらの記事も参考にしてみてください。

あと、上記は定期テスト対策の勉強方法です。高校受験対策の場合は、若干異なります。こちらについては以下のページにまとめてあります。

>>効率の良い高校受験の勉強方法はこちら

やる気はあるのに勉強できない原因と対処法

スマホ

ここまでに解説した方法で勉強を進めていけば、勉強できない悩みは解決できると思います。ただこれだけだと成績は上がりません。

なぜなら「やる気はあるのに勉強できない問題」が起こるからです。この理由は主に2つあります。

1つは怠け心です。やる気はあるのに、ついスマホやゲームに逃げてしまうと勉強できません。

もう1つは睡魔です。部活を頑張っている子ほど、机の前に座った瞬間眠くなります。

この2つに負けてしまうと、やる気はあるのに勉強できない状態になるのです。

環境を変えて勉強するのがお勧め

図書館

こんなときお勧めの方法は「勉強環境を変える」ことです。例えば、家で勉強する場合、目の前にベッドがあると思います。

すると少し眠くなっただけで、ベッドに倒れてしまいます。しかし、図書館の自習室で勉強していたら、多少眠くても寝るところがありません。

仕方なく、勉強します。また、部屋で勉強する場合、誰も見ていないので、すぐにスマホを触ってしまいます。

図書館の自習室だと、周りの子はみんな勉強しているので、自分だけスマホを触りずらい雰囲気が出ています。

こういったところに行くと、スマホを触る時間を減らすことができるのです。このように人間は周りの環境に大きな影響をうけます。

やる気はあるのに勉強できない場合、一度勉強環境を変えてみるのがお勧めです。

ストレス0で自然に勉強時間が増える裏技

受験

ここまでお伝えした方法で勉強を進めていけば、確実に成績を上げることができます。その結果、第一志望の高校にスムーズに合格できるでしょう。

ただ、成績を上げるうえでもう一つ意識してほしいポイントがあります。それは「勉強時間」です。

どれだけ効率の良い勉強方法を行っても勉強時間が短いと成績は上がりません。そして、勉強時間を増やすのは、非常に大きなストレスがかかります。

だから多くの子は、勉強時間が増えないため、なかなか成績が上がらないのです。ではどうしたら、ストレスをかけることなく勉強時間を増やすことができるのか?

私は現在、この部分について詳しく解説した7日間で成績UP無料講座を配信しています。この講座では、
  • オール5の子が当たり前に実践している超効率的勉強法
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以下のページに講座の詳細と、実際に成績が上がった子から届いた成績表を紹介しているので、よかったらこちらも参考にしてみてください。

>>7日間で成績UP無料講座の詳細はこちら

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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