先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学生の娘ですが、自分の顔が嫌いで整形したいとばかり簡単に言ってきます。まだ成長してる途中ですし、リスクもある話をしても納得しません。
リストカットもしています。どうすれば、いいでしょうか?
何かコンプレックスを抱えていたり、自分の顔に自信がないという子は多いです。でも、そう言われると親として悲しい気持ちになりますよね。
今回の相談者さんのようなケースでも、親がしっかり対応していけば自信のない部分はかなり払拭できます。
子どもの悩みが少しでも軽くなれば、あなた自身の気持ちも楽になると思います。参考にしていただければ幸いです。
考えられる2つの原因
今回の相談者さんのように、子どもが自分の顔に自信がなかったり整形したいと言う場合、2つの原因が考えられます。
1つ目は、愛情バロメータが低いことです。親から愛されていないと感じると、子どもは自分には価値がないと思うようになるからです。
すると、自信もなくなってしまいます。2つ目は、学校でいじめられているケースです。もしかしたら、顔をいじられているのかもしれません。
この場合も、自分の顔を変えたいと思うようになります。
愛情バロメータが原因の場合
愛情バロメータが原因の場合は、子どもへの接し方を見直してみましょう。たとえば、条件付きの愛情になっていないでしょうか?
条件付きの愛情とは「テストで400点以上取れたら、認めるよ。ただそれ以下なら、許しません」みたいな態度で、子どもに接することです。
この場合、「テストが何点であっても、お母さんはあなたが大好きだよ」という無条件の愛情に変えることが必要です。
また定期的に、子どもの小さながんばりをほめたり、認めたりしていますか?努力している部分をしっかり見て認めることでも、愛情バロメータは上がります。
いじめが原因の場合
学校でのいじめが原因の場合、早期の対応が何よりも大事です。まずは、子どもにどうしたいか聞いてみましょう。
学校の先生に相談してもいいと言うなら、先生に連絡します。そして、二度とそういうことが起こらないように見守ってもらいましょう。
ひどい場合は、加害者の親子と話し合うことも必要です。相手の子どもに「同じことをしたら、私はあなたを絶対に許さない」と厳しく伝えましょう。
親が子どもを守るは義務です。先生だけに任せるのではなく、親ができることもしましょう。
本日のまとめ
子どもが自分の顔など自信をなくしてしまう原因は、愛情バロメータが低い、学校でいじめられているのどちらかが考えられます。
愛情バロメータを上げることと、いじめの場合は早期に対応することが何よりも大切です。
明日ですが、「家庭教師を選ぶ3つのポイント」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!自分の顔に自信が持てない子どものサポート法
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