「英語の偏差値が全然上がらない」
「このままだと高校受験に合格できない」と悩んでいませんか?
高校受験前なると、3年生の子はすごく焦ると思います。一方2年生の子でも、早い子だと冬休みごろから少しずつ受験勉強を始めると思います。
そこで本日は、これから勉強を進めていく中学2年生と3年生の子ども向けに、高校受験英語の勉強法について解説します。この方法で勉強していけば、わずか1か月で偏差値がグングン上がります。
その結果、第一志望の高校にも合格できると思います。なお、高校受験の5教科の勉強法は、こちらのページで解説しているので、よかったら併せて参考にしてみてください。
>>高校受験の勉強方法をまとめたページ
目次
ステップ1 英単語を1日10個覚えていこう
最初にやるべきことは、英単語の暗記です。なぜ英単語の暗記が大事なのかというと、英単語の意味が分からないと長文を読むことができませんし、リスニングで聞き取れても意味が理解できないからです。
また意味が理解できたとしても、英単語を書くことができなければ、英作文の問題が全滅するからです。そういった意味で、とにかく最初にやるべきことは1つでもたくさんの英単語を覚えるということです。
英単語の知識に比例して、英語の偏差値は上がってきますので、1つでもたくさん覚えましょう。ではどうやって英単語を覚えたらよいのかというと、単語カードを使って、1日10個ずつ決めて覚えていくだけです。
学校で高校入試によく出題される英単語の一覧表が配布されているならそれを使えばよいですし、そういった問題集がないなら高校入試出る順ターゲット1800のような参考書を買って、そこに書いてある英単語を1つずつ覚えていきましょう。
偏差値40くらいの学校を目指すなら1000、偏差値50くらいの学校を目指すなら1300、偏差値60以上の学校を目指すなら1600くらい覚えられるように頑張りましょう。
とはいえ、授業を聞いているだけで500くらいは頭に入っていますし、一度定期テストの勉強をする時に覚えていると思うので、それほど難しくありません。1日10個覚えれば、4か月で1200個くらいは覚えられます。
ステップ2 高校入試対策の問題集を1冊解いて文法をマスターする
次にやるべきことは、高校入試対策専用の問題集を1冊解くことです。なぜ、この勉強が有効なのかというと、基本的な文法が理解できるからです。いくら英単語を覚えても、その文章が過去形なのか、未来形なのか、現在進行形なのかわからないと問題は解けません。
こういった文法をマスターするためには、最低でも1冊は高校入試専用の問題を解くことが大事です。学校の問題集や先生から配布されたプリントを使って復習する方法もあるのですが、正直おすすめしません。既に問題集がボロボロになっていたり、プリントを無くしている可能性があるからです。
とりあえず1冊問題集を購入して、それを繰り返し解いていくのがお勧めです。書店に行って使いやすいものを購入しても良いですし、塾に入っているならその問題集でも良いです。
大事なことは「たくさんの問題集を解く」のではなく、「一つの問題集を繰り返し解く」ことです。これは定期テストの勉強法も同じです。繰り返し解いていくことで、初めて知識となるからです。
なお、先日行った高校受験対策勉強会に参加された方には「例文文法記憶術」という方法をお伝えしたのですが、こちらの方法を使っていただいてもOKです。
ステップ3 過去問を最低3年分解く
次にやるべきことは、過去問を3年分解くことです。なぜ3年分なのかというと、3年分解くことで、
- その都道府県の出題傾向がわかる
- 問題を解いていくペース配分がわかる
都道府県ごとの問題傾向について
高校入試というのは、都道府県ごとに問題の傾向が異なります。例えばある都道府県は、やらた長文読解が長い、ある都道府県の文法問題は、並び替え問題が多いなどです。
なぜ傾向をつかむことが大事なのかというと、定期テストの出題傾向と違ったパターンでいきなり出題されるとパニックになるからです。予めパターンを理解しておくことで、テスト中にパニックにならずにすみます。
問題を解いていくペース配分について
学校の定期テストと高校入試は問題の作り方や難易度が異なります。予め高校入試の問題に慣れておかないと、100%時間内に終わりません。
どういったペースで問題を解いていくのか。またどれだけ考えてわからなかったらその問題を飛ばすのか?というルールを自分なりに決めておくことが大事です。
ステップ4 リスニング問題の対策する
最後はリスニング問題です。偏差値50以上の学校を狙うならやらないといけないのがリスニング問題の対策です。※偏差値50以下の学校を目指す場合、捨ててしまってもOKです。
なぜ50以上の場合必要なのかというと、他の子たちは文法問題や長文読解問題は、しっかりと取ってきます。そのため、リスニング問題の正答率で合否が決まる可能性が高いからです。
どういった流れで勉強していくのかというと、1冊リスニング問題がついている問題集を買ってきて、ただそれを解くだけです。
- 都道府県の過去問
- 高校入試対策の問題集
定期テスト対策をして内申点を上げるもの大事
ここまで、高校入試の英語の勉強法をお伝えしてきました。この方法で勉強を進めていけば、きちんと偏差値が上がっていくので、合格率も右肩上がりで上がると思います。
最後に一つ大事なことをお伝えします。高校入試の合否は、内申点+当日点で決まると言うことです。つまり内申点を上げない限り、高校入試の合格率も上がっていかないのです。
ではどうしたら内申点を上げられるのかというと、目の前の定期テストで高得点を取るのが一番手っ取り早いです。そこで次のページでは、次の定期テストでどういった勉強をしていけば良い点数を取れるかまとめました。よかったらこちらも参考にしてみてください。
>>定期テストの勉強の仕方をまとめたページ
あと、英語が苦手な子であれば、英語の定期テスト対策の仕方は以下のページにまとめてあります。よかったらこちらも参考にしてみてください。
>>英語の定期テスト対策をまとめたページ
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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