先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学生の娘が、友達からいじめられています。謝ったけどまた呼び出すと言われて以来学校に行っていません。学校に行くふりをして公園にいました。
靴の中に花を入れられる、舌打ちされる、臭いと言われる、物を隠されるなどの嫌がらせがあり、学校に行けないです。
担任にも伝えたが仕返しすると困るのでとりあえず注意してみると言われました。どのようにしたらいいでしょうか。
これは、悪質ないじめです。親として、黙っていてはいけません。
そこで本日は、子どもがいじめにあったとき、どのように守っていけばいいかをお伝えします。
いじめは、子どもの命に関わる問題です。大切なわが子を守るためにも、親が正しい対応をすることが大切です。
結論!学校に行かせてはいけない
現状では、学校に行かせてはいけません。子どもにとっては、ライオンがたくさんいる檻の中に入れられるようなものだからです。
恐怖で、一生のトラウマにもなりかねません。「無理に行かなくていいよ。改善するまでは家で過ごそうね」と言ってあげましょう。
そして可能であれば一時的に仕事を休み、子どもの心のケアを優先しましょう。
話を聞いたり、一緒に過ごしたりして、親だけは100%味方になってあげることが大切です。
事実を伝え、子どもが望む対応を
その上で、子どもに事実を伝えましょう。事実とは「いじめは子どもだけで解決できない」ということです。
いじめの加害者は、親子関係が悪いなどの理由でストレスがたまっているケースがほとんどです。そのため、大人が間に入らない限り、なかなか解決は難しいでしょう。
さらに「様子見」と言っている先生では、いじめを解決することはできません。相手の親子を学校に呼んで謝罪してもらい、二度とやらないと約束してもらうことが必要です。
そして「次やったら許しません。続くようなら警察に被害届を出します」と伝えるくらいしないと、解決できないでしょう。
ただし、親が勝手に動くと嫌がる子もいます。子どもに、こういった対応を進めていいか、確認しましょう。
もし子どもが嫌がるなら?
子どもが上記の方法を嫌がるようであれば、無理に進める必要はありません。3年生の場合、高校から再スタートを切ってもいいからです。
中1、2年であれば、転校して再スタートを切ってもいいでしょう。大きな学校の場合、クラス替えのタイミングで配慮してもらうこともできます。
大事なことは、親が勝手に進めないことと、子どもが望む状態になるようにサポートすることです。
いじめは、親が思っている以上に辛いものなので、無理のない対応をしていきましょう。
本日のまとめ
子どもが学校で悪質ないじめにあっているとき、学校に行かせてはいけません。親は100%子どもの味方になり、家庭で一緒に過ごしてあげましょう。
いじめは、大人が間に入らないと解決することはできません。子どもの望む対応を話し合い、無理のない形で解決を進めることが大切です。
明日ですが、「子育てがつらいと思うあなたへ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもがいじめられたときにすべき対応
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