【元教師が解説】進路希望調査の書き方

進路希望調査

「進路希望調査の書き方がよくわからない」

「何から考えたら良いかわからない」

という悩みを持っていないでしょうか?

多くの中学校では、4月、6月、9月、12月の4回ほど、進路希望調査を提出すると思います。進路希望調査は非常に大事なものなので、適当に書いてしまうと確実に受験に失敗します。

そこで、元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強と受験をサポートしている道山ケイが、進路希望調査の書き方について解説します。

この方法で書けば、進路希望調査をスムーズに書くことができます。その結果、高校受験の合格率も上がっていきますよ!

まずは、学科を考えよう

考える中学生

進路希望調査を書くとき、最初に考えるのは学科です。なぜ学科から考えるのかというと、進路とは、自分の人生を決めるものだからです。

将来、農業系の仕事に就きたい子が、音楽科に入ってしまったら、人生設計が大きく狂ってしまいます。

そうなってしまわないよう、自分の人生から逆算して、学科を考えていかないといけません。

現時点で特にやりたいことは決まっていないが、大学には行きたい場合

大学

あなたは将来「大学に行きたい」と思っているとします。しかし、明確にやりたいことは決まっていません。

この場合、できる限り普通科を選んだ方が良いです。なぜなら普通科を選んだ方が、その後の大学の選択肢が増えるからです。

工業科に入っても大学に入ることはできます。しかし、工業科の高校から入れる大学は、工業系の大学しかありません。

つまり、専門科の高校に入ると、進学できる大学が減ってしまうのです。

そこで、現状、特にやりたいことが決まっていないなら、普通科を選んで、大学進学のために勉強しましょう。

ある程度やりたいことが決まっていて、高校卒業後すぐに就職したい場合

工業

高校卒業後、大学には行かずすぐに働いてお金を稼ぎたいと思うなら、専門科を選んだ方が良いです。

工業科や商業科などの専門科に入れば、そのままスムーズに就職することができるからです。

普通科高校に入ってしまうと、就職にかなり苦労するので、高卒で働きたい場合は専門科高校を選ぶのがおすすめです。

大学ではなく、専門学校に行ってから就職するのもあり

専門学校

選択肢の中に一つ入れてほしいのが、専門学校です。たとえば、料理系の仕事に就きたい場合、高校卒業後、大学ではなく専門学校を選ぶのもありです。

専門学校は大学に比べてそこまで勉強せずに入れるところが多いからです。また、専門学校は2年で卒業できる所もあります。

大学のように長い期間行かずに就職することができるので、高校卒業後すぐに働きたいけど少しだけ大学生っぽい生活もしてみたいという場合はおすすめです。

自分がなりたい夢を叶えた人を調べよう

パティシエ

この時に大事なポイントは、自分がなりたい職業になった人達が、これまでにどのような進路を進んできているか調べることです。

たとえば、パティシエになりたいと思ったとします。この場合、パティシエで有名な人はどういう学校に行ったのかを調べるのです。

その人と似たような進路を進んだ方が、将来パティシエで活躍できる可能性が上がるからです。自分の人生の先輩が歩んだ進路を参考にして、決めるようにしましょう。

次に、行きたい条件を満たす学校を書く

サッカー部

学科が決まったら、次に自分の行きたい条件を満たす学校を探していきましょう。たとえば、あなたが部活で活躍したいと思っているのなら、部活が強い学校を選ぶのです。

家からの距離を重視しているなら、近い学校を探しましょう。このように、自分の行きたい条件を満たしている学校をいくつか探し出します。

そして、条件に合う学校が見つかったら、それを進路希望調査に書いていきましょう。進路希望調査の場合、理由を書く欄があると思います。

そこには「サッカー部が強いから」「距離が近いから」というように、具体的な理由を書きましょう。

保護者欄と志望理由のまとめ方

考える主婦

お父様、お母様が気になるのは「保護者欄には何を書けば良いのか?」という事だと思います。保護者蘭には、保護者の要望を書けば良いです。

たとえば「金銭的に私立は難しいから、公立に行かせたい」というようなことです。この条件は、直前になって変わることもあると思います。

しかし、今の時点での親の要望を書いておくことで、学校との話し合いがスムーズになります。

親の意思は、最低限にしておくのがポイント

中学生

また、志望理由についてはできるだけ子どもの選んだ条件を書いておく方が良いです。

たまにお父様お母様が「私はここに行かせたい」という志望理由を進路希望調査に書き、子どもの進路を全部親が決めてしまう人がいます。

しかし、この方法はお勧めしません。なぜなら、進路は子どもの人生を決めるものだからです。

自分の人生だからこそ、本人に決めさせていくことも大事なのです。その辺を意識して進路希望調査を書いていくようにしましょう。

こういった流れで進路希望調査を書いていけば、スムーズに進めることができるでしょう。

【元教師が解説】高校受験の勉強法と内申点の出し方

勉強

ここまでに、進路希望調査の書き方をまとめてきました。この通り進めていただければ、特に困ることなくまとめることができるでしょう。

ただ、そもそも「高校受験の勉強のやり方がわからない」という子も多いでしょう。受験までの勉強スケジュールの立て方がわからず、何から始めたら良いかわからないという子もいます。

これだと、せっかく進路が決まっても受験に合格することができません。そこで、次のページでは「超効率的受験勉強法」と「誰でも偏差値が上がる学習スケジュールの立て方」について解説しました。

受検勉強を効率的に行う方法や、学習スケジュールの立て方がわかると思うので、参考にしてみてください。

>>効率的な勉強法と学習スケジュールの立て方解説ページに進む

また、「頑張って勉強しているのに内申点が上がらない」と悩んでいる子もいるでしょう。そこで次のページでは、公立中学校の内申点の出し方について解説しました。

こちらも参考にしていただければ、内申点の出し方がわかると思います。ここがわかると、効率よく内申点を上げる流れも見えてくるはずです!

>>内申点の出し方解説ページに進む

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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!進路希望調査の書き方

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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