お子さんって、冬休みをどのように過ごしていますか?
実は、休み明けに子どもが「学校に行きたくない」と訴えるケースは少なくありません。
ここで正しく対応しなければ、不登校に繋がる可能性があります。
そこで今回は、「冬休み明け不登校の解決法」をお伝えしましょう。
学校に行きたくないと感じる心理や、その対応法がわかればスムーズに改善できます。新学期、好スタートを切ることができるはずです。
なぜ冬休み明けは不登校が増えるのか?
冬休み明けに子どもが学校に行きたくないと感じる理由は、主に4つあります。
「寒さ」「人間関係の不安」「宿題が終わっていない」「生活リズムの悪化」です。
これらの理由から、冬休み明けに不登校になる子が多くなります。
- 冬休み終盤になると、表情が暗くなったり無気力になったりする
- 「学校に行きたくない」と深刻そうに訴える
- 夜眠れなくなる、食欲が落ちる、お腹が痛くなるなどの体調不良が見られる
サインが出ている時に親がすべきこと
子どもが上記のようなサインを見せた場合、以下のように対応しましょう。
1つ目は「話をしっかり聞くこと」です。話を聞いてもらうことで、子どもは気持ちを整理し、ストレスを発散することができます。
2つ目は「不安の解消」です。人間関係や宿題など、不安の要因を一緒に解決しましょう。必要なら、事前に先生に相談するのもおすすめです。
3つ目は「愛情バロメータUP」です。好きな料理を作ったり、一緒にゲームをしたりして、良好な親子関係を築きましょう。
これらのサポートを行うことで、子どもは寒さやストレスに負けず、朝頑張って起きて学校に行く気力が出てくるはずです。
学校に行けなかった場合の対応
もし子どもが学校に行けなかったとしても、無理に行かせようとしてはいけません。
無理させても、一時的な解決にしかならないからです。逆に、状況が悪化することも多いでしょう。
大切なのは、休ませた上で理由を聞き、解決策を一緒に考えることです。
子どもの不安やトラブルの原因を聞き取り、必要に応じて学校と協力して解決しましょう。
状況が1ヶ月以上続く場合、スクールカウンセラーや専門家に早めに相談することが大事です。
本日のまとめ
冬休み明けに子どもが学校に行きたくない場合、「寒さ」「人間関係の不安」「宿題が終わらない」「生活リズムの乱れ」などが主な理由です。
これらにより不登校のリスクが高まるため、親は「話をしっかり聞く」「不安の解消」「愛情バロメータUP」を行いましょう。
それでも登校できない場合は無理に行かせず、状況に応じて専門家に相談することが大切です。
明後日ですが、「勉強しない発達障害の子どもへの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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