お子さんの生活リズムって、乱れていませんか?ここが崩れてしまうと、不登校の原因になったり、成績が伸び悩んだりしてしまいます。
ただし、親が怒ったところで改善するわけではありません。そこで本日は、昼夜逆転生活が改善した佐藤さんの成果報告をもとに、生活リズムを整える方法をお伝えしましょう。
親が上手にサポートすれば、短期間で改善させることができます。不登校やゲーム依存、昼夜逆転生活の改善にもつながり、将来の不安も減るはずです。
佐藤さん親子もともとの状態
もともと佐藤さんのお子さんは、中1で不登校かつ昼夜逆転生活を送っていました。毎日「学校に行きなさい」と叱っていて、親子関係も悪かったそうです。
このとき、現役のフリースクール校長で、公認心理師でもある小井出博文先生と行った思春期勉強会応用編にご参加いただきました。
お伝えしたことを実践された結果、親子関係が改善し、お子さん自らの意志で昼夜逆転生活を治すためにゲームを我慢できるようになったそうです。
生活リズムも戻り、学校にも月1~2回行けるようになりました。ここまでくるとあとは時間の問題で、徐々に学校に戻れるようになっていくでしょう。
親が行った3つのサポート
佐藤さんが行ったサポートは、主に3つあります。1つ目は「謝罪」です。これまで、無理やり学校に行かせようとしたことなどを誠意をもって謝りました。
すると子どもからも、今まで悪かったと謝ってくれたそうです。
2つ目は「しなさい言葉をやめる」です。小井出先生流のアイメッセージというテクニックを使い、「しなさい」と言わなくても親の想いを伝えるよう意識されました。
3つ目は「子どもの好きな料理を作る」です。これら3つのサポートで、子どもの生活リズムは徐々に改善していきました。
昼夜逆転生活が治った理由
では、なぜこの3つを行ったことで改善につながったのでしょうか。1つ目の理由は、愛情バロメータが上がったからです。
上記の3つの行動で、親の愛情を的確に届けることができます。すると子どもは、自分の未来に希望を持てるようになるため、エネルギーが出てくるのです。
2つ目は、家庭の雰囲気が良くなったからです。
「〇〇しなさい」「学校に行きなさい」と言われなくなることで、子どもは日中も安心して自宅で生活ができるようになります。その結果、夜起きて日中は寝るという昼夜逆転生活を送る必要がなくなるのです。
3つ目は、アイメッセージで親の想いを伝えたからです。感情的にならずに親の想いを伝えられるようになったことで、子どもとぶつかることが減りました。
本日のまとめ
たとえ昼夜逆転生活であっても、お子さんに愛情をしっかりと届けていけば改善できます。
もう少し具体的な手順は、以下の講座で詳しく解説しているので、こちらも参考にしていただければと思います。
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明日ですが、「音楽聴きながらの勉強はあり?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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