PTAの役員などをしていると、講演会での講師選びって悩むと思います。「講師が見つからない」「開催ができない」とストレスを抱える方もいるでしょう。
そこで今回は、講師選びのポイントや、私が先日行ったPTAの講演会の様子をお伝えします。
適切な講師を選ぶことで、参加者の満足度は確実に向上します。役員をやってよかったと、思えるはずです。
東京都市大学附属小学校でのPTA講演会の様子
はじめに、先日行った東京都市大学附属小学校で行ったPTA講演会の様子をお伝えします。
こちらは平日に行ったのですが、ありがたいことに80名ほどの方がご参加してくださいました。
また勉強会終了後にアンケートを行ったのですが、こちらも大変温かい評価をいただくことができました。いただいた感想の一部を紹介すると、、、
「他の方の意見やお悩みを共有させて頂くことで、理解が深まり、新しい気付きもありました」
「楽しさもあり、子供との関係の築き方もステップごとに分かりやすく説明してくださったので、あっという間の充実した100分となりました」
といったご意見を、多くいただきました。もし当日参加いただいた方や、会を主宰してくださった役員の方がこちらの記事を読んでいらっしゃいましたら、改めてありがとうございました。
PTA講演会の講師選びのポイント
さて、ここからはPTA講演会での講師選びについて解説します。
私は過去に何度もPTA講演会で講師をしているので、どういった講師が満足度が高いかわかります。
※自分が行った講演で、満足度が高かったものとそこまでではなかったものの違いがわかるため。
この経験からわかるのは、満足度の高い講演は「参加者が聞きたいことと、講演内容が一致していること」です。
そのため、参加者が何を学びたいかを事前に聞き、それに応じた講師を選ぶことが重要です。
どれだけ内容がよくても、ここがズレていると満足度は確実に低くなります。
参考までに、私自身が講演を行うときは、できるだけ満足度を高めるために「参加者は何を聞きたいか」を事前に確認してもらい、それに合うように講演内容を微調整しております。
そのため、温かい評価をいただくことが多いです。PTA講演を主宰される場合、参加者や参加者が求めている内容に応じて、講師を選ばれるのがおすすめです。
中学受験を控える親の心得
ちなみに、先日PTA講演を行った「東京都市大学附属小学校」に通う子の多くは、この先中学受験をされます。
そのため、今回は普段はほとんどしない「中学受験を控える親が意識すべき子育て法」をお話ししました。
せっかくなので、先日のPTA講演でもお伝えしたことをお伝えしましょう。いろいろお伝えしたのですが、特に意識すべきことは次の3つです。
1つ目は「愛情バロメータを高めること」です。親の愛情を子どもが感じられないと、勉強のモチベーションが湧かないからです。
そのため、子どもが安心できる環境づくりを心かけたり、子どもが求めることをできる限りするようにしましょう。
2つ目は「動機づけをすること」です。95%の子どもは、勉強が好きではありません。その状態でやる気を引き出すには、親が動機づけをする必要があります。
中学受験生の場合、目指したい進路を決める形(アクティブ進路決め)で、勉強のやる気を出すことが大事です。
ごほうび作戦は、おすすめしません。ごほうびがないと勉強できない状態では、中学受験のハードな勉強には向かないからです。
3つ目は「学習のサポートは塾や学校に任せること」です。中学受験勉強は、公立小学校で行う勉強とは異なります。
そのため、親が間違ったやり方(公立中学校でやるようなやり方)を教えると、逆に効率が悪くなります。
そのため、勉強のアドバイスはプロである塾や学校の先生に任せることが大事です。
本日のまとめ
PTA講演会での講師選びで最も大切なのは「参加者が聞きたいことと、講演内容が一致していること」です。
企画されるときは、意識してみてください。
なお、もしあなたが今PTA関連のお仕事をされていて、「道山に講演会をお願いしたい」と思われる場合、時期と場所などの条件が合えば、できる限り引き受けております。
詳しい内容は、以下のページからチェックしていただければと思います。
>>道山ケイにPTA向け講演会を依頼する流れはこちら
※ただ最近は他の仕事が多忙で、受けられないこともありますので、あらかじめご理解ください。
明後日ですが、「勉強しない受験生への対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。