【元中学校教師が解説】高校受験勉強法と学習スケジュールをまとめました!

高校受験

「高校受験の勉強方法がわからない」

「スケジュールや計画表の立て方がわからない

と悩んでいませんか?安心してください。このページでは、私が中学校教師時代、クラスの子どもたちの97%を第一志望の高校に合格させた「超効率的受験勉強法」と「誰でも偏差値が上がる学習スケジュールの立て方」をまとめました。

この通り実践していただければ、第一志望の合格率はグングン上昇します!4月には、あなたが行きたい高校に合格し、部活、恋愛、友達関係などが充実した楽しい高校生活を送れるはずです。

目次

中1の子はまずは定期テストで点数を取ろう!

定期テスト
偏差値70以上の高校を目指していく子であれば、確かに中1から受験勉強をしていった方が合格率は上がる思います。

ただ私の感覚だと中1という時期は最低限、定期テストの勉強だけはしっかりやってそれ以外は部活や遊びに力を入れた方が結果として合格率は上がると思います。

なぜなら、この時期に遊んでおかないと後で「勉強せずに遊びたい」と思ってしまうからです。その結果受験直前になって遊んでしまい、合格率が大きく下がります。

まだ中学生が始まったばかりの1年生は、部活と遊びと学校に慣れることだけを意識すれば十分だと思います。定期テストの2週間前からだけ勉強を頑張りましょう!

>>中学1年生向け!定期テストの勉強法はこちら

中2の場合の受験勉強スケジュール

文化祭
中学2年生になると少しずつ、受験勉強を始めていかないといけなくなります。ただここでも2年生の12月ごろまでは、部活や文化祭などに集中した方が良いです。

なぜなら中2という時期は、中学校生活の中で最も充実した1年間になるからです。部活でもレギュラーになる子が出てきたり、文化祭でも歌を歌ったりする子が出てきます。

ある意味受験勉強前の最後の楽しい時間とも言えるので、悔いがない程度まで遊びましょう。そして文化祭などが終わり、3学期になったら一気に受験勉強に、舵を切っていきましょう。

では中2の3学期にやる受験勉強は何かと言うと、この時期にやるべきことは次の2つです。

12月から2月は1,2年生の数学と英語の復習

英語
まずは1,2年生の数学と英語の復習をしましょう。2つの教科というのは復習するのに時間がかかります。早い段階で始めていかないと後で絶対に時間が足りなくなるからです。

ではどのように復習していけばよいかというと、一番楽なのは1,2年生の学年末テストをやり直すことです。学年末テストは1年間で習った最も大事な問題が詰まっています。

これをやり直すことで、1年分の復習ができます。学年末テストをやり直すと、苦手分野が見つかると思います。そこを問題集を使って重点的に復習しましょう。

また余裕があれば、学年末テストだけでなく、1年間に行った全てのテストをやり直すと効果的です。早い段階から復習をしておけば、3年生になってからの受験対策が非常にスムーズになります!

その結果、第一志望の合格率も大きく上がると思いますよ。

中2の3月(春休み)は問題集の選定と勉強計画

スケジュール
これから長い長い受験勉強に入っていくわけですが、そこで大事なのが1年以上使っていく参考書や問題集を決めることです。

具体的な決め方については、教科ごとの勉強法の部分を参考にして頂きたいのですが、大事なことは後で変えることがないようにしっかりと納得する問題集と参考書を選ぶようにすることです。

またこれから1年間の学習スケジュールもこの時期に大雑把に決めておくと良いでしょう。※おすすめのスケジュールはこの後解説します。
  • 1日何時間程度勉強するのか
  • 春休みや夏休みなどは何をするのか
  • 定期テストの学習との兼ね合いはどうするのか
などを決めておくようにしましょう。間違ったスケジュールで受験勉強をしていくと入試直前になってから焦ります。その時にはもう手遅れです。

今からどういったスケジュールで受験対策をしていくかきちんと計画を立てましょう。

中3の子が意識すべき学習スケジュール

勉強
3年生になるといよいよ本格的に受験勉強がスタートしてきます。ではどういったスケジュールで進めていくと良いのでしょうか?

ここでは私のおすすめの学習スケジュールをまとめます。これはあくまでも理想です。この通り進められたら、誰でも確実に第一志望に合格できます。

全て実行できなくても良いので、少しだけでも取り入れてみてください。それだけで第一志望の合格率が大きく上がると思いますよ!

4月から7月までは数学と英語に焦点を当てよう

入学式
4月に受験対策の問題集選定が終わっていると思います。その問題集の、英語と数学をどんどん進めていきましょう。

受験対策の問題集は、1,2年生から順に載っていると思います。最初の方は既に習っている部分だと思うので、復習しながら進めていけると思います。

また2年生のうちに、テストをやり直しながら復習できているなら、すらすら進むと思います。(できていない場合は、ここで受験問題集を使って進めていけばOKです)

1,2年生の範囲を夏休みまでに終わらせることができたら、その後の勉強が非常に楽になります。また、英単語と英熟語を1日5個とか10個と決めて覚えていくとさらに良いです。

7月から8月(夏休み)は数学と英語の応用問題+その他の基本問題

夏休み
7月から夏休みに入るのですが、今年は遊びに行く回数を大きく減らしましょう。今年1年間はできる限り勉強に力を入れると良いです。

では何の勉強をすればよいのか?7月までに数学と英語の中1、中2部分が終わっているなら、ワンランク上の問題集(数学と英語)を買ってきましょう。

それをどんどん解いて、応用力をつけていきます。またそれと並行して、国語、社会、理科の中1、中2部分を行っていくと良いです。

これはあくまでも理想です。多くの子は夏休みから勉強を始めると思います。その場合は、7~8月に数学と英語の中1中2部分を進めれば大丈夫です。

9月から12月は国語、社会、理科を一気に追い込む

計画を立てる
夏休みまでに数学と英語の基本がしっかりできている場合、ここからは国語、社会、理科の3教科に力を入れていきます。

この3教科は3か月あれば大きく偏差値アップできるので、ここから一気に追い込みましょう。中1、中2の部分からどんどん問題集を解いていきます。

国語は1日5個とか10個と決めて、漢字を覚えていくと良いです。数学と英語は、応用問題を解いていきましょう。特に英語は長文読解に特化して勉強していくと良いです。

9月から受験勉強を始める子の場合、9月に数学と英語を集中して進め、10月からは5教科を並行して進めていくと良いです。

12月になったら過去問を解こう

過去問
12月になったら、必ずやってほしいのが「過去問を解く」ということです。なぜなら受験勉強と言うのは、学校や都道府県ごとに傾向が異なります。

今まで中学校で受けてきたテストと比べ、問題の出し方が少し変わっていたりするので、それに慣れる必要があります。そこで過去問を必ず解くようにしてください。

とはいっても、適当に過去問を解いても偏差値は上がりません。ある2つのポイントを意識して解いていくことが大事になります。

>>受験勉強の過去問を解くときに大事なポイント

1月になったら面接練習をしよう

面接練習
1月になったら面接練習をしましょう。学校によって面接試験がないところもありますが、もし面接試験があるならここはしっかりと対策をしましょう。

なぜなら私たちが思っている以上に、配点が高いからです。どれだけ偏差値や内申点を上げてもここで手を抜くと受験には合格できません。

学校の先生やお父さんお母さんと協力をしながら対策を進めましょう。面接対策は多くの子があまり力を入れません。

つまりあなたが少し対策をするだけで、他の子に大きく差を付けられる部分です。最低でも1か月間は面接対策に力を入れましょう。

>>高得点が取れる!面接練習の仕方はこちら

国語の受験勉強は過去問が重要!

国語
国語の受験勉強で最も大事なことは基礎を固めることと過去問を解くことになります。この勉強方法を間違えると、どれだけ勉強しても偏差値が上がらず受験が失敗に終わります。

後で後悔する前に次の方法で進めるようにしてください。一度やり方さえ覚えてしまえば、あとは同じ方法を繰り返すだけで自然に偏差値が上がっていきますよ!

ステップ① 過去問をしっかり解こう

国語過去問
まずやるべきことは過去問を解くことです。中3の受験勉強スケジュールのところで、過去問は12月になったらやろう!と書いたのですが国語だけは別です。

夏休み頃になったら、もう過去問を解き始めてOKです。なぜなら国語は過去問を解くことで、長文読解の力が付くからです。

最低でも3年、できれば10年くらいは過去問を解くようにしましょう。これで最低限の長文読解能力が付きます。

ステップ② 漢字と文法をマスターする

漢字
次にやってほしいのは、漢字と文法という2つの基礎をしっかりと固めることです。この2つはきちんと勉強をすれば、確実に点数が取れる部分になります。

漢字は高校入試の漢字がまとまっている参考書が書店に売っているので、それを1冊買ってきてひたすら覚えましょう。大学入試や就職試験でも役立つので、覚えておいて損はありません。

文法は高校入試対策の問題集を1冊買ってきて、それを最低でも2回は繰り返しましょう。もしわからなければ、すぐに解説を読んでやり方を覚えてしまうと良いです。

それでもよくわからないところは、一人で悩まず学校の先生や塾の先生に教えてもらいましょう。

ステップ③ 長文読解の力をパワーアップさせよう

勉強
最後にやるべきことは、長文読解の力をひたすらパワーアップさせていくということです。高校入試国語の場合、結局最後は長文読解で何点取れるかが勝負になります。

ではどうしたら長文読解の力が付くのかというと、ひたすら長文読解問題を解くことになります。中学校の授業だけだと長文の勉強時間は限られます。足りない分を自分で補うことが大事です。

ステップ1で過去問は解いていると思うので、最低限の力は付いていると思います。ただこれだけだとまだまだ甘いので、時間がある限りひたすら解き続けましょう。

書店で専用の問題集を買ったり、塾の問題集を使って、毎日1問は長文読解の問題を解く!くらいの覚悟で進めて行きましょう。

100問くらい解けば、読むスピードが速くなり、パターン認識ができるようになるので、一気に偏差値が上がります!

また高校入試対策の問題集の解説には、長文を解くときのコツが載っているものも多いです。そういった問題集を見つけたら迷わず購入し、ポイントを覚えると良いです。

さらに細かい受験勉強テクニックを実践し、楽して高得点を取りたいという場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。

>>楽して高得点が取れる!国語の受験勉強法のページ

社会の高校入試対策のまとめ

公民
社会の受験勉強というのは、とにかく短期間で偏差値が上がるので、中3の2学期からはじめても結果が出ます。

今全く受験勉強をしていないという場合は社会だけに絞って、勉強をしていくというのもおすすめです。3か月死に物狂いで勉強すれば、誰でも8割以上解けます。

数学や英語は偏差値が上がるのに時間がかかるので、もし残り時間が少なければ社会に集中するのもおすすめです!

ステップ① ひたすら語句を頭に叩き込もう!

社会の教科書
受験勉強を始める時期にもよるのですが、社会の学習の基本は「暗記」です。つまり語句をしっかりと覚えることで、簡単に偏差値を上げることができるのです。

ではどうしたら語句を覚えられるのかというと、問題集を繰り返し解くに尽きます。
  • 学校で使っている問題集
  • 書店に売っている受験対策問題集
  • 塾で配布された問題集
あなたが一番使いやすいと思うもので良いので、とにかくひたすら問題集を解いてください。

今まで定期テストのたびに、しっかりと語句を覚えてきた子であれば2回、いつもうろ覚えで進めてきた子であれば4回は、問題集を解き直すようにして下さい。

ステップ② 過去問を3年解こう!

社会過去問
次にやるべきことは過去問を解くことです。過去問を解くことで都道府県ごとの傾向がつかめたり、覚えられていない部分がわかります。

またグラフ問題などの、覚えるのではなく理解する問題を解いていく力が身につきます。国語ほど重要ではないので、時期としては12月に入ってからでOKです。

最低3年分は過去問を解くようにしてください。この時、きちんとタイマーで時間を計って解くようにしてください。時間配分を体でマスターするのが重要です。

ステップ③ 苦手分野を再度暗記しよう

暗記
過去問を解くことで見えてきた、自分の苦手な部分を再度覚え直しましょう。歴史が苦手な子であれば、再度歴史の部分のみ問題集を解き直しましょう。

地理のグラフが苦手な子であれば、グラフの問題を繰り返し解きましょう。苦手分野が克服できれば、10~20点くらいアップできます。

ポイントは寝る前に語句を覚えることです。寝る前に頭に無理やり入れると、寝ている間に脳みそが知識を整理します。そして朝起きた時にざっと復習すると良いです。

なお高校入試社会の勉強法については、以下のページでさらに詳しくまとめていますのでよかったら参考にしてみてください。

>>すぐに偏差値が上がる!高校受験社会の勉強法

数学の偏差値アップで大事なこと

数学
数学の偏差値を上げていくステップは、本当に時間がかかります。時間がかかるからこそ、きちんと中2の冬から受験勉強を進めてきた子でないと思うように上がりません。

逆に中2の冬からしっかりと対策をしてきた子は、他の子と一気に差を付けることができる教科になります。とはいえ、やり方さえ間違えなければ3年生からでも偏差値を上げることも可能です。

これから受験勉強を始める子は、気合を入れてこの記事を読んでください。まずは偏差値10UPを目指して勉強を頑張りましょう!

ステップ① 基礎問題を繰り返そう

勉強
まず最初にやるべきことは、学校の問題集でも受験対策の問題集でも塾の問題集でもどれでも良いので、最低2回繰り返すことです。

しっかりと定期テストの時に、勉強をしてきた子であれば、2回繰り返せば公式などが思い出せます。

もし今までサボってきた子であれば、わからない部分を家庭教師の先生などにサポートしてもらいながら、一つずつ解けるようにしてください。

偏差値50以下の学校を狙うなら、おそらくステップ1だけで、受験勉強が終わってしまうと思います。

それくらいこの部分は、面倒で時間がかかる部分です。でもそれくらい効果が高い勉強方法なので、手を抜かずしっかりとやるようにしてください。

ステップ② 応用問題を解こう

数学問題集
偏差値50以上の学校を目指す子は、基礎の問題集が解けるようになったら、ワンランク上の問題集を解きましょう。

※偏差値50以下の学校を目指す子は、この部分は飛ばしてください。

おそらく基礎問題集ができるのは、中3の夏か秋ごろだと思います。だから受験本番まで残り半年くらいだと思います。

時間を考えると、多くて2回、もしかしたら1回しか問題集ができないかもしれません。それでも仕方がないです。

1回でもハイレベルな問題に触れておくことで、テスト当日に同じような問題が出てきたときに、解き方の流れがイメージできます。

一度も解いたことがない状態だと、おそらく何から手を付けたらよいのか、わからなくなってしまいます。

だから覚えようとするのではなく、ハイレベルな問題に慣れるという目的で、ワンランク上の問題集を解くようにしてみてください。

ステップ③ 過去問を解こう

数学過去問
最後に過去問を解きましょう。時期としては12月頃で大丈夫です。過去問を解く目的は問題に慣れることと、苦手分野を探し出すことです。

ここで見つかった苦手分野については、その後の1か月で徹底的に対策をしてください。時間との闘いになるので、わからない問題はすぐに先生や友達に質問するのがポイントです。

また少し考えてもわからなさそうな問題は、いっそのこと捨ててしまうという手もあります。受験は5教科の合計で合否が決まります。数学で10点上げるより社会で上げる方が簡単なケースもあります。

なお数学の細かい受験対策については、以下のページにまとめてあるので、このページを読み終わったらチェックしていただけると嬉しく思います。

>>さらに詳しい!高校受験数学の勉強法

理科はこの問題集を使って合格をつかみ取ろう!

理科室
理科の受験勉強法も社会とほとんど同じです。1冊問題集を決めて、それをひたすら繰り返すことになります。

ただ社会の勉強法の時には、問題集の選び方について、あまり詳しく触れていませんでしたので、ここでは少し問題集の選び方にも触れていきます。

問題集の選び方を間違えると、受験は絶対にうまくいきません。ここでお伝えする方法は、理科以外の全ての教科の問題集選びに活用できる方法です。

この方法で5教科全ての問題集を選ぶだけで、勉強効率が2倍はアップするので、楽して偏差値がグングン上がる状態になると思います。

ステップ① 使いやすい問題集を選ぶ

問題集選び
高校受験の勉強を進めて行くうえで、問題集選びは非常に重要です。なぜならここを間違えると、結局入試本番までに時間が足りなくなり、全ての範囲を覚えることができなくなるからです。

では問題集はどういった基準で、選んでいったらよいのかと言うと、子どものレベル(偏差値)にあったものを選ぶのが大事になります。

偏差値60くらいの子であれば、分厚くて細かいところまで掲載されているハイレベル問題集を使ってOKです。偏差値40の子が上記の問題集を使っても、おそらくわからないところだらけで、時間がかかりすぎてしまうわけです。

この場合は、ペラペラで良いので、きちんと繰り返し学習できるレベルの、問題集を選ぶのが良いです。もちろん学校の問題集でも大丈夫です。

ステップ② 問題集を繰り返し解く

勉強
自分に合う問題集が決まったら、後はそれをひたすら解いていきましょう。最低でも2回、できれば4回は解きましょう。

理科の場合は社会と違って、多少計算問題が出てきます。もしわからなければ、きちんと解けるようになるまで、先生に教えてもらってください。

わからないまま放置しておくと、そこで点数が頭打ちになってしまいます。ポイントは付箋を貼っておいて、まとめて質問することです。

ステップ③ 過去問+苦手分野補強

理科過去問
12月になったら過去問を解き、そこで出てきた苦手分野を補強していきましょう。この辺りは社会と同じ流れになります。

あと理科の場合は、過去問を解きながら「わからない問題はどんどん飛ばす」という練習をしてください。飛ばす練習をするのも過去問を解く目的の一つです。

苦手分野に時間を取られると、せっかく取れるはずだった得意分野で、点数を落としてしまう可能性があります。これは注意するようにしてください。

なお理科の受験勉強法については、以下のページにさらに詳しくまとめているので、よかったら参考にしてみてください。

>>さらに効率の良い理科の受験勉強法はこちら

英語の高校受験勉強法

abc
英語の学習方法は国語と似ています。ただ普段使わない言語です。若干勉強の流れが異なるので、その部分をしっかりとまとめます。

適当に勉強しても偏差値は上がらないので、必ずこれから説明するステップで勉強を進めていきましょう。

ステップ① 英単語と英熟語を覚える

英単語
英語は普段使わない言語です。だから最初に英単語と英熟語をしっかりと覚えるようにしてください。

これをしていかないと、結局文章自体の意味が分からないので、問題の解きようがないのです。

ただここで一つ大きな問題があります。中学生が高校入試までに覚える英単語は約1500、英熟語は約500あります。

つまり1年間で覚えようと思ったら、1日5個ずつは覚えていかないといけないわけです。

さすがに毎日は厳しいと思うので、休む日も入れることを考えると、どうしても1日10個くらいは覚えていかないと間に合いません。

さすがに1日10個ずつ覚えていくのは大変です。できる限り、中2の冬から始めるようにしてください。

ステップ② 文法問題を解いていく

英文法

ステップ①と並行して進めてほしいのが、文法問題を解いていくというステップです。いくら英単語と英熟語を覚えたとしても、最低限の文法を理解していないと、文章を読むことができません。

書店に売っている問題集でも、学校で使っている問題集でも何でも良いので、1冊の英語の問題集を最低2回は、解き直すようにしてください。

1回だけだとほとんど知識として残りません。最低2回、できれば3回以上は解いた方が良いです。解けば解くほどべき乗に偏差値が上がっていきます。

ここまでのステップを、できれば中3の8月までに終わらせてください。

ステップ③ 過去問を解く

過去問
最後は過去問です。過去問をたくさん解いて、長文読解力を付けていきましょう。時期としては、中3の9月ごろから始めてください。

そしてもし長文が解けないことが分かったら、ひたすら長文読解だけが集まった問題集を繰り返し解くようにしてください。

国語と同じで、最後は長文の勝負になるので、ここはできる限り時間をかけていくと良いです。またどれだけ問題集を解いても長文が取れないときは、英単語と英文法を覚えなおすことも大事です。

長文の点数が取れない原因の多くは、文章を日本語訳にできないことです。つまり単語力が足りないということです。ラスト6か月で英単語を覚えられるだけ覚えてしまいましょう!

なおさらに細かい英語の受験勉強法は、以下のページにまとめています。よかったらこちらも参考にしてみてください。

>>さらに詳しい高校受験英語の勉強法

定期テストが一番大事

定期テスト
ここまでお伝えした方法を実践すれば、基本的な受験勉強はできると思います。ただ最後に一つ大事なことをお伝えします。

受験勉強以上に大事なことは、定期テストの勉強をしっかりする!ということです。

中3になると、受験勉強ばかりに意識がいってしまい、定期テストの学習を疎かにする子が多いです。しかしこれは本末転倒です!なぜなら中3の定期テストに出る内容は、そのまま受験にも出るからです。

また定期テストで点数を取れば、内申点が上がるので、高校入試の合格率も大きく上がります!だから一石二鳥なのです。

必ず、一番優先するのは定期テストの勉強、余った時間で高校受験の勉強をするようにしてください。

なお効率の良い定期テストの勉強法や、子どもの勉強に対するやる気を引き出す方法、効率良く英単語や社会の語句を暗記する方法などは、「道山流!成績UP無料メール講座」で解説しています。

7日間のメール講座という形で、毎日一つずつステップバイステップで上記の点を、解説していく講座(最初から最後までずっと無料です)なので、よかったらこちらも読んでみてください。

お父さんお母さんの場合、こちらの講座を読んでいただくと勉強で子どもと揉めることも少なくなります。子育てにイライラしている方にもおすすめです!

>>成績UP無料メール講座の公式サイト

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!高校受験勉強法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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