中学校教師が言えないこととは！？

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中学校教師が言えないこととは！？

2015.06.1
中学校への対応

中学校教師が言えないこととは！？

こんばんは。
７日間で成績を上げる
元中学校教師道山ケイです。

今日は中学生とその保護者向けに、
「教師には言えること
と言えない事がある」
というお話をします。

教師には、
実は言いたくても言えない事が
たくさんあります。

例えば、
不登校や非行に走ってしまう
子どもがいるとします。

私の問題行動改善マニュアル
でも解説しているのですが、
この場合、根本的な原因は
親の間違った接し方です。

＞＞子供の問題行動改善マニュアルはこちら

ただ教師の立場では、
こんなことは口が裂けても言えません。

なぜなら、そういうことを言うと、
「先生、子どもがあれる
理由は学校ではないのですか？」
と言われてしまうからです。

酷い場合、これだけで
訴えられてしまう可能性もあります。
また子どもの発達障害についても
同じ事が言えます。

例えば、

落ち着いて授業を受けられない
授業中歩き回ってしまう
すぐにかっとなって手を出してしまう
イライラすると物を壊してしまう

こういった症状がある子の場合、
ＡＤＨＤという発達障害の
可能性があります。

ＡＤＨＤの場合、
子どもにあった薬を飲ませると、
良くなる事が多いです。

ですので子供のことを考えると、
早いうちに精神科医に診て
もらったほうが良いと思います。

ただこれも教師の立場からは、
口が避けても言えません。

いくら子どものためとは言っても、
「あなたの子は
発達障害の可能性があります」
と言われて喜ぶ親はいないです。

仮に診断の結果が違っていた場合、
親は教師に対して不信感を持ちます。
だから伝えたくても伝えられないのです。

逆に考えると、上記のようなことを
正直に伝えてくれる教師と言うのは、
とても勇気のある教師だと思います。

あなたのお子さんことを真剣に考えて、
勇気を出して伝えてくれた教師
と言うのは、

本当に
信頼できる教師だと思うので、
そういう先生は信じて良いと思います。

言いたいことがなかなか言えない。
でも子供のことを考えると
伝えてあげたい。

教師と言うのはなかなか辛い立場で
仕事をしていると言う事が
少し理解できると、

世間の学校への見方も
良くなるかもしれないですね。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

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