先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
> はじめまして道山先生。学生の恋愛について相談したいです。最近、僕の友達に彼女ができたらしいんですが、僕たちはまだ中学生で時期尚早でないかと僕は思ってます。
> そこで、将来結婚したいなら学生時代に恋愛を経験した方がいいのか聞きたいです。
中学生本人から頂いた相談なのですが、恋愛って賛否両論あります。「中学生はまだ早い」という方もいれば、「早いうちから恋愛をすべきだ」という方もいます。
どちらが良いというのはありません。大事なのは「自分はどう思うか」です。そこで本日は私自身の考えをシェアします。これが100%正解だとは言えないので、私の考えを参考にしながらあなた自身の考えも作ってみてください。
※本日は中学生本人から頂いた相談への回答のため、中学生向けに記事を書いていきます。
目次
勉強よりも大事なのは遊び、部活、恋愛
最初に結論からお伝えします。私自身は、中学生からどんどん恋愛をしていったほうが良いと考えています。なぜそう思うのか?理由は、次の3つです。
若いうちの方が失恋の傷が癒えるのも早い
恋愛をすると絶対に経験するのが失恋です。(いきなり夢のない話をしてしまってすみません)相手のことが好きであればあるほど、失恋のダメージも大きくなります。中学生のころから恋愛をしていくと、大人になるまでに何度か失恋も経験します。すると大人になったとき、失恋のダメージが少なくて済みます。
学生時代に全く恋愛をしていない状態で大人になり、失恋をすると大変です。下手すると、仕事を休んだり、大人の引きこもりになる可能性もあります(今そういう人が増えています)
もちろん学生の時に失恋をした場合、一時的に勉強ができなくなるなどの問題は発生します。ただ、仕事をやめたり引きこもりになるよりも全然ましです。
心が成長して人にやさしくなれる
失恋をすると、心が大きく成長します。辛い経験を乗り越えられる免疫力が付くからです。自然に「嫌なことがあっても忘れる力」「過去の楽しさではなく、未来を見る思考」なども身につきます。
仲の良い友達から「大丈夫だよ」と励まされると、友達の有難さもわかります。人から優しくされると、今度友達が困っているときに優しくなることもできるのです。
勉強や遊びだけでは絶対にできない「心の成長」を得られるのが、恋愛です。
恋愛は一生の思い出になる
学生時代の恋愛は、学生時代にしかできません。今でこそ、少し古いテーマにはなりつつありますが、「卒業式に大好きな人の第2ボタンをもらう」みたいな経験は、学生時代にしかできません。そして、学生時代の恋愛の想い出って大人なっても必ず覚えています。会話のネタにもなります。大人の恋愛には、大人にしか経験できない楽しさがあるように、学生時代には学生時代にしか経験できない楽しさがあるのです。
これら3つの理由から、私自身は、学生時代には恋愛を楽しんだほうが良いと考えています。
最低限のルールだけは決めておこう
恋愛を楽しむことは良いことなのですが、最低限のルールだけは決めておかないといけません。例えば体の関係までは進まないようにするとか、ネットで出会った人とは付き合わないようにするとかです。
恋愛は、一生の思い出ができたり、心が成長するというメリットがある反面、一歩間違うと一生のリスクを負うことにもつながります。私の教え子でも、学生時代に妊娠してしまい、その後の人生が大変になった子もいます。
ネットで見ず知らずの人と出会い、問題が起きた子もいます。そういった一生のリスクだけは避けないといけません。可能であれば、予めお父さんお母さんと相談してルールを決めておきましょう。
そして、もし何かトラブルが起きた時は、すぐに先生やお父さんお母さんに相談をするようにしましょう。
本日のまとめ
学生時代の恋愛は賛否両論あります。私自身は、勉強以上に恋愛をすることが大事だと考えています。ただこれが100%正解ではありません。大事なことは、自分の意見を考えることです。
もし「恋愛はしたほうが良い」という意見であるなら、必ずリスクだけは回避するようにしましょう。何か大きなトラブルが起きてからでは遅いからです。
ルールをしっかり守って、楽しく恋愛をする。これこそ、将来後悔しない学生時代の過ごし方だと思います。
明日ですが、「小学生で4教科66点UPした成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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