世の中には、誰からも愛される人間とあまり好かれない人間がいます。せっかくなら、誰からも愛される子に育てたいですよね?
にも関わらず多くのお父様お母様は、愛されない子どもに育てようとします。「えっ?私はそんなことないです」「誰だって愛される子に育てたいのでは?」と思われるかもしれません。
実は自分でも気づかないうちに愛されない子に育ててしまっているんです。そこで本日は、愛される子どもの条件をお伝えします。
人間は出来すぎると嫌われる
いきなり答えからお伝えします。愛される子どもの条件とは、「ちょっと抜けている子」です。例えば、
- 性格は良いのに勉強ができない
- イケメンなのにスポーツが苦手
- 学級委員なのに成績が悪い
- 体が大きいのに力がない
先生や友達から頼りにされたり、大事な仕事を振ってもらったりはするのですが、愛されキャラにはなれないのです。
日本一の愛されキャラといえば、出川哲郎さんだと思います。ちょっと抜けていますよね?だから愛されるんです。
完璧に育てても良いことは何もない
もしお子さんが、何か抜けているところがあるなら、それは「長所」です。愛されるキャラになるための武器を持っているといえます。
だからほめるべき部分なんです。しかし多くのお父様お母様は、何か抜けているところがあると、そこにばかり目を向け改善させようとします。
せっかく愛される部分があるのに、その長所をなくそうとしてしまうわけです。冷静に考えると非常にもったいないですよね?ちなみに私が受け持った子の中で、最も愛されていた子は、
- 性格がかなり良い
- 弱い子に対して優しく接することができる
- みんなを引っ張るリーダーシップがある
- 運動神経抜群で足が速い
- 成績はオール2
- 授業中集中できずすぐにしゃべってしまう(軽いADHD)
愛されると誰かが協力してくれる
上記の子の場合、勉強が苦手だったため、高校に進学できない可能性がありました。ただ彼女は愛されキャラだったため、周りの人間が自然に協力しました。
勉強を教えてあげたり、面接練習に付き合ってあげたりしました。その結果、無事高校に合格しました。
仮にその子の能力がそれほど高くなくても、愛されるキャラにさえなれれば、人生うまくいきます。おそらくその子は、今後長い人生でも、困ることはないと思います。
※高校受験の面接練習についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
>>高校受験の面接練習について
本日のまとめ
欠点がない人間はいません。だから誰でも愛される要素はあります。ただある子は欠点を隠し、まるで完璧の人間を演出します。
その結果、愛されない人間になります。一方素直に欠点を出し、そこをあえて見せることができる子は、みんなから愛され助けてもらえる人生になります。
さてあなたは、お子さんをどちらのタイプに育てたいですか?もし愛されタイプに育てたいなら、今日から欠点をほめてあげてくださいね。
明日ですが、「自分をバカにする友達との付き合い方」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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