先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高校1年の娘がおります。生まれてから今日まで、寝る事が好きです。気づけばベッドで横になって眠っています。
登校日は6時起床、2時間は昼寝をし、夜は23時頃寝ます。土日は9時頃起床、4時間位昼寝をしてしまいます。
目覚ましをかけても起きれません。数十分の仮眠ができるようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?
年齢によって、必要な睡眠時間があります。今回の相談者さんの場合は、高校生としては睡眠時間が長すぎると思います。
そこで本日は、睡眠時間が長くなる原因と改善ステップをお伝えします。余分だった睡眠時間を勉強に回すことができれば、成績UPにも結び付くでしょう。
その結果、定期テストの点数も上がるので、高校受験や大学受験の合格率もUPすると思います。
睡眠時間が長すぎる3つの原因
睡眠時間が長すぎる原因は、3つ挙げられます。1つ目は「疲れ」です。疲れがあればあるほど、睡眠時間が長くなるからです。
たとえば運動部の子と帰宅部の子では疲労度が違うため、睡眠時間にも差が出てくるでしょう。
2つ目は「ストレス(心の疲れ)」です。学校でのトラブルなどでストレスがたまると、熟睡することができません。
その結果、朝起きられなくなり、ベッドや布団の中にいる時間が長くなってしまいます。
3つ目は「睡眠環境」です。音や光がある状態では、睡眠の質が下がります。その結果、疲れがとれず睡眠時間も長くなるのです。
年齢別の平均睡眠時間
子どもの睡眠時間が長すぎるかどうかは、平均的な睡眠時間と比べてみましょう。
「小学生:8~9時間 中学生:7~8時間 高校生:6~7時間」これが年齢別の平均睡眠時間です。
※集中力や風邪の引きやすさなどを考えると、8時間くらいがベストと言われています。
上記の時間に+1時間ぐらいであれば、許容範囲です。しかし2時間以上多いのに授業中も眠い場合は、何か問題が起きているかもしれません。
この場合、次のステップで改善しましょう。
寝すぎてしまう子のサポート3ステップ
まず、疲れとストレスを解消させましょう。ゆっくりお風呂に入ったり、マッサージしてあげたりして、身体の疲れをとるのです。
また子どもは、常に友達や周りに気を使ってストレスを感じています。そのため、ストレスを解消できる居心地の良い家庭をつくってあげましょう。
次に、睡眠環境を整えます。温度、湿度は適正か、音や光が睡眠の質を下げていないかをチェックしましょう。
最後に、仮眠は15分で起こしてあげましょう。これ以上寝すぎると、起きにくくなるからです。睡眠のリズムを考えると、15分の仮眠がベストでしょう。
本日のまとめ
子どもの睡眠時間が長すぎるのは、疲れ、ストレス、睡眠環境が悪い、この3つが原因です。最近はストレス(心の疲れ)が原因である子が8割です。
疲れとストレスは、家で解消できるようサポートしましょう。環境を整えるだけでも睡眠の質が変わり、短時間でも疲れがとれるはずです。
明後日ですが、「高校受験の塾選び!3つのコツ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの睡眠時間が長すぎる3つの原因
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