不登校先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
小学6年男児。一年不登校です。元々幼く甘えん坊ですが、スキンシップを求めた甘えが多く、精神的な愛情不足なのかと感じています。
年齢的に受け入れていて大丈夫でしょうか
子どもが小学校高学年や中学生になっても甘えてくると、どこまで受け入れていいか悩みますよね。
そこで今回は、「子どものスキンシップはどこまで寄り添うべきか」について解説しましょう。
対応を間違えると、子どもとの関係が悪くなります。お伝えする方法で対応すれば、子どもの自立にもつながるはずです。
何歳になっても、甘えは受け入れよう

最初に結論です。子どもの甘えやスキンシップの要求は、何歳になっても受け入れて大丈夫です。
小学6年生でくっついてくることに不安を感じるかもしれませんが、問題ありません。
子どもが求めてくるなら、聞いてあげましょう。すると子どもは、親が自分の気持ちを理解してくれると感じます。
結果的に、愛情バロメータが上がるのです。これが上がると自立にもつながります。
ただし、「家ではいいけれど外ではやめてね」と伝えることが大切です。同級生に見られると、いじめに発展する可能性があるからです。
性的なスキンシップを求めるときは?

ただし、注意点があります。もし性的なスキンシップを求める場合は、対応を変えてください。
発達障害や小さい頃の虐待などで、心の成長が止まっている可能性があるからです。基本的には「性的な要求は良くない」と伝えましょう。
これを許してしまうと、誰に対しても性的要求をするようになり、犯罪につながる可能性があるからです。
気持ちはわかると伝えた上で、「年齢的に恥ずかしいからやめて」と言いましょう。他のスキンシップ、たとえば手をつなぐなどに変えることがおすすめです。
それでも続く場合は?

上記の対応をしても続く場合、親だけでの対応は難しいでしょう。早めに、専門家に相談することをおすすめします。
児童精神科の医師や小井出先生などの公認心理師に相談するのが、おすすめです。
発達障害や他の理由があるので、専門的なアプローチをしてもらう方が、早く改善ができます。
特に小さい頃に虐待を受けた場合などは、親だけでの対応は難しいです。心理師にお願いし、直接お子さんと話してもらいましょう。
本日のまとめ

子どもの甘えやスキンシップの要求は、何歳になっても受け入れて大丈夫です。子どもが求めてくるなら聞いてあげることで、愛情バロメータが上がります。
ただし、外ではやめるよう伝えましょう。性的なスキンシップを求める場合も、受け入れてはいけません。
対応しても続く場合は、専門家に相談することをおすすめします。
明後日ですが、「家から出られない息子へ親ができること」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ






































































































































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