包丁で傷つける酷い不登校を解決した方法

サムネ

先日、お子さんのひどい問題行動や不登校が改善した鈴木さんに、解決に向けた流れや、現在のお子さんの状況などをお伺いしました。

今は専門学校に毎日通い、会計士を目指して勉強に励んでいる鈴木さんのお子さん。

子育てのヒントをたくさん得ることができましたので、お子さんの今や将来を不安に感じている方は読んでいただければ幸いです。

鈴木さんのお子さんがいちばんひどかったときの状況

暴言

最もひどかった時期は、中3のGWあたりでした。暴言や暴力、ご飯を捨てる、まき散らす、包丁で調理台を傷つけるなど、激しい状態でした。

徐々に五月雨登校となり、11月から卒業までは完全不登校だったそうです。

地元の県立高校に合格して入学したものの、退学して通信制の高校に編入しました。必須だったスクーリングですら、行けない時期もあったそうです。

しかし、徐々にスクーリングに行けるようになり、課題やレポートも期限を守れるようになっていきました。

通信の2年生のときに簿記に興味を持ち始め、高2の冬に簿記検定3級、高3の夏に2級を取得。現在は会計士を目指して、専門学校に通っています。

不登校のときに意識的に行ったことは?

ゲーム

鈴木さんは小井出先生のサポートを受けつつ、子どもが興味あるゲームやカードゲームで一緒に遊ぶ時間を作ったそうです。

すると子どもの方から遊びや興味あることを教えてくれるようになり、会話が増えていきました。

鈴木さんは、ご飯を作るのが苦手で子どもも偏食だったそうです。

しかし、できる範囲の中でやっていくと、文句を言いながらも「出来合いのものでもいいよ」と言ってきてくれるようになりました。

さらに、子どもの話をアドバイス無しで聞くことを意識したり、子どもの対応を間違えてしまったときにはしくじりメモを活用し、同じ失敗をしないよう心がけたそうです。

どんな感じで子どもが変わった?

レポート

上記のサポートをしていくと、通信制への編入のときには少しずつ親子関係が改善してきました。

勉強もわかる範囲で親が教えたり、自ら調べ物をしてレポートをできるようになったそうです。

愛情バロメータが上がり、子どもが自らやる気を持つことができたからでしょう。

山あり谷ありでしたが、子ども本人も「今のままでは良くない」ということはわかってはいたようで、自ら謝ってきたこともあったそうです。

不登校は親の力で解決できる

親子

鈴木さんのように、お子さんが包丁で傷つけるレベルの酷い不登校であっても、親が懸命に向き合えば解決することができます。

そのための正しい手順は、思春期の子育て無料講座で詳しく解説しています。

よかったらこちらも参考にしていただければ幸いです。

>>思春期の子育て無料講座の詳細はこちら

明日ですが、「子どもの自傷行為に親ができること」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!包丁で傷つける酷い不登校を解決した方法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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