先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
私は現在中2です。私は、高校について調べてみたのですが、行きたいと思った高校が偏差値70以上です。
私の偏差値は55くらいで、定期テストでは400点くらいを取っています。難しそうだとは思うのですが、
どうしてもその高校に行きたいと思っています。地元では難関校と言われています。
その高校に行くには、これからどのくらい勉強しないといけないのでしょうか。
今回の相談者は、現在オール4くらいの成績かと思います。志望校が、偏差値70の高校で、そこに合格するために、オール5近くまで成績を上げる必要があります。
では、どのようなステップを踏めば、偏差値70の高校に合格することができるか。大事なポイントを2つ紹介します。
この通りに進めていただければ、現在の成績に関係なく、偏差値が高い志望校に合格できる力が身につくと思います。参考にしていただければ幸いです。
目次
今の学力は関係ない どんな志望校にも合格可能
最初に、大事な考え方をお伝えします。「志望校に合格するうえで、今の学力は関係ない」ということです。現在、どのレベルであっても、志望校に合格することは可能ということです。
例えば、今のあなたの成績がオール2以下だとします。この状態でも、オール4以上の高校に合格することは可能です。
これからの勉強の仕方や過ごし方次第で、偏差値70以上の高校に合格することもできます。何が言いたいのかというと、「受験する前から諦めないようにすることが大事」なのです。
ただ、中3最初の定期テストがタイムリミットです。3年生の成績はすべて内申点に影響します。ここで悪い成績を取ってしまうと、後々まで足を引っ張ることになります。
偏差値の高い高校に行きたいと思ったら、中3最初の定期テストまでに決意を固めて、勉強に力を入れるようにしましょう。
過去問を解いて敵を知るのが最初のステップ
では、どのような形で対策をしていけば良いのか?最初のステップは、行きたい高校の過去問を解いて、どれくらいの学力が必要か確かめることです。
目安として、偏差値70の公立高校なら過去問の9割、同じく偏差値70の私立高校なら過去問の7割、解けるようにするのが目安です。
これらの点数を取るために、あとどれくらい勉強すれば良いかを考えましょう。なぜ、7割と9割なのか?
公立高校は、どのレベルの学校も同じ問題
公立高校を例に取って説明します。公立高校の場合、偏差値70以上の学校も偏差値40の学校も、入試では同じ問題を解きます。では、どこで違いが出るのか?答えは「得点率」です。偏差値40の学校であれば、60点くらい取れれば合格できますが、偏差値70以上の学校だと90点以上取れないと厳しいです。
こういった理由から、公立高校は過去問を9割解けるようにするのが、一つの目安となります。
私立高校は、学校ごとに解く問題が異なる
一方、私立高校の場合は、学校によって入試問題が異なります。偏差値の低い高校なら簡単な問題、偏差値の高い高校なら難しい問題が出ると考えてください。たまに9割以上得点しないと合格できないような私立高校もありますが、目安として7割取れていれば合格できる高校が多いです。
まずは過去問を解き、本当にその学校を目指すのかを決めていくのが良いと思います。
やることリストを書き出し、一つ一つクリアしていく
冒頭に書いたように、どんなにレベルの高い高校でも合格することはできます。しかし、偏差値の高い高校ほど、受かるためにやらなければいけないことが多いです。
そのため、次にやるべきことは、やることリストを書き出すことです。具体的にどんな勉強をしなければいけないかは、過去の記事でもいくつか紹介しています。
一度ブログのアーカイブを読んでいただければと思います。偏差値70以上の高校を目指すのであれば、過去の記事で紹介している内容を、ほぼすべて実践する必要があるでしょう。
どのような順番で進めていくかなどは、自分で戦略を立ててやってみてください。また、ハイレベルな高校を目指すのなら、一日の勉強時間を決めていてはいけません。
たまに休憩する時間は必要ですが、基本的には空いている時間はすべて勉強に捧げる気持ちでやらないと受かりません。計画を立てて、勉強をがんばりましょう。
本日のまとめ
ハイレベルな偏差値の高校を目指す場合、現在の成績は関係ありません。今後の勉強のやり方、過ごし方次第で偏差値70の高校にも合格できます。
最初から諦めないことが肝心です。ただ、タイムリミットは中3最初の定期テストです。それまでに志望校を決めて、勉強に取り組むようにしましょう。
勉強ステップとしては、まずは過去問を解いて、どれくらいの実力が必要か確かめましょう。公立高校なら過去問の9割、私立高校なら7割程度の得点が必要です。
偏差値が高い高校を目指すほど、やらなければいけないことは多くなります。やることをリストアップして、戦略を立てましょう。
明日ですが、「悲劇!愛情不足の子どもが起こす3つの行動」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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