異性と話すのが苦手な子のサポート法

異性と話す

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中3になる息子は、女子と話すのが苦手です。自分に自信がないのも、幼い頃から早期教育などの過干渉や私の情緒不安定が原因ではないかと悔やんでいます。

息子に自信をつけさせてあげたいです。女性とも気楽に話せるようになるために、今から、出来ることはないでしょうか。

私が教師時代にも、異性に話しかけるのが苦手という子は多かったです。学校生活ではあまり支障がでなくても、社会に出てから困ることがあるでしょう。

そこで本日は、異性と話すのが苦手になってしまう原因と親ができるサポート法をお伝えしていきます。

子育て法を変えるだけで、子どものコミュニケーション力を上げることができます。その結果、異性とも話せるようになるはずです。

考えられる2つの原因

マスク

今回の相談者さんの場合、2つの原因が考えられます。1つ目は、過干渉の子育てです。過干渉で育てると、子どもは親からコントロールされていると感じます。

すると、親のことが信頼できなくなります。この状態では、異性に限らず、人を信頼することはできないでしょう。

また親子関係が悪くなると、自分に自信を持てなくなります。すると「話しかけてもどうせ無視される」と考えてしまい声をかけられなくなるのです。

2つ目は、コロナの影響です。マスク生活だと表情がわかりづらいので、コミュニケーションがとりにくいという問題も考えられます。

まずは愛情バロメータUP

愛情

では、どうすればいいのでしょうか?まずやることは、愛情バロメータを上げることです。

そのためには、過干渉を少しずつ減らしていきましょう。毎日3回「~しなさい」と言っているなら、それを2回に減らすことが大切です。

その上で、子どもの要求をできるだけ聞くこと、小さな成功を褒めることを意識しましょう。すると、親のことを信じられるようになり、自分に自信を持てるようになります。

子どもの成長を見守る

成長

コミュニケーション力を上げるとき、子どもを見守ることも必要です。たとえば好きな人に勇気を出して話しかけても、失敗することもあるでしょう。

そのとき、先輩や友達に相談できれば、次回はうまくいくかもしれません。人は失敗と成功をくり返して、コミュニケーション力を伸ばしていきます。

勇気を出して話しかけるところまでは、人を信頼する力や自信、すなわち子育ての力が必要です。しかし、その後は子ども自らが切り開いていくことが大切でしょう。

このとき、親は遠くから見守ってあげてください。

本日のまとめ

親子

異性と話すのが苦手な子は、少なくありません。その原因が過干渉によるものならば、改善していくことができます。

子どもをコントロールすることをやめ、できるだけ子どもの要求を聞いてあげましょう。愛情バロメータが上がれば、他者への信頼も自然とできるようになります。

さらに、小さな成功を褒めていくことも自信につながります。その自信は、異性に話しかける勇気になるはずです。

明日ですが、「学年1位と最下位5つの違いとは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!異性と話すのが苦手な子のサポート法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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