「高校受験に合格してほしい」という気持ちは、進学を目指す中学生の親であれば、誰しもが持っているでしょう。
しかし親の行動のせいで、高校受験が失敗してしまう可能性があります。そこで本日は、そんな間違った親の行動や特徴を、お伝えしていきます。
１つでも当てはまっていたら、意識してやめていくことで受験の合格率はグッとあがります。
教師時代の経験や、これまでに１万組以上の親子をサポートしてわかった結論です。参考にしていただければ幸いです。
第３位 勉強や受験の話ばかりする
子どもは毎日学校や塾で、勉強や受験のことを言われています。そのため、家にいるときぐらいはゆっくりと過ごしたいと思っています。
それなのに家でも毎日のように勉強の話ばかりだと、ストレスがたまり勉強どころではなくなるでしょう。
もちろん進路を決めたり、目標やごほうびを決めたりするときなど、勉強の話をしなければならないときもあります。しかし普段の会話の９割は、子どものしたい話をしましょう。
「勉強どう？進んでる？」とチェックするのではなく、「頑張ってるね、何か手伝うことがあったら言ってね」と気遣いのある言葉をかけるのです。
すると子どもは居心地がよくなり、ストレスもなくなり、勉強を頑張ることができるようになるでしょう。
第２位 落ちるんじゃないかと不安になる
受験は、親にとっても一大イベントです。不安になる気持ちもわかります。
しかし親が不安になっていると子どもの不安感も増し、家庭の空気も暗く重くなっていきます。
いちばん不安に思っているのは、子ども本人です。親は「今まで頑張ってきたんだから大丈夫！」どっしり構えて、子どもを勇気づけてあげましょう。
第１位 志望校を親が決める
高校は、子ども本人が通うところです。子どもの行きたいところではなく親が決めた学校だと、やる気が出ないため勉強しません。
よくあるのが、経済的な理由で親は公立に行かせたいけど、子どもは私立の高校を希望しているというケースです。
この場合「どうしたら公立志望になってくれるか」ではなく、「どうすれば経済的不安なく私立に通わせられるか」という考えにシフトしましょう。
たとえば所得によっては、助成金で公立と同じレベルの学費で通わせることができます。また、申請すればバイトができる学校も数多くあります。
これらの策をすべて考えた上でも難しければ、そこでお子さんに話をしましょう。お子さんも、理解してくれるはずです。
本日のまとめ
高校受験がうまくいかない親の特徴とは、勉強や受験の話ばかりする、落ちるんじゃないかと不安になる、志望校を親が決める、この３つです。
当てはまっている場合、意識して変えていきましょう。この逆の行動をすることで子どものやる気はＵＰし、受験にも合格できるはずです。
明日ですが、「スマホ依存の子どもには部活をさせるべきか？」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説！高校受験がうまくいかない親の特徴TOP3
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