「数学の勉強方法がわからない」
「定期テストで数学の点数だけ以上に悪い」
と悩んでいませんか?数学の勉強方法って、シンプルですが意外と奥が深いです。そこで今回はお子さんのレベルに合わせて、行う学習ステップをまとめます。
かなり気合を入れてまとめるので、良かったらお子さんにもシェアしていただけると、嬉しく思います。
※この方法をしっかり実践すれば、すぐに定期テストの成績が上がると思いますよ。
なお、他の教科の勉強法は次のページにまとめました!他の教科の効率のいい勉強方法が知りたい方は参考にしてみてください。
>>道山流!中学生の勉強方法まとめ
目次
現在30点以下の子の学習ステップ
現在30点以下の子が30点以上の点数を目指す場合、基礎をしっかり固めることが大事になります。
というのも、30点以下というのは、学校で習った問題を理解していない状態で、テストを受けているからです。
そこで以下のステップで、勉強を進めていきましょう。
ステップ1 教科書の例題を解く
最初にやってほしいのは、教科書の例題を解くことです。なぜ教科書の例題なのかというと、最も基礎的な問題だからです。
教科書の例題が解けない段階で、学校の問題集や塾の問題集を解いても、おそらく解くことができないと思います。
30点以下の子は、おそらく教科書の例題を解けない段階で、学校の問題集や塾の問題集を解いています。
その結果、全くわからないため、答えを写して終わりになってしまうのです。
まずは教科書の例題を、最低でも3回は繰り返し解くようにしてください。
もしわからない問題があったら、必ず誰かが教えてあげることが大事です。
ステップ2 学校の問題集の基本問題のみを解く
教科書の例題を解けるようになったら、次に学校の問題集の基本問題を解くようにしてください。
学校の問題集の基本問題は、教科書の例題の数字を変えただけのものです。
つまりこれが解けなかったら、塾の問題集なんて解けるわけがないのです。
まずは基本問題だけを、3回繰り返すようにしましょう。
この時ポイントは、わからない問題が出てきたら、すぐに答えと解説を見るということです。
中学生は大人以上に忙しいです。学校が終わった後夕方まで部活があります。朝練がある場合は7時に登校しないといけません。
そのため無駄な時間は、極力削らないといけないのです。わからない問題で悩んでいる時間は、無駄だと考えすぐに答えをチェックしましょう。
ここまで実践すれば数学の点数が50点まで上がる!
まずはこの部分までの勉強を、しっかりやるようにしてください。
これで50点までは上がります。最低でもオール2、うまくいけば、オール3までは上がるのです。
その結果、公立高校普通科に受かるレベルの成績は取れると思います。
全教科50点以上取れるようになったら、次のステップである60点以上を目指していきましょう。
60点以下の子の学習ステップ
現在60点以下の子、目安として40~50点くらいの子は、
簡単な問題は解けるけど、少し数字を変えられると解けないという状態だと思います。
この場合、まずは基礎力をしっかりつけます。そして応用力をつけていくと、点数が上がっていきます。
ステップ1 学校の問題集を繰り返す
学校の問題集の基本問題まで完璧にできているとしたら、今度は応用問題も含めて、解けるようにしていきましょう。
学校の問題集のテスト範囲を、完璧に理解するということです。この時ぶつかる壁が「わからない問題」です。
完璧に理解するためには、応用問題もクリアしないといけません。ただ学校の授業では、なかなか応用問題の解説までできません。
そのため今の学校教育では、応用問題は自力で解説を見ながら解くものという状態になっています。
その結果塾や家庭教師の先生に教えてもらえない子は応用問題で躓き、それ以上点数が上がらなくなるのです。
- お父さんお母さんが教える
- 学校の先生に聞きに行く
- 家庭教師を雇う
ステップ2 塾の問題集や学校以外の問題集を解く
学校の問題集を完ぺきにマスターできたら、次に学校で使っていない問題集を解くようにしてください。
なぜなら定期テストでは、学校の問題集には載っていない問題も出題されるからです。
ここまで含めて解けるようにしないと、70点台を取ることができません。ただこのステップは意外と簡単で、学校で使っていない問題集を解けばよいのです。
こういった問題集は、数字が変えられていたり、問題の出し方が変えられています。
繰り返し解いていくことで、次第に慣れてくるため、応用力が付いてきます。
この勉強法で70点台が取れるようになる!
ここまでしっかりやれば、70点から80点くらいの点数が、取れるようになります。評定4くらいです。
評定4を取ることができたら、偏差値50レベルの高校に、進学できると思います。
ただ、わからない問題を誰かに聞きながら、解けるようにしていくというステップは、意外とめんどくさいです。
このめんどくささをクリアできる子だけが、70点以上の点数をとれるようになるのです。
85点以下の子の学習ステップ
もしあなたが現在、70点台の点数を取っていて、
どうしても85点以上、できれば90点台まで点数を上げたいなら、ハイレベルの問題を解く実力をつける必要があります。
学校では習わない、学校で使っている問題集にも載っていない、でも入試では出題されるレベルの問題集です。
書店に行くとこのレベルの問題集が売っているので、それを買ってきて繰り返しといてください。
最初はわからない問題だらけだと思いますが、誰かに教えてもらいながら、少しずつ解いていきましょう。
こういったハイレベルの問題が解けるようになると、90点台の点数が取れるようになります。評定で言うと5ですね。
数学の勉強方法のまとめ
数学の勉強で最も大事なのは、自分は今どれくらいの点数を取っていて、何点取りたいかという目標を明確にするということです。
そして目指す目標に合った、勉強を行うことです。
まだ40点の子がいきなりハイレベル問題集な問題集を解いても、100%挫折します。おそらく数学が嫌いになってしまうと思います。
そうなってからでは遅いので、自分のレベルに合った問題から、コツコツ解いていくようにしましょう。
そしてわからない問題が出てきたときは、すぐに質問をするようにしましょう。千里の道も一歩からです。
道山流!成績UP無料メール講座受講者へ
私は現在、中学生の子どもとその保護者向けに、「成績UP無料メール講座」を配信しています。
私が今までに1000人以上の子どもと向き合い、年間3000組以上の親子の勉強をサポートしてきてわかった
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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