私は2ヶ月に1度、定期的に勉強会を開催しています。2023年度は、
- 4月:高校受験やる気UP勉強会
- 6月:道山流学習法勉強会
- 8月:高校受験対策勉強会
- 10月:スマホゲーム依存解決勉強会
- 12月:不登校解決勉強会
そこで本日はそのときの様子とその時にお伝えした、スマホ依存や不登校解決のためのテクニックを紹介しましょう。
現役のフリースクールの校長で、公認心理士でもある小井出博文先生と一緒に行いました。今お子さんが上記の悩みをお持ちである場合、参考になるかと思います。
2022年10月23日開催、スマホゲーム依存解決勉強会
2022年10月23日に、スマホゲーム依存解決勉会を行いました。
こちらはありがたいことに、常時150名以上が参加してくださり、満足度は93%でした。
ここでお伝えしたポイントは「スマホゲーム依存を解決するためには、土台となる愛情バロメータをあげよう」というお話しです。
これができていないと、ルールを決めて守らせることができないからです。これができた上で、
-
- 子どもが納得するルールを決めること
- ルールは定期的に改定すること
ただし、一つよくある誤解があります。それは「1度ルールを決めたら子どもは守れるはず」というものです。
思春期の子どもは、1度決めたルールを守るを最初から守るのは難しいです。
子どもは失敗しながら少しずつ守れるように成長していくので、必要に応じてルールの改定も行いながら見守っていきましょう。
2022年12月10日開催、不登校解決勉強会
2022年12月11日に、不登校解決勉強会を行いました。こちらは、常時200名以上が参加してくださり、満足度は90%でした。
実際に小井出先生が行っている、ひどい引きこもり状態の子でも3ヶ月という短期間で解決させたテクニックを解説しました。
ここでもいちばん大切なのは「愛情バロメータ」です。家にいるだけでストレスを感じる状態では、学校に行くための心のエネルギーがたまらないからです。
また「わがまま」と「甘え」の違いをしっかりと理解するために、チェックリストを使って解説しました。
愛情バロメータをあげる基本は、子どもの要求を聞くことです。ただ、「理不尽なわがまま」は聞いてはいけません。
これを聞くと、子どもはやりたい放題になってしまうからです。たとえば、子どもが「くそばばあ、早く飯部屋にもってこい」と言ったら、どうしますか?
これは理不尽なわがままなので、聞いてはいけません。「もう19時だし、お腹空いたよね。ただ、そういう言い方をするなら、ご飯は作りません」と毅然とした対応をしましょう。
こういったことを一つ一つクリアしていくと、少しずつ学校に行けるようになってきます。
次回は2023年の秋から冬に実施
冒頭で紹介したように、スマホゲーム依存解決勉強会や、不登校解決勉強会は今年も行います。ただ、約1年後です。
もし今、お子さんがスマホゲーム依存は不登校で悩まれていて1日も早く解決したい場合は、アーカイブ動画をご覧いただければと思います。
どちらも問題行動も、悪化すればするほど解決に時間がかかるので、できれば早急に解決に向けて行動されるのがおすすめです。
>>不登校解決勉強会アーカイブ
>>スマホゲーム依存解決勉強会アーカイブ
明日ですが、『「学校なんて行かなくてもいい」は本当?』というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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