「効率よく中学1,2年生の総復習をしたい」
「受験対策を始める前に、勉強する土台を作りたい」
という悩みを持っていませんか?新中学3年生であれば、中1と中2の内容を効率よく復習するだけで、その後の受験勉強がかなり楽になります。
1.2年生であれば、今までに習った場所を再度復習しておくだけで、その後の授業の理解度が大きくアップします。
そこでこのページでは、元中学校教師で、現在年間3000組の親子の勉強や受験をサポートしている道山ケイが、最も効率よく1、2年生の内容を復習する方法を解説します。
この通り進めていけば、最短2週間ほどで一通り復習することができます。その結果、高校受験の合格率も大きくアップすると思いますよ!
目次
【大前提】最初に復習すべき教科は、英語と数学
中学1、2年生の内容を全て復習しようと考えると、膨大な時間がかかります。そこで、最初の段階では、教科を絞ることが大事です。
では、どの教科から復習していくのが良いのかというと、「英語」と「数学」から始めるのがおすすめです。なぜこの2教科なのかというと、積み上げ式の教科だからです。
例えば、現在あなたは中学3年生だとします。もし、1,2年生の英単語が全く頭に入っていなかったら、おそらく3年生の授業がほとんど理解できないと思います。
数学も同じで、1,2年生の内容が頭に入っていなかったら、3年生の内容を解くのは難しいです。しかし、社会、理科、国語の3教科は違います。
例えば社会の場合、1,2年生で習うのは歴史と地理です。仮にこの内容が全く頭に入っていなくても、授業をきちんと聞けば、3年生で習う公民を理解することができます。
国語や理科も同じで、中学1.2年生の内容が頭に入っていなくても、3年生から頑張れば授業についていくことが可能です。
このように、最初の段階では、積み上げ式と言われる英語と数学に焦点を絞って、復習を進めていくことがポイントです。
学年と勉強する時期によって、勉強方法と使う問題集が異なる
次に、効率よく復習する方法と、おすすめの問題集について解説していきます。実はこの2つ、復習をする学年と勉強する時期によって異なります。
例えば、今あなたが、中学3年生の春だとします。この場合、今すぐ受験勉強をスタートさせ、その中で1,2年生の復習を進めていったほうが効果的です。
一方、今あなたが、中学2年生の夏だとします。この場合、1年生の内容は広く浅く復習し、2年生の春に学んだことは深く復習しないといけません。
このように、勉強を始める時期や現在のあなたの学年によって、復習の方法と使う問題集は変わってきます。そこで、以下の2つのパターンに分けて、解説していきます。
中学1,2年生の場合、過去に使っていた問題集or長期休みの課題で復習
もしあなたが、中学1,2年生という立場なら、過去に使っていた問題集を使って復習をしていきましょう。復習する時期が2年生の夏休みなら、
- 1年生の1年間で学んだ内容:春休みの課題を繰り返し解くことで復習する
- 2年生の春に学んだ内容:学校で使っている問題集を繰り返し解くことで復習する
なお、学校の問題集を使って復習すると言っても、量が膨大だと思います。そこで、基礎問題だけに絞って復習するようにしましょう。
応用問題は全て捨ててしまった方が、短期間で復習することができるからです。まずはこの方法で復習を進めていきましょう。
中学3年生の場合、受験勉強を行う
もしあなたが、中学3年生という立場なら、受検対策問題を使って、1,2年生の範囲を復習していきましょう。まずは書店に行きます。
すると、「中学3年間の総復習が1冊でできる受験問題集」「高校受験対策問題集(理科編)」というようなテキストが売られていると思います。
こういった問題集を1冊購入して、その問題集の前半に載っている、1,2年生の範囲を繰り返し解きます。これだけで、効率よく復習ができます。
最初から受験対策の問題集を使うことで、後々行う受験勉強も楽になるので、一石二鳥です。なお、細かい受験勉強の仕方については、以下のページにまとめてあります。
>>短期間で偏差値が上がる高校受験勉強法解説ページ
もし、1,2年生の復習をしていてリズムに乗ってきたら、上記のページを参考に、そのまま受験勉強をスタートさせましょう。早い時期からスタートするだけで、楽に合格できるはずです。
社会、理科、国語の復習を行うタイミング
冒頭に、復習をする時は数学と英語から始めようと書きました。では、社会、理科、国語についてはいつ復習をすればよいのでしょうか?
もし数学と英語の復習が一通り終わって時間が余るなら、その後進めていけば良いです。ただ、私の経験上、そんなに早く復習を終わらせるのは難しいです。
そこでほとんどの場合は、受験勉強をするタイミングで復習することになります。つまり、中学3年生の夏休み頃から始めることになります。
勉強方法は、受験勉強の仕方と同じです。以下のページに詳細をまとめてあるので、参考にしてみてください。
>>国語の受験勉強の仕方解説ページ
>>社会の受験勉強の仕方解説ページ
>>理科の受験勉強の仕方解説ページ
この3教科については、中学3年生の夏休み頃から復習を始めても、十分受験には間に合います。
むしろ、早く始めすぎてしまうと、忘れてしまう可能性もあります。余裕があったときのみ、早めから復習する形で大丈夫です。
さらに効率を上げるためには、集中力をUPし、勉強時間を増やす
ここまでに解説した方法で、中学1,2年生の復習を行っていけば、他の子以上に短期間で復習ができると思います。その結果、高校受験の合格率も大きく上がると思います。
ただ、せっかくなら、さらに効率よく復習することができたら良いですよね?そんな時お勧めの方法が、「集中力をあげること」「勉強時間を増やすこと」の2つです。
同じ勉強をするにしても、集中力が上がれば、復習できる量が増えます。また1日に勉強する時間が増えれば、それだけ短期間で復習できるようになります。
こういった理由から、集中力と勉強量を増やすことが大事なのです。
ではどうしたら、集中力を上げることができ、勉強時間も増やすことができるのでしょうか?実は、現在私が無料で配信している、7日間で成績UP講座の中で詳しく解説しています。この講座では、
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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