中学生の不登校の原因をまとめました!

不登校

「うちの子が不登校になる原因がわからない」

「長い間不登校が改善しない」

と悩んでいませんか?実は子どもが不登校になる原因を、多くの方は勘違いしています。だから、不登校が改善しないのです。

そこで、元中学校教師で、現在は年間3000組の親子の子育てをサポートする道山ケイが、不登校の本当の原因を解説します。

本当の原因がわかれば、正しい解決策も見えてきます。その結果、早ければ3か月後には、再登校できるようになると思いますよ!

そもそも不登校の定義とは?

出席日数
そもそも不登校の定義って、なんだかご存知でしょうか?文科省によると、

何らかの心理的情緒的身体的あるいは社会的要因や背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために、

年間30日以上欠席したもののうち、病気や経済的な理由によるものを除いたもの

が不登校の定義だとされています。じゃあうちの子は29日だから、不登校ではないですね?と思われたら大間違い!なぜなら高校受験という基準で考えると、

  • 年間10日の欠席
  • 年間30日以上の遅刻
があると受験の面でかなり不利になります。

それを考えると私の中では、年間に10日以上個人的な理由で、学校に行くことを渋ったら不登校だと判断するのが良いのだと思います。

子どもが不登校になる3つの原因

不登校
では子どもはどうして、不登校になってしまうのでしょうか?様々な理由があるのですが、私の中では主に次の3つが原因だと考えています。

 

親の子供への接し方を間違えた

子育て
一つ目の理由は、親が子供への接し方を間違えたということです。よく世間で言われているのは、過干渉と放任主義というやつです。

過干渉というのは、親が子供に対して必要以上にあれしろこれしろと言いすぎてしまうことです。

こうなると子供は学校でためたストレスを自宅で解消することができなくなります。むしろ自宅にいたほうが、さらにストレスがたまります。

すると精神的に厳しくなり、学校に通えなくなるのです。

放任主義というのは、親が自分のことばかりしていて、子どもにほとんど手をかけないと、子どもは愛情不足になります。

すると子供は、親の愛情を確かめる目的で、あえて学校に行かなくなります。

過干渉か放任のどちらかに、偏った子育てをしてしまうというのが、一つ目の不登校の原因になります。

発達障害など子ども自身の問題

発達障害
親がきちんと子育てをしていても、子どもが学校に行きたくないと言うことがあります。

この場合もしかしたら、発達障害という可能性があります。発達障害には、ADHD、LD、自閉症、アスペルガー症候群など様々な種類があります。

具体的な症状は、発達障害の種類によって異なるのですが、ほとんどの子が持っている特徴が、
  • 落ち着きがない
  • 他人の気持ちを理解することができない
  • 物事をすぐに忘れてしまう
の3つになります。こういった特徴があると、授業を受けるのがつらくなったり、友達ができなかったり、先生から叱られる頻度が増えます。

その結果、学校に行くのがストレスになり、不登校になってしまうのです。これが2つ目の原因になります。

中学校内でトラブルが起きた

喧嘩
最後は学校内でのトラブルです。例えば、
  • 仲の良い友達と喧嘩をした
  • 先輩から目をつけられている
  • 先生に叱られることをしてしまった
  • 恋人に振られてしまった
などです。こういったトラブルが起こると、子どもは登校拒否状態になります。これが3つ目の不登校の原因になります。

ただこの場合、中学校内で起きているトラブルが解消すれば、普通に学校に通えるようになるので、根本的な原因というわけではありません。

親としてどのような対応をしていったらよいのか?

悩む
では子どもが不登校になったとき、親としてどのような対応をしていったらよいのか?

細かい対応方法は、症状によって異なるのですが、基本的には次の3つの対応になります。

まず子どもとの関係を確認してみる

親子
一番最初にチェックしてほしいのが、子どもとの関係です。あなたのお子さんは、
  • 好きなことなどたわいもない話をしてくる
  • 学校での出来事の話をしてくる
  • 朝起きたら挨拶をしてくる
  • たまにはリビングでテレビを見ている
というような特徴がありますでしょうか?こういったことがあれば、親子関係は悪くはありません。

ただもし上記のような特徴がなければ、過干渉か放任の子育てをしている可能性があります。

この場合、私がLINE友達限定でプレゼントしている、「道山流思春期の子育てマニュアル」を読んで子育て法を変えてみてください。

中学校の先生に連絡をしてみる

個人懇談
次にやっていただきたいのが、中学校の先生に連絡をするということです。先生に一度学校での様子を聞いてみてください。なぜならこれをすることで、
  • 子どもが発達障害の傾向があるかわかる
  • 学校でトラブルが起きているかどうかわかる
からです。学校の先生というのは、毎日たくさんの子供たちと接しています。

だからお子さんが、他の子と比べ発達が遅いかどうかわかります。そういった客観的な視点から見ると、発達障害の傾向があるかがわかるのです。

また友達ともめていたりすると、学校での表情が悪くなります。こういった変化がないかも聞きましょう。

自分が変わるか学校と連携を取る

マニュアル
最後は変化と行動です。もしあなた自身の子育て法が間違っているとしたら、

私のマニュアルを見ながら、子どもへの向き合い方を変えてみてください。すぐに解決はできないかもしれませんが、1か月、2か月経つと変わってきます。

もし自分の子育てが問題でなければ、学校の先生と連携を取りながら、子どもが学校に通いやすい状況を一緒に作っていきましょう。

発達障害の傾向がひどく、どうしても通常学級では苦しければ、支援学級やフリースクールも検討してください。

友達とトラブルがあるなら、学校の先生に間に入ってもらいながら、上手に解決するように持って行ってください。

自分の力で変わることができないときは?

解決できない
ここまで説明したきた方法を、一つずつ実践していけば、お子さんの不登校は必ず解決できます。

ただ私が今までに、5000人以上の保護者の方を、サポートしてきた結果わかったのは、変わろうと思っても変われないという問題です。

この場合、他人の力を使って、変わることが大事なります。

専門家のサポートを受ける

カウンセリング
例えば専門家のサポートを、定期的に受けるということです。

家族に相談してもダメです。なぜなら家族に相談をしても、「お前の育て方が悪いんだろ」と言われて終わりだからです。

そういったことではなく、何をどう変えるのかを、専門家に的確にサポートしてもらうというのが大事になります。

またできれば親が変われなかったときに、上手にサポートしてくれるカウンセリング力がある専門家のほうが良いです。

一緒に変化する仲間を作る

仲間
例えば私が定期的に行っている、「思春期の子育て勉強会」では、一緒に参加してくださった方同士が、子育てパートナーのような関係になります。

その結果お互いに長期的に支えあうので、少しずつ自分が変化することができます。

私の勉強会に参加していただかなくても、身近にいる子どもの不登校や反抗期で悩んでいるお父さんお母さんたちと

常に支えあいながら、子どもに向き合っていくことで自分が変化できます。

一人ではなかなか変わることができなくても、みんなで一緒に支えあっていくことができたら、人間は簡単に変わることができるわけです。

不登校の解決策応用編マニュアルをプレゼントします!

プレゼント
現在あなたのお子さんが、長期的な不登校であったとしても、ここまで述べたような対応をしっかりとしていけば、必ずお子さんの不登校は解決します。

だから私を信じて、まずはできることから始めてみて下さい。あとここで紹介した対応策の、もう少し応用編があります。

こちらについては、現在私が無料で配信している思春期の子育て講座の中で詳しく解説しています。よかったらこちらもチェックしてみてください。

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思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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