頭がいい人の筆箱の中身とは?

筆箱

「どんな筆箱を使えばよいかわからない」

「頭がいい人ってどんな筆箱の中身なのか知りたい」

と思いませんか?実は、成績が良い子どもたちの筆箱の中身を見ると、共通点があります。

元中学校教師として、1000人以上の子どもたちの筆箱を見てきたからこそわかる、頭がいい人の筆箱の中身を解説します。

あなたの筆箱と比べてみて、共通点があるかチェックしてみてください。違いがたくさんある場合、少し直すだけで楽に成績が上がるようになりますよ!

成績が上がらない子の特徴は、シャーペンやマーカーが多すぎる

成績が上がらない筆箱
あなたの筆箱の中には、どんなものが入っているでしょうか?上記の写真は、典型的な「成績が上がらない子の筆箱の中身」です。

これをみてあなたはどのように感じたでしょうか?「多すぎて、持ち運びが不便そう」「この人、普段何本色を使ってノートを書いているのだろうw」と感じたら、素晴らしいです。

一方「たくさんあって可愛い」「私もこれくらいコレクションしたい」と思ったら危険です。

実は、筆箱の中身が多すぎる子は、成績が悪い子が多いです。なぜなら、次の2つの理由があるからです。

理由1 ノートを取るときに綺麗に書くことを意識してしまう

ノート

色ペンがたくさんある子は、少ない子に比べ、色鮮やかな綺麗なノートを描くことができます。平常点を上げるという目的なら、悪くないのですが、「きれいにノートをまとめよう」という意識は危険です。

ノートを描くことばかりに意識が行ってしまうため、一番大事な授業内容が頭に入ってこないからです。ノートは、文字だけ丁寧に書き、色や図は使いすぎないほうが良いです。

以下のページに詳しいノートのまとめ方を紹介しているので、参考にしてみてください。

>>成績が上がる良いノートと悪いノートの違いとは?

理由2 普段使うシャーペンや消しゴムを探すのに時間がかかる

消しゴム

筆箱の中にたくさんのペンやマーカーが入っていると、授業で使うシャーペンや消しゴムを探すだけで時間がかかります。ノートを取ろうと思ってペンを探している間にも、授業はどんどん進んでいきます。

その結果、授業についていけなくなるのです。普段、「先生の授業が速すぎてついていけない」と感じているなら、筆箱の中身が多すぎる可能性も高いです。一度チェックしてみてください。

頭がいい人は、とにかくシンプルで最低限のものしか入っていない

頭がいい人の筆箱の中身
では、頭がいい人の筆箱の中身はどういう感じでしょうか?上記の写真を見てください。こちらは頭がいい人の筆箱の中身です。

なぜ、この方の筆箱の中身が良いのかというと、とにかくシンプルだからです。入っているものを見ると、
  • シャーペン3本
  • マッキーペン1本
  • 色ペン3本
  • 色マーカー2本
  • シャー芯1ケース
  • 消しゴム1つ
  • 定規1本
  • スティックのり1つ
のみです。実にシンプルな作りになっていると思います。これくらいシンプルにすれば、シャーペンを探すのに時間がかかりません。また、必要以上にノートをきれいに書いてしまうこともないです。

あなたが筆箱の中に何を入れようか悩んでいたら、上記の方を参考にしてみてください。これだけシンプルにすれば、それだけで成績は上がりますよ。

定期テスト、高校受験、大学受験当日のみ消しゴムを2つにする

受験

応用編として、定期テスト、高校受験、大学受験当日は、少し中身を変えると良いです。まず、
  • マーカー
  • 色ペン
  • スティックのり
は使わないと思います。これらは自宅に置いていきましょう。代わりに、
  • 消しゴム
  • 定規
は2つずつ用意しましょう。試験中に落としてしまった場合、試験監督が拾ってくれると思うのですが、監督が来るまでに時間がかかるからです。

また、試験中に無くしてしまうとパニックになることもあるので、あらかじめ2つ用意しておくと安心です。

筆箱の中身を減らす方法は、2つ作ること

2つ

筆箱の中身はシンプルな方が良い!ということがわかっても、なかなか量を減らすのは勇気がいることだと思います。

特に、シャーペンやマーカーが大好きで、コレクションのように文房具を増やしてきたなら、それらを捨てるのは難しいでしょう。

そういった子におすすめなのは、筆箱を2つに分けるという方法です。授業用と予備用の2つに分けて、授業用のみシンプルな中身にしましょう。

普段は使わないけど、ここぞというときに使いたい
  • 色々な種類のマーカー
  • はさみやカッターやホッチキス
  • 予備の定規や予備の消しゴム
などは、予備用の筆箱に入れておくのです。その筆箱のみ、ロッカーに入れておけば、使いたいときにいつでも使えると思います。

荒れている学校の場合、筆箱を盗まれる危険があるので注意

教室

ただし、学校があれているとロッカーの中身を盗まれることがあります。普段、教室に鍵を閉めていない学校であれば、ロッカーに入れておくのは危険です。毎日自宅に持ち帰るようにしましょう。

いずれ2つ持ってくるのが面倒だと感じるようになったら、普段は自宅においておき、美術や技術の授業で必要な時のみ、予備の筆箱を持ってくると良いです。

【応用編】面倒な男子は女子に借りるという方法もあり

はさみとカッター

最後は応用編です。あなたが男の子であれば、そもそもカッターやハサミなどを学校に持っていくのは面倒だと思うかもしれません。

もしそういった気持ちであれば、「必要な時のみ誰かに借りる」という方法がお勧めです。たいていマメな女子が持ってきているので、使うときだけその子の借りましょう。

異性と話すきっかけもできますし、借りたら何かでお礼をしないといけないという気持ちも出てくると思います。そういったところから、自然に他人を助ける気持ちも出てくるでしょう。

カッターやハサミを借りたお礼に、重たい持ち物を運ぶ手伝いをするとか、友達に悪口を言われていたら助けてあげるとかして、恩返ししてあげてください。

この世の中は、1人では生きていけません。学校も同じで、クラスみんなで自然と協力し合えるような人間関係を作っていきましょう。

楽に定期テストの点数を上げる秘密の勉強法

勉強

筆箱をシンプルにする目的は、成績を上げることです。今回紹介した整理方法で、無駄な筆記用具を整理しましょう。それだけで、成績が上がると思います。

ただ、成績を上げるうえで最も大事なのは筆箱の中身ではありません。勉強方法ややる気です。ではどうしたら、効率よく勉強を進めることができ、やる気もUPさせることができるのでしょうか。

これらについては、私が現在無料で配信している7日間で成績UP無料講座で紹介しています。お父さんお母さん向けの講座なのですが、小学生、中学生、高校生本人が読んでも役立つ講座です。
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!頭がいい人の筆箱の中身

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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