副教科の成績が悪いと、内申点が心配ですよね。この内申点は、高校受験の合否に大きく影響します。
とはいえ、副教科は何を勉強すればいいかわからず、後回しになっているケースも多いでしょう。そこで今回は、副教科で9割以上とれる勉強方法をお伝えします。
正しい方法で対策すれば、副教科の成績は確実に上がります。高校受験の合格にも、大きく近づくはずです。
なぜ副教科の勉強が重要なのか?
副教科の成績は、内申点に大きな影響を与えます。なぜなら学校や都道府県によって異なりますが、受験の合否の3~7割は内申点で決まるからです。
そのため、副教科の点数を上げることは、志望校合格に直結します。さらに、副教科の内容は実生活でも役立つ知識も多いです。たとえば、
- 技術の木材加工
- 家庭科の料理方法
- 保健体育で学ぶ体の仕組みや応急処置
基本的な勉強法
副教科の勉強は、次の手順で効率よく進めることができます。
まずは「過去のテストを分析すること」です。先生によって、テストに出題される範囲や傾向が異なるからです。
たとえば、教科書からの出題が多い教科は教科書、ワークからの出題が多い教科はワークを中心に暗記をしましょう。
出題傾向に合わせた学習をすることで、勉強効率が上がります。次に「勉強計画を立てること」です。
副教科は、テストの3日前から始めても間に合います。基本的には、受験当日に出題される5教科を優先しましょう。
ただ、高得点を取りたい場合はもう少し早めから行うといいです。目指す点に合わせて、勉強を始めるタイミングを決めましょう。
計画を立てたら、あとはひたすらやるのみです。ワークからの出題が多いなら、ワークを繰り返しといて語句を覚えましょう。
各教科のポイント
各教科で、よく出題される内容があります。たとえば、
- 音楽:楽譜の読み方、作曲者や曲名、時代ごとの音楽の特徴、記号の名前(フォルテ、クレッシェンドなど)
- 美術:技法(スパッタリングなど)、美術史、有名な作品や作家の名前、鑑賞のポイント
- 技術家庭科:道具の使い方、木材の種類、回路やプログラミングの基礎、食品の保存方法、裁縫のコツ、買い物の基本
- 保健体育:体の変化(筋肉や骨の作り)、バランスの良い食事、感染症の予防、応急処置、スポーツのルールや準備運動のポイント
本日のまとめ
副教科の成績は、内申点や受験に直結します。さらに、実生活でも役立つ知識が多い重要な教科です。
過去のテストを分析し、出題傾向に合わせて勉強しましょう。また、学習計画を立てて進めることで高得点が狙えます。
7割くらい狙うならテスト3日前から始めても間に合うので、科目ごとでよく出るポイントを押さえていきましょう。
明後日ですが、「提出物を出せない子どものサポート法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。