【すぐに成績が上がる】中高一貫校や私立中学の学習方法

中高一貫校や私立中学

「私立中学の授業が難しく、勉強についていけません」

「中高一貫校の勉強方法がわかりません」

と悩んでいませんか?私立中学や中高一貫校というのは、公立中学校とは少し勉強方法が異なります。学習の仕方を間違えると、100%授業についていけなくなります。

でも安心してください。あるポイントを押さえると、誰でもすぐに成績を上げることができます!

その結果、授業にも楽についていけるようになります。最終的なゴールである高校受験や大学入試の合格率も確実にUPするはずです。

一番大事なのは時間の確保!多くの中学生がここで躓いている


最初に一番大事なことをお伝えします。私は現在年間3000人の中学生の勉強をサポートしています。その中の500人ほどは、私立中学や中高一貫校に通っています。

勉強についていけない子たちの状況を聞いていると、一つ共通することがあります。それは「時間が足りない」ということです。

例えばある子の場合、以下のようなスケジュールで1日を過ごしていました。
  • 5時:起床
  • 5時30分:始発の電車に乗るため、家を出る
  • 7時30分:学校に到着して、宿題
  • 15時:部活動開始
  • 18時:部活動終了、帰宅開始
  • 20時:自宅に到着後、すぐに塾に行く
  • 22時30分:帰宅、夕食、入浴
  • 23時30分:宿題開始
  • 24時:就寝
この日程を見てどう感じますか?学校まで2時間かかるので、おのずとこういった日程になってしまうのですが、正直吐き気がしませんか?私なら1週間で倒れると思います。

ちなみにこの子のお母様には、「学校の近くに引っ越しをするか公立中学に変わるか、どちらかを決めてください」と伝えました。

※結果的に、学校から1時間の距離にあるおばあちゃんの家に引っ越ししました。

どれだけ勉強方法を工夫しても、時間がないとそれを行うのは不可能です。もし今通学に1時間以上かかっているなら、引っ越しをするのが最初のステップになります。

時間を確保しない限り、睡眠時間を削ることになります。ハードな生活を送っているといずれ倒れてしまうので、早めに対策をしてくださいね。

次に大事なのは、予習!授業についていけない時におすすめの15分予習法


次に大事のが「予習」です。なぜ、予習が大事なのかというと、中高一貫校や私立中学の場合、1日5時間~7時間ほど授業を受けると思います。

もしこの授業についていけなかったらどうなるでしょうか?5~7時間の勉強時間をムダにすることになりますよね?

ただでさえ時間がない中学生にとって、このロスは死活問題です。でも安心してください。

私が推奨する「15分予習法」を行えば、授業についていけない問題はすぐに解決します。やるべきことはたった2つなので、今すぐ始めていきましょう!

理科と数学の予習方法:例題を解くだけで授業の理解度が3倍UP


例えば理科と数学の場合、毎日15分だけ使って翌日に習う範囲の例題を解くようにしてください。この時、問題が解けなくても大丈夫です。

あくまでも予習なので、「明日はどういった問題を習うのかな?」というのを理解できれば大丈夫です。この15分予習をするかどうかで、翌日の授業の理解度が3倍上がります。

可能であれば、わからない問題を簡単に親や家庭教師の先生に解説してもらうとさらに効果的です。

国語と英語と社会の予習方法:教科書の音読をするだけで理解度が2倍上がる


国語、英語、社会などの文系教科の場合、やるべきことは「教科書の音読」です。この勉強をしておくだけで、翌日の授業の理解度が2倍上がります。

社会の場合、音読をすることである程度頭に内容が入ります。何も知らない状態で先生の話を聞くのと、ある程度歴史や地理の流れを理解したうえで授業を聞くのでは大違いだからです。

また、英語の場合は翌日習う文章をあらかじめ日本語に訳しておくと、さらに理解度が上がります。

15分予習法でやるべきことは「例題を解く」「教科書の音読をする」の2つだけです。この勉強をするだけで、翌日の5~7時間の勉強効率が2~3倍は上がります。

結果的に、15分以上勉強時間を減らすことができるので、今「授業についていけない」と悩んでいる場合は、必ず行ってくださいね。

公立中学校の勉強方法で通用する学校とそうでない学校の違い


では、勉強方法の話に入っていきます。そもそも、中高一貫校や私立中学の勉強方法と、公立中学校の勉強方法って何が異なるのでしょうか?

実は学校によって、公立中学と同じ学習方法で大丈夫ところとそうでないところがあります。

この違いは何かというと、学校のレベルです。公立中学とは比べ物にならないレベルの私立中学や中高一貫校の場合は、勉強方法を変えないといけません。

一方、そこまでレベルが高くない私立中学や中高一貫校の場合、公立と同じ勉強方法で大丈夫です。

こういった学校の場合、以下の3つの勉強法だけで、定期テストで高得点を取ることができます。

そこまでレベルが高くない私立中学・中高一貫校の勉強法


基本的に、公立中学の定期テスト対策法というのは、次の3つです。
  • 学校の教科書の音読をする(国語・英語)
  • 学校の問題集を繰り返し解く(全て)
  • 学校の問題集以外の問題集を解く(全て)
そこまでレベルが高くない私立中学や中高一貫校の場合も、この3つをしっかりと行えば、定期テストで高得点を取ることがができます。

※さらに細かい方法はこちらのページで解説しているので、一度参考にしてみてください。

>>公立中学校向け!!定期テストの勉強方法まとめ

なぜ、公立中学と同じ勉強方法で点数を取ることができるのか?


なぜこの勉強方法で点数を取ることができるのかというと、例えば、国語と英語の場合、学校の教科書と同じ文章が、テストで出題されるからです

この場合、公立中学と同じで、学校の教科書の音読をする(国語・英語)という勉強をすれば、同じようにテストで高得点を取ることができるのです。

社会や数学の場合、公立中学と同じで、学校の問題集を繰り返し解く(全て)という方法で点数を取ることができます。

なぜなら、学校の問題集と同じ問題(数字だけは変えられている)が出題されるからです。

このように、そこまでレベルが高くない私立中学や中高一貫校の場合は、公立中学と同じ勉強法で対策をしていきましょう。

レベルが高い学校だと、テストの7割が応用問題になる


一方、レベルの高い中高一貫校や私立中学だと、テストに出題される問題の7割が応用問題(学校の問題集には載っていない問題)になります。

この場合、ただ、学校の問題集を繰り返しているだけだと、3割程度しか点数が取れません。そこで、応用力をつけるための勉強を行うことが大事になります。

応用力をつけるには、ハイレベルな問題集を解こう(数学・理科・社会)


どういった勉強をすれば、応用力をつけることができるのか?応用力を付けるためには、学校の問題集以外の問題集を解くことが大事です。

例えば、数学や理科の場合、以下のような問題集は、学校の問題集よりもはるかにレベルが高いです。

>>ハイクラステスト(理科)

>>最高水準問題集(数学)

学校の問題集を解いた後で、こういった問題集を解くと応用力をつけることができます。

また、書店に売っている定期テスト対策の問題集に加え、高校受験対策の問題集を解くとさらに良いです。

いわゆる、過去に私立高校の入試で出題された問題がまとまった問題集です。

こういったHレベルな問題集をきちんと解けば、私立中学や中高一貫校のテストでも、95点くらい取れるようになります。

答えの丸暗記ではなく解き方を覚える(国語・英語)


国語や英語の場合、答えを丸暗記するのではなく、解き方を覚えていくことが大事になります。例えば、国語の場合、長文読解の解き方をそのものを覚えることが大事です。

英語の場合も、教科書の文章を書けるようにするだけではなく、日本語訳を見ながら、英文を作れるようにトレーニングすることが大事になります。

これは言い換えると、高校受験の勉強法と同じになります。以下のページに、国語と英語の高校受験勉強法をまとめましたので、こちらを参考に勉強してみてください。

>>国語の高校受験の勉強法まとめ

>>英語の高校受験の勉強法まとめ

なお、公立中学校のように、学校の問題集の問題がそのまま出ない学校の場合、問題集の答えを丸暗記しても成績は上がりません。注意してくださいね。

学校の問題集のレベルが高すぎる場合の考え方


学校によっては、そもそも学校の問題集のレベルが高すぎるということもあります。

この場合、数学・理科・社会の3教科に関しては、公立中学校と同じで、学校の問題集を繰り返し解くだけで、必要な点数を取ることができます。

目安としては、上で紹介したハイクラステストや最高水準問題集と学校で使っている問題集が同じレベルであれば、学校の問題集だけでも十分です。

あと、学校の問題集のレベルが高すぎて、最初から理解ができない時は、あえて簡単な問題集で勉強するという方法もありです。

少し難易度の低い問題集を書店で購入し、まずはその問題集で基礎を固める。その後、学校の問題集で応用力をつけるという流れです。

あなたのレベルに合わせて、やり方を変えることが大事です。

私立中学や中高一貫校の勉強方法まとめ


最後にまとめです。冒頭で紹介したように、私立中学や中高一貫校の子の場合、多くは「時間がない」ことで勉強できていない場合が多いです。

そこでまずは、時間を確保するようにしてください。通学に1時間以上かかっているなら、引っ越しを検討する。

それほどかかっていないなら、ゲームなどの娯楽を減らしてでも、勉強時間を確保する。こういった努力が必要になります。

次に大事なのが「授業を理解する」ことです。私立中学や中高一貫校の中学生の場合、1日5~7時間ほどは授業を受けることになります。

授業がわからないと、この5~7時間を無駄にすることになります。毎日15分の予習をするだけで、この5時間を有効活用できるようになります。

授業のレベルが高いからこそ、予習を上手に活用しましょう。

最後は、定期テスト対策です。中高一貫校や私立中学の場合、問題集のレベルを上げることが重要です。ただその分、理解するのに時間がかかります。

そこで、可能であれば定期テストの3週間前から、遅くとも2週間前からはテスト勉強をしましょう。コツコツ行っていくことで、確実に点数UPできると思います。

集中力を2倍に上げ、睡眠時間を削らず勉強時間を1.5倍に増やす方法


ここまで解説してきたステップで勉強を進めていけば、私立中学や中高一貫校でも確実に定期テストで高得点を取ることができます。

ただ、さらに勉強効率を上げることができたら楽ですよね?特に集中力が上がれば、覚える速度が速くなります。

また、睡眠時間を削らず勉強時間を増やすことができたら、もっと楽にテスト勉強を進めることができるようになります。

実はこういった、裏技的なお話しは、私が現在無料で配信している「7日間で成績UP無料講座」で解説しています。

今までに3万人以上の小学生、中学生、高校生とその保護者の方に読んでいただいた人気の講座です。今までに読んでいただいた子の中には、
  • 学年順位が161位から101位までUP
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した子などたくさんいます。もしまだ読まれていなければ、以下のリンクから詳細を確認できますので、こちらも活用していただけると幸いです。

>>7日間で成績UP無料講座の詳細はこちら

※実際にこれまでに頂いた成績表も掲載しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

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コメント

    • いしがき くみ
    • 2016年 6月 12日 3:17pm

    中学3年生の娘が今年受験なので色々おしえて頂きたいです 宜しくお願い致します

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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