「絶対に高校受験に失敗したくない!」
「何としても第一志望に合格したい!」
受験生たるもの、このように思うのは当然ですよね?では、高校受験に失敗してしまう子というのは、どういった特徴があるのでしょうか?
実は、高校入試で失敗する子には7つの特徴があります。言い換えるなら、この特徴に当てはまらないようにすれば、受験に成功できるようになるのです。
私が年間3000組の親子をサポートしてわかった、受験に失敗しやすい子どもの特徴をまとめました!
目次
自己流で「効率の悪い受験勉強法」を行っている
高校受験に失敗する子どもの特徴1つ目は、「自己流で勉強を進めてしまう」パターンです。受験勉強には、効率が良い方法と悪い方法があります。
1時間漢字の勉強をした場合、効率の良い学習方法を行えば60個覚えられます。しかし、効率の悪い方法で進めると10個しか覚えられません。
同じ1時間を使って勉強していても、6倍以上差が開くのです。では効率の良い勉強方法とはどういったものでしょうか?
実は非常にシンプルな勉強法です。オール5を取っている子たちが当たり前に行っている勉強をそのまま真似して行うだけだからです。
以下のページには、私が今までサポートしてきた子の中で、グングン偏差値を上げていった受験生が行っていた勉強方法をまとめました。
一度あなたが行っている受験勉強法と同じかチェックしてみてください。もし違っている部分があるなら、そこを修正すればすぐに偏差値は上がりますよ!
>>オール5の子が実践している受験勉強法
心の底から行きたいと思える志望校が最後まで見つからない
高校受験に失敗する子どもの特徴2つ目は、「心の底から行きたいと思える志望校が見つからない状態で、受験をしてしまう」パターンです。
心の底から行きたいと思える志望校が見つからないと、最後まで本気になれません。他の子が全力で勉強しているのに、自分だけ軽い気持ちで勉強を進めて合格できるほど、受験は甘くはありません。
そこで、早い段階で心の底から行きたいと思える志望校を見つけることが大事になります。ではどのように志望校を見つければよいのでしょうか?ポイントは「とにかく学校を見に行くこと」です。
ホームページや資料を見ているだけでは、志望校は見つかりません。体験入学や学校説明会などを利用し、たくさんの学校を見に行くようにしましょう。
頭ではなく、心で探すのがポイントです。
定期テストの勉強ではなく、受験勉強ばかり行っている
高校受験に失敗する子どもの特徴3つ目は、「受験勉強にばかり力を注いでしまう」パターンです。言い換えると、「定期テスト対策に手を抜いてしまう」ということです。
なぜこの方法が受験失敗につながるのかというと、高校受験の合否の半分は内申点で決まるからです。そして、その内申点の7割は、定期テストで決まるからです。
定期テストの勉強に手を抜くと、内申点が上がらなくなります。その結果、受験は失敗に終わるのです。よく「定期テストの勉強と受験勉強ってどちらを優先すれば良いですか?」という質問が来ます。
もちろん両方とも大事なのですが、定期テスト前に関しては、定期テストの勉強をしたほうが良いです。なお、効率の良い定期テストの勉強法については、以下のページにまとめてあります。
受験勉強と同じで、この方法でテスト勉強を進めていくだけで、驚くほど簡単に高得点が取れるようになりますよ!
>>オール5の子が行っている定期テストの勉強法
自分の実力とはかけ離れた志望校に挑戦する
高校受験に失敗する子どもの特徴4つ目は、「実力とかけ離れた志望校に挑戦する」パターンです。当たり前ですが、オール1の子が、オール5の子が受ける学校を受けても合格できません。
最初からあきらめる必要はないのですが、12月まで努力したのに偏差値も内申点も上がらなかった場合、受験する学校を合格できる可能性がある学校に変更したほうが良いです。
もしくは、落ちることを覚悟で受験するようにしましょう。この場合、必ず押さえの学校を受けるようにしてください。
あと合格できるかどうかの判断は、模試や学校の先生のアドバイス、塾の先生のアドバイスなどが参考になると思います。
夏休みより前の段階で、合格率がA判定になってしまう
高校受験に失敗する子どもの特徴5つ目は、「早い段階で合否判定がA判定になってしまう」パターンです。どういうことか説明します。
通常、「模試などの結果がA判定=合格率が非常に高い状態」です。ではなぜ合格率が高いのに落ちるのかというと、A判定になるのが早すぎると気持ちが緩むからです。
4月から勉強を頑張ってきて、12月にようやくA判定になる、、、これは間違いなく合格できます。しかし、6月の段階ですぐにA判定になると、調子に乗ってしまいます。
「どうせ合格できるから遊ぼう」と思ってしまうのです。この油断が、受験失敗に繋がるのです。早い段階でA判定になった場合、一旦志望校を上げるようにしましょう。
もうワンランク上の学校を目指して勉強を進めていき、最後12月の段階で「やっぱり最初に決めた志望校に行きたい」と思うなら、そこで志望校を戻せば良いです。
本当は行きたくないのに、周りからの評判や親の意思で進路を決めてしまう
高校受験に失敗する子どもの特徴6つ目は、「自分の意思ではなく、周りからの評判や他の意見で進路を決めてしまう」パターンです。
なぜこのパターンの子が受験に落ちるのかというと、面接の時に見抜かれるからです。面接官から「この子は、心の底からうちの学校に入りたいと思っていないな」と思われると、面接点が下がります。
受験は、同じようや学力の子が合否をめぐって戦います。わずか1点のマイナスにより不合格になることもざらです。
中途半端な気持ちで受けるくらいなら、受けないほうが良いです。早い段階で進路を変更しましょう。
あと、そもそもの話、受験というのは自分の人生を決めるイベントです。自分の人生は自分で決めないといけません。
親や周りの評判などに、自分の人生をあげないでください。あなたの人生を決めるのは、あなたです。
親子関係が良好でないと、子どもはうつになり人生に希望がもてなくなる
ここまでにお伝えしてきた、6つの特徴は「子ども向け」の話です。最後は親向けの話になります。
高校受験に失敗する子どもの特徴7つ目は、「親子関係が良好でない」パターンです。なぜ親子関係が良好でないと子どもは受験に失敗するのでしょうか?
親子関係が良好でない子というのは、「僕はお父さんやお母さんから愛されていない」と感じます。酷くなると「自分は誰からも愛されていない。存在する価値なんてない」と感じてしまいます。
その結果、自分の人生に希望を持てなくなり、最初から受験を諦めてしまうのです。もし今、親子関係が良好でない場合、1日も早く改善するようにしましょう。
なお親子関係が良好にする方法はこちらの無料講座で解説しています。まだ読まれていなければ、参考にしてみてください。
>>思春期の子育て講座の詳細はこちら
後悔してからでは遅い!浪人できないのが高校受験
ここまでまとめたように、高校受験に失敗する子というのは特徴があります。この特徴に当てはまらないようにするだけで、合格率はグングン上昇します。
大学受験は何度も受けることが可能です。浪人することができるからです。一方高校受験は、やり直しがききません。
制度的には、浪人することも可能です。しかし、浪人をしている子はほとんどいません。自分一人だけ下の学年の子と一緒に勉強するのは大変です。
それを考えると、浪人できないのが高校受験と考えたほうが良いです。入試に失敗してから後悔したのでは遅いです。まずは、今できる努力をしてみてください。
1日でも早く対策を始めることで、合格率は上がっていきます。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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