三者面談や個人懇談では、「何を話せばいいかわからない」と感じることも多いでしょう。
限られた時間内で、受験や進路に関わる重要な情報を聞き漏らさないためにも、事前の準備が必要です。
そこで今回は、三者面談等で先生に聞くべきことや聞いてはいけないことをまとめました。
面談でしっかりとした対応ができれば、先生との関係も良好に保ちやすくなります。子どもの受験への不安や悩みも、解決しやすくなるはずです。
事前に聞きたいことをまとめよう
三者面談や個人懇談は、一般的に1回10分程度です。そのため、聞きたいことをその場で考えるのではなく、事前にまとめておきましょう。特に、
- 進路選択についてのアドバイス
- 家庭環境の変化に関する相談
- 子育てや学習態度に関する悩み
- 宿題の提出状況や成績評価に関する疑問
長めに相談したい場合は、面談を最後にしてもらうか、事前に担任にお願いして長めに時間を取ってもらいましょう。
聞かないといけないこと・聞いてはいけないこと
三者面談や個人懇談で話す内容には、聞くべきことと聞いてはいけないことがあります。
- 聞くべきこと:志望校選びに関するアドバイスや内申点の予測、学校での様子(友達との関係、宿題の状況、授業態度など)
- 聞いてはいけないこと:先生の個人情報(結婚や住所、連絡先など)
もし先生との面談がうまく進まないときは、その後に学年主任や進路指導の先生に相談するのも一つの方法です。
「進路の相談をしたが不安が残っている」と具体的な内容を伝えるといいでしょう。
話が担任に伝わってほしくない場合は、その旨をはっきりと伝えておけば安心です。
子どもに聞かれたくない話がある場合
面談中に、子どもに聞かれたくない話があることもあるでしょう。
この場合、面談の場で一時的に子どもに退室してもらうか、面談後に先生に電話で相談するのがおすすめです。
たとえば、離婚や引越しの話、経済的な問題(私立校進学の金銭的負担)などの内容は、思春期の子どもの前では話しづらいでしょう。
そのため、こうした方法で配慮してもらうことができます。
本日のまとめ
三者面談や個人懇談は時間が限られているため、進路や家庭環境の変化などの質問をリスト化し、効率よく相談できるように準備しましょう。
また、先生に聞くべきことと避けるべきことを把握し、長く相談が必要な場合は事前に時間の調整をお願いすると安心です。
明日ですが、「ダラダラ行動の子どもを変える方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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