12月ごろになると、毎年必ず増える中学生からの相談が、高校受験の面接に関するものです。
そこでこの記事では、高校入試の面接対策の秘訣をまとめてみました。
目次
最も聞かれる質問である志望動機の模範解答とは?
まず高校受験の面接の質問で、一番聞かれるのが志望動機です。9割の学校で聞かれると思って間違いありません。
では志望動機を聞かれたら、何と応えるのが良いのでしょうか?大事なポイントが3つあります。
嘘はつかない
面接官は面接のプロです。あなたが嘘の志望動機を言ったら、絶対にばれます。
ばれてしまったら最後。高確率で不合格になります。ですので嘘は絶対につかないようにしてください。
一番熱い理由を語る
そもそもなぜあなたは、この高校を志望しようと思ったのでしょうか?きっと何か理由があるはずです。
家から近いのが良いのか、大学への進学率が高いのが良いのか、部活動が強いのが良かったのか、きっと何か理由があるはずです。
その中から最も熱意があるものの中から1つか2つ話をしましょう。それが面接官にも一番伝わります。
自分の経験談を入れると最強
熱い理由を語るとき、自分の経験談を入れたら更に良いです。もし部活が理由だとしたらこんな感じです。
貴校のサッカー部の練習試合を見に行き、チーム全体が声を出し盛り上げている姿に感動しました。
自分もこのチームの一員として、全国を目指したいと思ったため、貴校を志望しました。
なぜそれほどこの高校の部活に入りたいのかを経験談を踏まえた形で伝えると、説得力が増します。
自己PRは特技を前面に押し出そう
高校入試の面接は、都道府県によっては、一人1,2分で自己PRを行うというところも多いです。
この場合、自分の特技を前面に押し出した、自己PRをすると良いです。
自己PRの回答例
例えばあなたの特技が、クラスをまとめる事だとします。この場合、
私の特技はクラスをまとめることです。私は今までに学級委員を2回、生徒会書記を1回経験しました。
その結果、人は「理由」がないと動かないと言うことがわかりました。
その中でどうしたら人は動くのかについて本を読んだり先生に相談したりしながら学習しました。
そこで私はクラスをまとめるとき、常に「なぜその行動をする必要があるか」を明確に伝えるようにしています。
という感じです。特技を話すときも自分の経験談を交えた話をしていくと説得力が増します。
将来の夢と最近起きたニュースにも注意
最近よく聞かれるようになった質問は、将来の夢と最近起きたニュースです。これにつていは予め考えておくことで、スムーズに答えられます。
将来の夢は漠然としててもOK
予め将来の夢を考えておくといっても、夢がまだない子もいます。その場合、無理に応える必要はありません。漠然とした答えでも大丈夫です。例えば、
私は人と接することが大好きなので、将来は他人を助けることができる仕事に就きたいと思っています。
というような感じで、伝えれば大丈夫です。自分の中で解答例を考えておき、そのまま応えるのが良いです。
最近起きたニュースはネットで調べる
最近起きたニュースは、12月ごろになったら、インターネットで調べておけば大丈夫です。
10個くらい調べておいて、自分なりの意見を考え、それをノートにまとめておけば、しっかりと応えられると思います。
高校受験の面接で大事なことは、準備をして臨むということなのです。
髪型と入室のマナーで手を抜いたら不合格になる
絶対に手を抜いたらダメなのが、髪型とマナーです。当たり前ですが、
- 茶髪
- パーマ
- やたら髪が長い
- 2ブロック
マナーは、高校受験の面接対策の問題集を1冊購入して勉強しておけば、最低限のことはわかります。
- どこで礼をするか
- ノックはどのようにするか
- すぐに答えられない時はどうするか
- 言葉遣いで気を付ける点
親か先生と何度も練習しよう
しっかりと準備ができたら、最後はひたすら練習をしましょう。面接練習は一人でできるものではありません。
親か先生に面接官役になってもらい、最低10回は模擬面接を行いましょう。
親に面接を見てもらうのは恥ずかしいと思う子もいるかもしれませんが、恥を捨てて練習をしてください。
高校入試というのは、それくらい真剣にやらないと、合格できないものです。
高校受験の合格率を大きく上げる勉強法
高校受験の面接対策が分かったら、後はしっかりと偏差値を上げるために勉強を頑張っていきましょう。
ではどうしたら、効率良く偏差値を上げることができるのか?
実は少しポイントを意識して勉強するだけで、今より更に効率良く偏差値を上げることができます。
この方法については、道山流高校受験の勉強方法で、詳しく解説していますので、一度チェックしてみてください。あと
- 子どもの勉強意欲を引き出す方法
- 定期テストで高得点を取る方法
- 勉強量を大きく上げる時間管理術
>>道山流成績UP無料メール講座はこちら
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
面接のお話、とても参考になりました。
だだ、我が家の場合、息子が不登校だったので、不登校枠のある私立高校を受験します。そのため、親子面接があります。
スポーツ特待などの親子面接とは立場が違うので、私は親として何を聞かれるのか、どんな事に気をつければ良いのか・・・もし、先生からアドバイスを頂けたら幸いです。
ちなみに入試&面接は2月2日です。
面接はウソをつくと見抜かれます。
ですので素直に聞かれたことを応えればよいです。
一つ注意すべきことがあるとしたら、
悪い話をしなくてはいけなかったとしても、
最後は良い話をするようにするとよいです。
例えば欠席日数なら、
1,2学期は30日休んでしまったが、
3学期は3日しか休まず、
高校進学に向けて前向きに頑張っています。
という感じです。
アドバイスありがとうございました。
親子でがんばります。