先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
テスト中、テンパっちゃって本来の力を発揮出来ません。どうしたら良いですか?
最近、テスト中にパニックになってしまい、実力が発揮できないという相談をよくいただきます。
もし、あなたのお子さんがテスト中にテンパってしまうタイプだとしたら、今回の記事の内容をシェアしていただけると良いかと思います。
今回お伝えする解決法を実践していただければ、テスト中のパニック状態はかなり改善されると思うからです。
その結果、テストの点数や高校受験の合格率はぐんぐん上がっていくと思うので、参考にしていただければ幸いです。
※なお、本日は子ども本人からの相談なので、記事も子ども向けに書いていきます。
一番の原因は場慣れできていないこと
テスト中に集中できないとか、パニックになってしまって実力が発揮できないという子どもは多いです。
こうなってしまう一番の原因は、場慣れできていないことです。例えば、学校の定期テストと模擬試験(漢検や英検)だったら、どちらのほうが緊張するか考えてみましょう。
おそらく多くの子は、模擬試験のほうが緊張すると思います。それは、定期テストに比べると経験した回数が少ないからです。
つまり、回数を重ねることで緊張を減らしていくことができます。場に慣れることができれば、テンパってしまうのも大幅に改善していくことが可能です。
いろいろなテストを受けよう
定期テストでも、中3より中1の子のほうが緊張すると思います。定期テストの回数は、学校によって決められているので自分で増やせるものではありません。
そのため、あえて「緊張するテストを受ける」という経験を、自ら増やしていくことが大切です。例えば、塾で受けられる模擬試験を受けてみるのも、その方法です。
また、英検や漢検を、自分で申し込んで受けるのも良いと思います。英検や漢検は近くの大学などで受ける場合が多いです。
普段とは違った環境で受けるテストなので、これを何度か経験すると、学校で受ける定期テストレベルでは、ほとんど緊張しなくなると思います。
このように、新しい経験をすることで、いつもの場に慣れていくことができるので、学校以外のテストをどんどん受けてみてください。
スタート直前にできるゆっくり呼吸法
ここまでお伝えした方法で、テスト中のパニックはかなり減らせると思います。しかし、テスト開始1分前などは、誰でも緊張します。
そこで、リラックス効果の高い呼吸法をお伝えします。テスト開始の3分くらい前になると、みんな着席して、教室内はシーンとすると思います。
シーンとしたタイミングで、目をつぶってみましょう。10秒から20秒かけて、ゆっくり息を吐きます。さらに、10秒から20秒かけてゆっくり息を吸います。
これを何度か続けると、不思議なことに緊張感がかなり軽減されます。テスト前の緊張には、「ゆっくり呼吸法」がおすすめです。
本日のまとめ
テスト中に緊張してしまうと、本来の力が発揮できなくなります。この原因は、場慣れできていないことです。
そこで、漢検や英検など、学校以外で行われるテストを受けてみましょう。普段とは違った場に慣れることで、テストでは動じなくなります。
あと、テスト開始直前(室内が静まり返ったタイミング)で、ゆっくりと呼吸するのもおすすめです。
10秒から20秒かけて息を吐き、同じ時間をかけて息を吸います。これにより、本番で実力を発揮できるようになるでしょう。
明日ですが、「保存版!模擬試験の勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!テスト中にテンパる悩みの解決法
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