先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
子どもの悪ふざけについて相談です。最近、クラスの男子が、ズボンの上から息子の股間を突然つかんでくるそうです。
母親の私には 嫌なんだよとこぼしますが、担当の先生には言わないでくれと言います。息子は学校は楽しんでいて、クラス皆と友達だと言い、いじめのようには感じてないようです。
男子のよくある悪ふざけとして、ただ話を聞いてやるだけでいいのでしょうか。
悪ふざけは、学校ではよくあることですが、そのレベルによって対応方法は変わってきます。今回は、様々な悪ふざけとそれに対する対応法について解説します。
大きなトラブルになる前に対応できれば、お子さんの学校生活はより充実したものになると思うので、参考にしていただければ幸いです。
悪ふざけをするのが中学生
今回の相談者さんのように、友達の股間を触るなどの悪ふざけですが、中学生の男の子は必ずやっています(笑)
私が教員をしていた頃にも、同じような悪ふざけは日々いたるところで、数え切れないほど起きていました。
これに対して親が一喜一憂していると、子どもにとってストレスになるので、子どもが悩んでいないなら、軽めに流しておきましょう。
ただし、「子どもが悩んでいないなら」というところがポイントです。悩んでいる場合は、別の対応をする必要があるからです。
子どもが悩んでいるなら相談する
もし悩んでいるなら「一度担任の先生に相談してみようか?」と聞いてみてください。
そこで本人が「嫌だから、先生に相談してほしい」と言うなら、親から先生に相談しましょう。先生から、加害者の子に伝えてもらうことで解決できることがあるからです。
一方「そこまでしなくてもいい」と言う場合は、とりあえず2週間くらい様子を見ましょう(今回の相談者の場合です)。
2週間様子を見てもまだ悩んでいるなら、こっそり先生に相談するのもありです。
「本人には言わないでって言われているんですが、実は・・」という風に、相談すれば、上手に対応してくれると思います。
やりすぎなケースは相談しよう
子ども同士の悪ふざけの場合、どこまでなら良くて、どこからがやりすぎかの判断は難しいです。
たとえば、少し前に子どもたちの間で「失神ゲーム」というものが流行りました。心臓の辺りを圧迫することで、一時的に半分気絶した状態になるのを楽しむゲームです。
これは、ゲームとはいえ、一歩間違うと命に関わることです。遊びとはいえこれはやりすぎなので、子どもが悩んでいたら、学校にすぐ連絡しましょう。
子どもたちがそんな遊びをしていることを、先生たちが知らない可能性もあるからです。
一歩間違うと、大きなけがにつながったり、子どもが不登校になる可能性があったりする場合は、早急に相談するようにしてください。
本日のまとめ
悪ふざけは、学校では日常茶飯事です。子どもが悩んでいないなら、とりあえず軽く流しておくだけで良いでしょう。
悩んでいる場合は先生に相談するのが良いですが、本人が嫌がるなら2週間くらいは様子を見るようにします。2週間経ってまだ悩んでいたら、先生にこっそり相談しましょう。
先生に言わないでほしいと言われていることも含めて、こっそり相談するようにしてください。
やりすぎか否かの判断は難しいところですが、一歩間違えれば命に関わるようなことは、子どもから口止めされても学校に連絡するようにしましょう。
明日ですが、「成績が上がらない中学生の特徴」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子供が友達から悪ふざけされた時の親の対応方法
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