先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
子供は、中2男子です。自室で、音楽をガンガンにかけた状態で勉強しており、それでは集中出来ないのでは?と思い注意するのですが、本人は、何か音があった方が自分は集中出来ると主張します。
勉強しないよりは良いかな…と、注意するのをやめましたが、そのままで良いものか悩んでいます。
音楽をかけながらの勉強って、きちんと身になっているのか不安ですよね。頑張っているのに結果が出ないと、親としても悔しいでしょう。
そこで本日は、子どもが勉強中に音楽をかけていたら、親としてどうサポートしていけばいいかをお伝えします。
親のサポート次第で、成績UPにつなげることができます。高校受験の合格率も上がり、未来も明るくなるでしょう。
音楽をかけるのはアリか?
結論からお伝えすると、ほとんどの場合、音楽をかけながら勉強をすると意識が散るため、効率が下がります。
そのため、おすすめできません。ただし、音楽をかけた方が集中できる子もいます。
また、そもそも集中力が高い子は、音楽の有無にかかわらず集中することができるのです。
つまり、子どもによって、音楽をかけてもいいかどうかは変わります。また、勉強時間によっても異なります。たとえば、
- 音楽を聞きながらなら、3時間勉強できる
- 音楽を聞かないなら、30分しか勉強できない
もし思ったように成績が上がらないなら
ただし、音楽を聴きながらだと、気が散って集中できない子も多いでしょう。
この場合、親子関係が良ければ、子どもが悩んだタイミングで親に相談してきます。このときに、
「音楽を聞くと、集中力が下がる子もいるらしいから、一度勉強中はやめてみたら?」
「集中力が上がれば勉強効率も上がるから、結果的に勉強時間を減らせるよ」
と提案して、音楽をやめるメリットを伝えましょう。子どもから相談してくるタイミングを待つことが、ポイントです。
そのためには、日頃から良好な親子関係をつくっておきましょう。
本日のまとめ
音楽をかけながらの勉強ですが、気が散ってしまうと集中力が落ちます。
この状態になっていたら、子どもが悩んで相談してきたタイミングで、やめるメリットを伝えていく方法がおすすめです。
なお、ほとんどの子育ての相談は「勉強 音楽 道山ケイ」というように検索をかけていただけますと、過去の回答事例が出てくるかと思います。
明日ですが、「愛情に満たされた子供3つの特徴」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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