先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
私は今、中3なのですが、勉強をしようと思っても勉強することができません。どうしたら、勉強しようと思うことができますか?
受験生なのに勉強のやる気がなかったら、親として心配になりますよね。このまま勉強しなかったら、受験は失敗に終わってしまうでしょう。
そこで本日は、受験前にやる気がない場合のサポート法をお伝えします。実は、これにははっきりした原因があります。
ここを解決することで、自ら勉強を頑張ることができるようになるでしょう。受験の合格率も、グングン上がるはずです。
中3でやる気が出ない一番の原因
中3なのにやる気が出ない理由は、進路が不明確だからです。
何が何でも行きたい高校があり、勉強すれば入れるという状況であれば、誰でも頑張ることができます。
つまり、やる気を出すためにやるべきことは、進路を明確にすることです。
明確な進路を見つける3ステップ
どうしたら、心の底から行きたい進路(アクティブ進路)を見つけることができるのでしょうか?次の3ステップを順に行うことが大切です。
1つ目は、条件決めです。人によっては家から近い、部活が強い、バイトができるなど高校に望む条件は様々です。
そのため、どういう条件がいいかを親子で話し合って書き出しましょう。ここでは、5校ぐらい選んでおくといいです。
2つ目は、資料集めです。ステップ1で選んだ学校の資料を、すべて取り寄せてみましょう。
3つ目は、見学です。集めた資料から「いいな」と思う高校には、足を運んでみましょう。実際に高校生活をイメージすることができるからです。
子ども一人だとなかなか決められません。このステップができれば、誰でも行きたい進路を決めることができます。
※進路選択の仕方は、1冊目の著書「高校受験 志望校に97%合格する親の習慣」で詳しく解説しています。
>>高校受験 志望校に97%合格する親の習慣
勉強時間を短くするのもコツ
進路を決めても、なかなかやる気が出ない子もいるでしょう。悩み事やトラブルを抱えていたら、勉強に意識を向けることができないからです。
この状況なら、できるだけ早く解決できるよう働きかけましょう。学校の先生などと連携することも、大切です。
また、いきなり長時間の勉強を取り組んでも集中力が続きません。まずは、短時間の勉強からスタートさせましょう。
まずは15分、クリアできたら20分、30分・・・と少しずつ増やしていくことが、受験を成功させる上で大切です。
本日のまとめ
受験生なのにやる気が出ない場合、心の底から行きたい進路を見つけていないことが原因です。
まずは行きたい高校の条件を書き出しましょう。その学校の資料を取り寄せ、気になる高校には実際に見学に行ってみてください。
志望校を明確にすることが、何より大切です。
明後日ですが、「子どもの睡眠時間が長すぎる3つの原因」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!勉強のやる気が出ない受験生に親ができること
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