先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1息子の相談です。夏休み前に7年間やってた厳しいクラブチームを辞めました。
辞める前は、部活も入ると言ってたのですが、失敗してるから、運動したくないと言って結局はいりませんでした。
今月から、不登校で朝起きてから寝るまでゲームYouTubeをやってます。
どうしたら、良い方向に、向かいますか。ゲームを取り上げたり、学校の事を言うと荒れます。
もし、お子さんが今不登校や、スマホやゲーム依存になってしまっている状態なら、今回解説する方法を試してみてください。
早ければ1週間ほどで、悩みが解決するでしょう。その結果、スマホやゲームに依存することなく、学校へも行けるようになります。
最終的には、お子さんの未来はさらに明るいものになると思うので、参考にしていただければ幸いです。
結論!取り上げてはダメ
今回の相談者さんの場合、絶対にスマホを取り上げてはいけません。相談内容に、取り上げると暴れるとあるからです。つまり、取り上げても根本的な解決にはならないのです。
子どもは、学校へ行っていません。さらにはやりたいこともないため、仕方なくスマホなどに依存している状態です。スマホに依存しているから、不登校になっているわけではないのです。
この状態で、唯一の暇つぶし道具を取り上げてしまったら、反発するのは当然です。取り上げるより先に、どうすれば不登校が解決するのか、こちらに目を向けましょう。
まずは愛情バロメータを上げる
不登校解決には、愛情バロメータを上げるのがいちばんです。そこで、お父様かお母様のどちらかが、仕事を一時的に休んで子どもに寄り添ってあげてください。
子どもが学校へ行かずに、一人で家にいるというのは、ものすごく寂しい状態です。それをさせてしまうと、子どもの心は苦しいままなので、まずは一緒にいてあげてください。
子どもが好きな料理を作ってあげたり、どこかへ食べに行くのも良いです。このとき、学校へ行っていないことを叱ってはいけません。
行きたくなくて行っていないのではなく、行きたいけれど気持ち的に行けない状態だからです。子どもの話をたくさん聞いて、心のストレスを取り除いてあげましょう。
これにより愛情バロメータが上がっていくので、少しずつ学校へ行くことに気持ちが向いてくるようになります。
次の楽しみを作る
愛情バロメータが上がってきたら、次の楽しみを作ってあげましょう。今回の相談者さんの場合、クラブチームに注ぐべきエネルギーがなくなってしまっている状態です。
こういった状態の場合、気持ちをどこに向けていけば良いのでしょうか。ポイントは、次の楽しみを作ることです。誰にでも、興味のある分野はあると思います。
たとえば、釣りに興味を持っていたとしたら、週末に一緒に釣りに連れていってあげましょう。そうすると、その時間は釣りに熱中できます。
何か熱中できるものを作ってあげると、子どもは意欲的になります。その結果、学校に行こうという意欲も出てきます。
最終的には、不登校の解決にもつながっていくので、まずはお子さんが興味のあることや楽しいことを作ってあげましょう。
本日のまとめ
子どもは、ゲームやスマホに依存しているから不登校になっているのではありません。学校に行っていなくて暇だから、仕方なくスマホなどに依存しているのです。
ここで、唯一の暇つぶし道具を取り上げると反発されるのは当然です。そこで、まずは不登校を解決することに力を注ぎましょう。
不登校解決には、愛情バロメータを上げること、次の楽しみを作ってあげることが重要です。
子どもを家で一人にさせるのではなく、寄り添って話を聞いてあげましょう。
子どもが興味のあることを一緒にやって、何かに熱中できる時間を作ってあげましょう。そうして意欲的になれれば、不登校解決は目前です。
なお、本日の内容はYouTubeでも解説しています。もう少し細かい説明などもしているので、よかったら家事をしながら聞き流していただければと思います。
>>YouTube
明日ですが、「保存版!集中力が上がる勉強部屋」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!不登校でゲームばかりの子供
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。