先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
1学期の成績に疑問があり、塾の先生にテストの点数と成績を話したら「先生に嫌われたからついた評価」と言われました。
そんな付け方をする先生に話に行っても、さらに嫌われて次の評価が悪くなる事も分かると何も言えません。こんな時の対策の仕方はありますか?
たとえば、テストで90点以上取っていたら成績表で4か5がつくものと思っている方が多いかもしれません。
実は、2021年に、中学校の学習指導要領が新しくなりました。その影響で、テストで仮に90点以上取っていても成績表で3がつくことが十分ありえます。
そこで今回は、内申点のつけ方と、納得がいかないときの対応法をまとめました。理不尽な成績をつけられて悩んでいる場合、参考にしてみてください。
内申点はどのようにつくのか?
内申点のつけ方は、日々変わっています。最近は、レポートの出来やアクティブラーニングの評価などが、成績を判断する重要な材料になっています。
それはつまり、先生の主観に左右されるところでもあります。副教科の実技テストも、担当の先生による主観で点数が決まることが多いでしょう。
明らかに内申点がおかしい時は?
明らかに点数のつけ方がおかしいと感じたら、学校に行って理由を聞いてみるのがいいです。
学校側は、説明する義務があります。疑問を伝えれば、きちんと説明してもらえるでしょう。
このとき、納得がいくまでしっかり説明してもらうことが大切です。クレームではなく、質問をするという形で聞いてみましょう。
嫌がらせを受けた時は?
理由を聞いても納得できず、明らかに嫌がらせで点数を下げられていると感じたを場合は、担当の先生以外に相談しましょう。
公立なら教頭や学年主任、それから教育委員会です。一度、第三者の意見を聞いてみるといいでしょう。
ただ私立の場合、教頭や教育委員会に相談しても、変化が期待できないことがあります。その場合、転校も視野に入れましょう。
転校がいやなら我慢するという方法もあります。ただ、無理に続けようとせず、お子さんの意見を聞きながらどうするか決めましょう。
本日のまとめ
中学の学習指導要領が新しくなってから、5教科でも先生の主観で成績をつける割合が高くなりました。そのため、テストの点数が9割を超えていても、評定で3が付くことがあります。
それでも、明らかにおかしいと思ったら教頭や学年主任、教育委員会に相談しましょう。私立で相談しても解決しないときは、転校も視野に入れることが大切です。
明日ですが、「高校を退学する子の3つの共通点」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!先生に嫌われたら成績は下がるのか?
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