多くの地域で緊急事態宣言が発令されている中、大人はもちろん、お子さんにとっても精神的につらい日々が続いています。
「コロナ生活で子どもの心が折れている、どうすればいいか」という相談も多くいただいている状況です。
そこで本日は、このコロナ禍でも悲観することなく明るく楽しい人生を切りひらいていくための考え方をお伝えします。
この内容を参考に、お子さんにエールを送ってあげてください。辛い状態を乗り越えるきっかけにしていただければ、幸いです。
昨年から大変な時期が続いている
分散登校や暑い中でのマスク生活、部活動の大会や修学旅行などのイベントの延期や中止。コロナ禍になる前では考えられなかった異常な状況が、昨年から続いています。
楽しみを削られて、ストレスがたまっているお子さんがほとんどではないでしょうか。大切な方をコロナで亡くされた方も、少なくないでしょう。
私自身も今まで活動してきた中で、今が最も辛い状況だと感じています。講演会などがほとんどなくなってしまったからです。
ただ、いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。そこで今私が教師だったら、生徒に伝えたいことを紹介します。
いつかコロナは終わる
1つ目は「いつかコロナは終わる」ということです。明治時代、日本で大流行した病気に「コレラ」があります。
強い下痢と嘔吐に襲われ、命を落とす方も多かったそうです。しかし現在は、コレラという言葉を日本で聞くことはほとんどありません。
このことからわかることは、私たち人間は辛いことがあっても必ず乗り越えられるということです。つまり、収束の見通しが立たないコロナも、いつかは必ず終わりが来ます。
今この時間は二度と戻ってこない
2つ目は「今この時間は二度と戻ってこない」ということです。今は友達と思いきり遊べない、やりたいことをできない、こんな状況でしょう。
制限が多く、未来への希望を持つことも難しいでしょう。しかし文句を言ったとしても、今この時間は二度と戻ってきません。
すなわち、たとえコロナ禍で我慢することばかりの状況であっても、もうこの時間は後戻りできないのです。
だからこそ、人生に希望をもって進んでいかなければいけません。
子どもに伝えたい話
私の愛読書である「7つの習慣」の中に、ビクター・フランクルさんのお話があります。
彼は第二次世界大戦のときに、家族のほとんどを亡くし、極寒の中裸の状態で収監されました。まさに地獄のような日々です。
しかし彼は、希望を捨てませんでした。いつかこの辛い状況は必ず終わると信じ、将来大学でこの経験から学んだことを講演する姿をイメージし続けたのです。
その結果、辛い拷問を乗り越えることができました。もしお子さんが今つらい気持ちになっているなら、フランクルと同じように楽しい未来をイメージさせるといいです。
たとえば、受験が終わったタイミングでコロナも終わり、楽しい高校生活を送っている姿などです。
こういったことをイメージするだけでも、辛い気持ちが和らぐでしょう。そして明るい未来に向かって勉強も頑張れるはずです。
本日のまとめ
今日は、もし今、私が教師をしていたら子どもたちに伝えたいことを書きました。よかったらお子さんにも「楽しい未来をイメージして頑張ろう」と伝えてあげて下さい。
いつかコロナは終わります。その時に、楽しい未来になるようお子さんの気持ちを明るくしてあげましょう。
明日ですが、「3か月で家庭内暴力が改善した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!緊急事態宣言で大変な子どもたちへ伝えたいこと
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