私は教師時代、本を1冊も読んだことがない子たちを本好きにしてきました。やり方は、非常に簡単です。同じように行えば、あなたのお子さんが本嫌いでも、本好きにすることができます。
そこで今回は、そのやり方を解説します。本好きになれば、読解力がアップします。その結果、国語の点数が上がるため、高校受験の合格率もUPするでしょう。
お子さんの素敵な未来を作るうえで、参考にしていただければ幸いです。
これからの時代に読解力が必要な理由
これまでの日本は、企業の時代でした。つまり、いい会社に入れれば、人生安泰だったのです。
しかし、これからは個人の時代です。会社名ではなく、その人の能力を見られる時代になっていきます。
ではどうしたら、能力を上げられるか。その一つは、本を読むことです。本は、人生の説明書です。何かに悩んだとき、解決策はたいてい本からを学べます。
また、小説などを読めば気分転換にもなります。つまり、本を読める子は、大人になっても成長し続けられるのです。これが、私が多くの子どもたちに本を薦める理由です。
子どもが本嫌いになる理由
私は中学生まで、本が大嫌いでした。読書感想文も、あらすじを写して終わらせていたほどです。しかし、高校生の時に、面白い本に出合いました。
それをきっかけに、一気に本が好きになりました。つまり、多くの本嫌いの子は、好きな本に出合っていないのが理由です。
その証拠に、私は教師時代、本嫌いな子に1冊ずつ興味のある本を買って渡しました。バスケが好きな子にはマイケルジョーダンの自伝、恋愛が好きな子には恋愛小説などを渡しました。
すると、ほぼ100%の確率で、本嫌いだった子が熱中して本を読むようになりました。1ヶ月もすると、やんちゃな子が、私のクラスに本を借りに来るようにもなりました。
つまり、その子が興味のある本を渡してあげれば、だれでも本好きになれるのです。
子どもが好きな本を見つける3つの視点
では、どうしたら子どもが興味を持つ本を、見つけることができるのでしょうか。一度、3つの視点で探してみてください。
1つ目は「誰かの生き方を垣間見れる自伝」です。たとえばサッカーが好きな子なら、長谷部誠選手の『心を整える』。
将来社長になりたい子なら、藤田晋さんの『渋谷ではたらく社長の告白』などを渡すのです。
2つ目は「読みやすい本」です。ひすいこたろうさんの『3秒でハッピーになる名言セラピー』、水野 敬也さんの『夢をかなえるゾウ』など、子どもが読みやすい本を渡すといいです。
3つ目は「マンガを小説にした本」です。『ONE PIECE デッドエンドの冒険』や『鬼滅の刃 風の道しるべ』は小説に抵抗がある子でも、すぐに読めます。
この3つの視点で探してみると、お子さんにベストな本が見つかるはずです。
本日のまとめ
これからの時代は、本が読める子ほど活躍できます。子どもは、自分の興味のある本に出合えば、すぐに本が好きになります。自伝や読みやすい本、マンガの小説版などから読ませてみてください。
本は、人生の説明書です。困ったときの解決策を学べます。気分転換に小説を読むのも良いものです。コロナで外に出ずらい今だからこそ、たくさんの本を読ませてあげてください。
明日ですが、「2ヶ月で成績UPした成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!本好きな子に育てる3つのコツ
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