お父様お母様から頂く相談の一つに「子どもから勉強する理由を聞かれた時、何と答えればよいのでしょうか?」というものがあります。
また多くの子どもたちは、学校の先生や親から「勉強しなさい」と言われるから勉強している子が多いと思います。これだとやる気は出ません。
そこで本日は、勉強する本当の理由についてお話しします。お父様お母様は、お子さんから勉強する意味を聞かれたら伝えてあげてください。
また以後、子ども向けに記事を書いていきますので、こちらの記事をシェアしていただく形でも良いです。
勉強を頑張れば将来楽になるというのはウソ
「なんで勉強しないといけないのですか?」とあなたは先生に質問したことはありますか?こういった質問をすると帰ってくる答えの一つに、「将来幸せになれるからだよ」というものがあります。
これは確かに半分あっています。ただ半分は間違いです。なぜ間違いなのかというと、人によっては勉強しない方が幸せになる子がいるからです。
例えば、あなたが将来医者になりたいという夢を持っているとします。医者になるためには大学の医学部に入らないといけません。
医学部はレベルが高いので、しっかり勉強しないと合格できません。だからあなたが今しっかり勉強して、偏差値が高い高校に進学し、将来医学部に進学できれば幸せになれます。
しかしあなたが寿司職人になりたいとします。現在寿司職人になるための最短ルートは、18歳になったら寿司アカデミーという学校に入ることです。
そこに入るためには、5教科の勉強は必要ありません。中学卒業後、高校には進学せずアルバイトをしてお金を貯めて、寿司アカデミーに入った方が幸せになれるのです。
勉強は夢を叶えるためにするんだよ
なぜ勉強が必要なのかというと、将来の夢を叶えるために勉強が必要なのです。
学校の先生が言う「将来幸せになるために勉強するんだよ」というのは、「夢を叶えて幸せになるために勉強するんだよ」という意味なのです。
あなたが将来やりたいことをするために、今勉強が必要なら勉強すればよいです。しかし、必要ないなら勉強せず友達と思う存分遊んだほうが幸せになれるのです。
ただし、7割くらいの子は今の時点で将来やりたいことが見つかっていないと思います。この場合、オール3までは勉強しておいた方が良いです。
普通科高校に進学するかどうかが人生の分かれ道
なぜオール3なのかというと、オール3の成績を取れば普通科高校に進学できます。普通科高校に進学すれば、高校にいる3年間将来やりたいことを探す時間ができます。
ゲームを作る仕事がしたい!と思ったら、将来任天堂やガンホーのような会社に就職できる大学に進学すればよいからです。
オール3以下の成績だと、普通科高校ではなく、工業高校や商業高校にしか進学できません。工業高校に進学すると、将来工業系の仕事にしか就けません。
仮に商業系の仕事に変えようと思うと、ものすごい勉強しないといけなくなります。だから夢が見つかっていないならオール3までは勉強した方が良いです。
本日のまとめ
人は夢を叶えるために勉強しないといけません。早い段階で夢が見つかれば、それに必要なだけ勉強すればよくなります。
一方夢が見つかるタイミングが遅くなればなるほど、将来見つかった時のためにとりあえず勉強しないといけなくなります。
夢を叶えるための勉強は楽しいです!ゴールが見えているので、そこまで頑張れば良いからです。
しかしとりあえず勉強するというのは非常に辛いことです。「この勉強将来役に立つのかな?」という疑問を持ちながら勉強しないといけないからです。
だからこそ、1日も早く夢が見つけられるように、いろいろな経験をしましょう!
明日ですが、「息子vs親!正しいのはどっち?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
道山ケイのブログを少しでも楽しんでいただけた場合は、下記のボタンをクリックをいただければとても嬉しいです 🙂
↑ 道山ケイはいま何位?
この記事へのコメントはありません。