「内申点が上がらない」
「通知表の評定が酷すぎてヤバイ」
と悩んでいませんか?実は、内申点を上げるにはコツがあります!
そこで、元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強をサポートしている道山ケイが、短期間ですぐに内申点を上げる方法をまとめました。
この方法で対策をしていけば、5教科だけではなく、副教科の内申点もすぐに上がります。その結果、高校受験や大学受験に楽に合格できるようになります。
目次
内申点を決めている4つの要素
そもそも、内申点はどのように決まっているのでしょうか?実は、4つの要素から決められています。5教科から解説します。
5教科は、定期テスト、授業態度、提出物、小テスト
5教科の内申点を決める要素は、定期テストの点数、授業態度、提出物、小テストの4つです。定期テストは、学期ごとに、1~2回ずつ行われるテストです。
授業態度は、授業中に友達とおしゃべりをしていないか、しっかりと発言をしているか、などです。
提出物は、期限内に提出物を出すことができたか、綺麗にまとめられているか、雑な字で書かれていないか、などです。
小テストは、国語だと漢字のテスト、英語だと英単語のテストなどです。意外と見落としがちなのですが、こういったテストも、内申点の合計点に含まれています。
5教科の内申点を上げるためには、定期テストの点数、授業態度、提出物、小テストの4つを意識するようにしましょう。
副教科は、定期テスト、実技テスト、授業態度、提出物
続いて副教科です。副教科も大事な要素が4つあります。5教科とは少し違っていて、定期テスト、実技テスト、授業態度、提出物の4つになります。
定期テストは学期ごとに1~2回あるテストです。実技テストは、授業中に行われる実技のテストです。体育の場合、100メートル走のタイム。音楽ならリコーダーの点数などです。
授業態度は、授業を意欲的に受けているかどうかです。例えば体育の場合、15回の授業があったとします。
このうち、何回出席したか、クラスメイトを盛り上げたり声を出せていたかなどで評価されます。
提出物は、テストごとのノートやワークを提出する時に、期限を守れたか、きれいに書いてあるかどうかで評価されます。
副教科の内申点を上げたいと思ったときは、定期テスト、実技テスト、授業態度、提出物の4つを意識しましょう。
内申点を上げるコツは、5教科と副教科で頑張る部分を変えること
次に、内申点を上げるコツについて解説します。効率よく内申点を上げたいと思ったときに大事なことは、5教科と副教科で努力する部分を変えることです。
まず、5教科の内申点を上げるコツについて解説します。
5教科の場合、とにかく定期テストの点数を上げる
5教科の内申点を上げるためには、定期テストの点数を上げることが大事です。
5教科の内申点は、定期テストの点数、授業態度、提出物、小テストの4つを意識するとお話しましたが、ダントツで定期テストの配分が大きいからです。
定期テストの点数を上げない限り、内申点を上げることはできません。まずは、定期テストの点数を上げることを意識しましょう。
なお、5教科の定期テストの点数を上げる方法については、こちらの記事にまとめてあります。
>>元教師が解説!すぐに定期テストの点数が上がる中学生の勉強の仕方まとめ
一つ補足として5教科の場合、小テストも意外と配点が大きいです。10点満点のテストでも、ちりも積もると山になります。
定期テストの勉強と並行して、小テストの勉強もやっていくと内申点UPにつながります。
副教科の場合、実技テストを頑張る
次に副教科です。副教科の内申点を上げる時、一番大事なことは、実技テストです。
例えば、美術なら絵の作品の質を見られますし、家庭科であれば、調理実習の時の料理の腕前が見られます。
包丁の使い方だったり、リンゴの皮むきができるかなど、実技の部分が一番配点が高いのです。そのため、実習を頑張ることが大事になります。
もちろん、いくら実技テストが重要であっても、学期ごとに行われる定期テストの点数の配点も大きいです。
音楽だから、定期テストの点数はどうでもいいというのではなく、しっかりとテスト勉強もして点数を上げることも、内申点を上げる上で大事です。
よくやってしまいがちな3つのミス
内申点を上げようと思ったとき、よくやってしまう3つのミスについて解説します。
私が今まで教師をしてきて、「ここはそんなに頑張らなくていいのに」「他のことに時間を使って欲しい」と思ったことがいくつかあります。
効率よく内申点を上げたいなら、大事な部分にフォーカスすることが重要です。
今からお伝えする3つのミスをしていたら、大事な部分にフォーカスできていないということなので、注意しましょう。
国語や英語などで、やたら綺麗なノートを作ってしまう
最初は、やたら綺麗なノートを作ってしまうことです。例えば、国語や英語の場合、女の子ほど綺麗なノートを作ってしまいます。
カラフルなノートを作ってしまう子もいます。もちろん綺麗なノートを書くことは、授業態度や提出物の点数を上げる上で重要なことです。
しかし、そこに力を入れるなら、その時間を定期テスト対策に使ったほうが、内申点は上がりやすくなります。
あまりにも綺麗なノートを作っていたら、時間の無駄です。その時間を、定期テストの点数を上げることつぎ込みましょう。
体育や音楽で、恥ずかしいからテストを受けない
次に、恥ずかしいからテストを受けないことです。
例えば、3年生になると、体育のプールの授業で「水着になるのが恥ずかしい」という理由から、サボる子がいます。
これは、点数を大きく下げる行為です。そういう子に限って、定期テストを頑張ろうとします。そんな意識があるのなら、授業をきちんと受けた方が内申点は上がります。
もしあなたが、定期テストを頑張っているのに実技テストをサボっているなら、本末転倒です。絶対にやめてください。
提出物を出すのを忘れてしまう
最後は、提出物を出すのを忘れてしまうことです。提出物の配点は、定期テストや実技テストに比べるとそこまで高くはありません。
しかし、期日までに提出物を出せば、確実に点数がもらえるラッキー科目です。定期テストに意識が向いてしまうと、つい課題を出し忘れることがあるので、注意しましょう。
期日までに提出物を終わらせて、提出することができれば、定期テストの点数が10点から20点が上がるのと同じくらいの内申点アップの効果があります。
今しっかり提出物が出せていなかったら、まずは期限までに提出することを優先しましょう。
内申点が理不尽だった場合は?
内申点の上げ方の最後に、中学生の子どもからよくいただく質問を紹介します。
「A君の方が定期テストの点が低かったのに、私の内申点より、A君の方が内申点が良かったです。なぜでしょか?」という相談です。
内申点はさまざまな要素で決まるので、何が原因かわかりませんが、学校側のミスの可能性もあります。
もし、内申点がおかしいと思った場合、適切な手順で学校に問い合わせることが重要です。
詳しい方法については、以前書いた「内申点の出し方と理不尽だった場合の対応法」の記事にまとめました。よかったら、参考にしてみてください。
>>内申点の出し方と理不尽だった場合の対応法に進む
すぐに定期テストの点数で100点以上UPするマル秘勉強法
この記事の冒頭に、内申点を上げるためには定期テストの点数を上げましょう!と書きました。では、どうしたら、定期テストの点数を上げることができるのでしょうか?
一つは、上にも書いた「効率の良い勉強法」を行うことです。ただ、それ以外にも大事な要素が2つあります。
- ストレスをかけずに勉強時間を増やすこと
- 勉強に対するやる気を出すこと(親の場合は、出させること)
現在私は、これら2つに加えて、オール5を取っている子たちが当たり前に実践している「超効率的勉強法」を全て無料で解説する講座を行っております。
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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