「模擬試験の勉強法がわからない」
「高校入試の志望校の判定が悪い」
と悩んでいませんか?高校受験対策を進めるうえで重要なのが模試です。では、どういった勉強をすれば、偏差値を上げることができるのでしょうか?
元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強をサポートしている道山ケイが、模試で志望校A判定を取るための学習ステップをまとめました。
何から手を付けたら良いかわからないという場合、まずはこのステップで始めていただければと思います。すぐに偏差値が上がるため、高校受験の合格率も右肩上がりで上がると思います!
目次
模擬試験って何?受けるべき2つの理由
そもそも、模擬試験とは何かについて解説します。模擬試験とは、学習塾や大学などで受ける高校受験の合格率をチェックするための試験です。有名なものだと、埼玉県の北信テスト、千葉県のV模擬などがあります。
次に、模試を受ける理由について解説します。なぜ模試を受けるのかがわかっていないと、やる気も出てこないからです。模試を受ける理由はいろいろあるのですが、次の2つが大事です。
現時点での志望校の合格率をチェックするため
普段の定期テストは、その中学校に通っている生徒しか、テストを受けません。しかし、模試というのは、その地域に住んでいる子たちが、みな同じテストを受けます。
同じ高校を狙っている子たちが受けるので、その子たちとの比較で志望校の合否の目安がわかります。これが、模試を受けるメリット①です。
高校受験独特の雰囲気に慣れるため
もう一つが、雰囲気に慣れることができる点です。例えば、定期テストは学校で受けるものです。
高校入試は、多くの場合「受験する高校」で受けます。つまり、学校で受ける定期テストとは、雰囲気が異なります。
あらかじめ、違った雰囲気でテストを受けることに慣れておかないと、当日実力が発揮できません。
模試は学習塾で受けたり、大学受けたりすることが多いので、普段と違った環境でテストを受けることができます。
このように、学校の定期テストとは違った雰囲気に慣れることができるというのが、模試を受けるメリット②になります。
基本的な勉強法は、今行っている受験勉強を続けること
実際に模擬試験をどのように勉強していくか解説します。模擬試験は範囲が非常に広いです。「ピンポイントで勉強すれば成績が上がる」というものではありません。
そこで基本的な考え方としては「今続けている受験勉強を続けていく」というのが、模擬試験の勉強方法になります。
中学3年生の4月の段階では、受験勉強もそこまで進んでいないので、多くの志望校がC判定以下になると思います。
しかし、コツコツ受験勉強を続けていくと、少しずつ実力がついてきます。12月ぐらいから合格率も上がって来るので大丈夫です。
過去問がある場合は、1年分解いておくと良い
都道府県によっては「模擬試験の結果が、内申点や受験本番の合否に関わってくる」ことがあります。
この場合は、模擬試験の過去問を1年分解いておくと良いです。過去問を解くことで、模擬試験独特の問題に慣れておくことができるので、一時的に偏差値を上げることができます。
今続けている受験勉強を続けることと、過去問がある場合は過去問を解くこと、この2つを意識して模試の勉強を進めていきましょう。
教科別これだけはやっておきたい勉強方法
今行っている受験勉強を続けていくのが模試の勉強法というお話をしました。ただ、模擬試験の点数を上げていく上で、意識してほしい勉強が教科ごとに少しずつあります。
今やっていない勉強があれば、少しずつ進めてみてください。志望校の判定が、上がりやすくなります。
国語は「漢字」の暗記
国語は漢字の暗記をしましょう。なぜ漢字の暗記が大事かというと、漢字は今の実力を知る上で非常に大事な要素だからです。
模擬試験で10点~20点分ぐらいは漢字の配点があります。
最初の段階(何も漢字を覚えていない段階)では、ほとんどできないと思いますが、コツコツ勉強を続けていくと少しずつ取れるようになってきます。
12月くらいになると、7~8割取れるようになります。漢字は努力を続けていくと目に見えて成績が上がってくる部分なので、早い段階から勉強を進めていきましょう。
社会は「語句」の暗記
社会は「語句の暗記」が大事です。歴史の場合、有名な人物の名前「徳川家康」「平清盛」や法律の名前「御成敗式目」などの語句を覚えていきます。
模擬試験によっては、語句を直接聞かれることは少ないところもあるかもしれません。しかし、語句を理解しているという土台があるからこそ応用問題が解けるようになります。
高校受験の合格率も上がるので、コツコツ語句を覚えることが大事です。
数学は「公式」の確認
数学は公式の確認がとても大事です。模擬試験の問題を解いていく時に、公式を忘れてしまったら、解けない問題がたくさん増えてしまうからです。
そこで模擬試験の前までに、最低限の公式だけはしっかり確認しておきましょう。
参考書を見ると、よく聞かれる公式がまとめられていると思います。模擬試験の前日ぐらいにパラパラと見直すだけでも良いのでやっておきましょう。
理科は「語句」の暗記
理科は語句の暗記が大事です。社会と同じで、理科も語句を聞かれる問題が必ず出るからです。
地学の分野なら「石の名前」、化学の分野なら「化学反応式」などの語句を覚えているかで点数が大きく変わります。
すぐに結果が出るものではないですが、高校受験当日までにコツコツ覚え、模擬試験に確認していきましょう。
英語は「英単語」の暗記
英語は、英単語の暗記が重要です。なぜなら、模擬試験の問題形式の大部分は、長文読解が占めていて、長文読解は英単語の意味が分かっているからこそ解ける問題だからです。
英単語の意味を理解していなければ、長文を読むことができません。すると、悲惨な点数になってしまいます。
英単語はコツコツ1年生のところから復習をしていくようにしましょう。
模試では、志望校のC判定が出ても気にしないのがポイント
模試というのは出題範囲が広いです。今勉強しているところがたまたま出題されていたら、良い判定がでます。
しかし、自分が勉強しているところが出なかったら、勉強を続けているのにC判定やD判定になることもあります。
最初の段階では、出題される場所によって判定が大きく変わるため、気にしすぎないのがポイントです。
それよりも、勉強が継続できているか、前回に比べて落ち着いてテストを受けることができたか、というような点を意識することが大事です。
1月にA判定を取るための学習ステップ
模擬試験を受ける目的は、高校受験の合格率を上げることです。そのため、受験対策の勉強を行っていくことが、模擬試験の勉強になります。
では、どういった方法で受験勉強を進めていくと、最も効率よく志望校に合格することができるのでしょうか?実は、教科ごとに抑えるべきポイントがあります。
そこで次のページでは、最短で偏差値を上げるための受験勉強法を解説します。この方法で進めていけば、誰でも確実に志望校に合格するための実力が付くと思います。
これから高校受験合格に向けて勉強を進めていく、中学2,3年生とのそのお父様お母様には、必ずチェックしてほしい記事になります。
>>元中学校教師が解説!高校受験の勉強法に進む
志望校の合格率が3倍上がる裏技
現在私は、年間3000組くらいの親子の勉強をサポートしています。基本的には、勉強会で効率の良い勉強を伝える形で行っています。
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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