子どものスマホやゲーム依存で、悩んでいませんか?
今回は、2023年12月に開催した「スマホゲーム依存解決勉強会」の様子と、そのときに伝えたルール決めのテクニックを解説します。
やり方を間違えてしまうと、成績が下がったり、スマホやゲームが原因で親子関係が崩壊したりしてしまいます。
一方、正しいステップを踏めば、子どもはルールを守れるようになり、子育てが断然楽になるでしょう。
私が定期的に行っている勉強会の様子や雰囲気も、チェックしていただけますと幸いです。
目次
当日の様子とアンケート結果
スマホゲーム依存解決勉強会は、現役のフリースクール校長で公認心理師の小井出博文先生と一緒に行う勉強会です。
zoomを使ったオンライン形式で行い、ありがたいことに常時120名以上、アーカイブ動画で受講された方も併せると150名ほどの方にご参加いただきました。
勉強会終了後に行った満足度のアンケートでは、「80点以上」の結果をくださった方は約96%でした。詳細(100点満点で四捨五入で計算)としては、
- 100点:45名
- 90点:24名
- 80点:17名
- 70点以下:7名
親が一方的にルールを決めないこと
ここからは、勉強会でお伝えしたスマホゲーム依存を改善するコツについて、2つ紹介しましょう。
1つ目は「親が一方的にルールを決めないこと」です。スマホやゲームのルールは、親が決めてしまいがちです。
幼少期や小学校低学年までであれば、比較的言うことを聞いてくれるでしょう。ただし、高学年以上となるとそうもいきません。
「23時頃に友達からLINEが来る」「22時からイベントが始まる」など、子どもには子どもの事情があります。
親が一方的にルールを決めても、守れるはずもありません。そうなるぐらいなら、まずは子どもも納得するルールを親子で作りましょう。
それをきちんと守れるようにするのが、改善への最初の一歩です。
ゲームをやめさせて勉強させようとしないこと
2つ目は、「いきなり勉強させようとしないこと」です。できることならゲームやスマホをやめさせて、勉強をさせたいと思われるかもしれません。
しかし、ゲームやスマホに依存している子が、いきなりこれらを我慢して勉強するのはかなり難しいです。
そのため、まずはゲームやスマホ以外の好きな事をする時間に置き換えるようにしましょう。
野球好きな子であれば、野球の自主練や野球グッズを見に行くなどでもいいです。
スマホやゲームから離れる練習をして、その後で動機づけをして勉強にシフトさせる方が上手くいきます。
現在はアーカイブ形式で学ぶことができます!
スマホゲーム依存解決勉強界ですが、次回行うのは1年後となります。
もし「やっぱり参加したかった」「興味があるから見てみたい」と思われる場合、現在はアーカイブ動画形式で閲覧できます。
詳細はこちらにまとめてあるので、よかったらチェックしていただけますと幸いです。
>>スマホゲーム依存解決勉強会アーカイブはこちら
明日ですが、「高校生の子どもへ親はどこまでかかわる?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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