高校受験の合格率を考える時に大事なのが「偏差値」です。なぜなら、高校ごとに偏差値が決まっていて、あなたの偏差値がそのレベルまで上がらないと合格できないからです。
ではそもそも偏差値とは何なのか?またどのように求めていけば良いのか?など偏差値に関して気になる疑問をまとめました。
最後に私が考える最も短期間で偏差値を上げる方法についても紹介したので、よかったらこの方法を使い受験の合格率を上げていきましょう!
目次
そもそも偏差値とは何か?
そもそも偏差値とは何でしょうか?Wikipediaなどを見ると以下のように説明されています。
ある数値がサンプルの中でどれくらいの位置にいるかを表した無次元数
正直意味不明ですよね?そこで若干概念は異なるのですが、中学生にもわかりやすくかみ砕いて説明します。
偏差値とは一言でいうと、ある集団の中であなたがどこにいるかを示した数字だと考えてください。例えばあなたのクラスには40人の生徒がいるとします。
この40名の中であなたが今どの位置にいるかを現した数値です。最もわかりやすいのが定期テストです。
他の子よりも上の位置にいるなら数値も上がる
例えば定期テストのあなたのクラス順位が20位だとします。すると偏差値は50です。もしあなたの順位が、
- クラス1位⇒偏差値80
- クラス10位⇒偏差値60
- クラス30位⇒偏差値40
- クラス40位⇒偏差値30
まとめると、仮に定期テストの場合、あなたの順位がクラスの真ん中あたりなら50、上の方なら60、70と数値が増えていく。下の方なら、40、30と数値が減っていくと考えてください。
小学生・中学生・高校生でも簡単にできる求め方の公式
この偏差値ですが、自分で求めようとすると非常に面倒です。複雑な式に当てはめて求めないといけません。
とはいえ、高校受験の合格率を考える時に必要な数字なので、求める必要があると思います。そこで誰でも簡単にできる方法をお伝えします。それは、
「50+(自分の得点-平均点)÷2」という公式に当てはめるのです。例えばあなたの理科テストの合計点が80点だとします。今回の平均点が60点だとします。
この場合あなたの偏差値は50+(80-60)÷2=60ということになります。誰でも1分でできますよね?
ただしこの方法は100点満点のテストでしかできません。もし5教科の合計点で偏差値を出したい場合は、100点満点に換算した数字で計算してみてください。
正確な数値を求めたいなら模試を受ける
上記の計算で出る偏差値はあくまでも目安です。もし正確な数字を求めたいなら、模試を受けるのが速いです。
例えば河合塾などは「高校入試統一テスト」という模擬試験を実施しています。こういった学習塾の模擬試験を受ければすぐに自分の偏差値が出ます。
埼玉県であれば、北辰テストという有名な模試がありますよね?あなたが住んでいる地域でも、こういった模試を行っている塾があるはずです。
一度「地域名+模擬試験+高校受験」と調べてみてください。誰でも5000円ほどで受けられると思います。
あなたが住んでいる地域や、全国にいる中学生の中での偏差値が出るので、受験にも役立つはずです。
誰でもできる!簡単に偏差値を上げる方法
高校受験を成功させるためには、偏差値を上げていかないといけません。ではどういった勉強をすれば偏差値を上げられるのでしょうか?
実は多くの中学生が知らない大事なポイントが3つあります!
志望校を明確にする
人間というのはなんとなく偏差値を上げたいと思っていても上がりません。なぜなら偏差値を上げるというステップは楽しくないからです。
すぐに結果が出るものではないですし、勉強はゲームと比べて楽しくないからです。それを乗り越えるためには、明確な目標が必要です。
多くの子にとって偏差値を上げる目的は「志望校に合格するため」です。つまり志望校が決まっていなかったり、なんとなく志望校を決めていたりすると偏差値は上がらないのです。
偏差値が上がらない時間を切り捨てる
志望校が明確になると、その高校に合格するために偏差値を上げる必要が出てきます。ただ、ここで問題になるのが、偏差値を上げるためには勉強する必要があるということです。
勉強するためには時間が必要です。この時間を確保しない限り、偏差値は上がらないのです。
一度あなたの毎日の過ごし方を紙に書き出してみてください。その中から、偏差値を上げるために役立たない時間を書き出します。例えば、
- ゲームをする時間
- Youtubeを見る時間
- うたた寝をする時間
効率の良い勉強法を実践する
時間が確保できたら、最後にするのは効率よく偏差値を上げる勉強を行うことです。多くの子が学校のテスト勉強をすれば偏差値が上がると思っています。
これは大きな間違いです。学校の定期テストで高得点を取る勉強法と、偏差値を上げる勉強法は異なります。
国語がわかりやすいのですが、定期テストは学校で習った文章がそのまま出ます。一方模試や高校入試というのは、初めて見る文章が出るからです。
初めて見た文章でも解ける力を付けないといけないのです。そこで次のページでは効率よく偏差値を上げる高校受験勉強法についてまとめています。
こちらを参考にしながら、勉強を進めてみてください。早ければ1か月、遅くとも3か月後には少しずつ偏差値が上がってくると思います。
>>偏差値が上がる!高校受験勉強法
今すぐ次の定期テストで50点UPする方法
最後に一つ大事なことをお伝えします。高校受験を成功させるうえで、偏差値を上げることは大事です。ただそれと同じくらい内申点を上げることも大事なのです。
では内申点はどのように上げていけばよいのかというと、目の前の定期テストで高得点を取ることが最も大事です。提出物や授業態度よりも、とにかく定期テストで高得点を取らないと内申点は上がりません。
そこで私が現在無料で配信している「成績UP無料メールLINE講座」では、7日間で定期テストの点数を上げる超効率的勉強法を紹介しています。
またお父様お母様向けに、上手に子どものやる気を引き出す方法も紹介しています。過去に3万人以上のお父様お母様に読んでいただいた講座です。よかったら参考にしていただけると嬉しく思います。
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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