お子さんの志望校って、決まっていますか?実は、頑張って合格したのに、入学後「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースって、少なくありません。
そこで今回は、高校選びで失敗する3つのポイントをお伝えしましょう。この選び方をすると、高確率で行き渋りや退学につながります。
一方、この逆を意識すれば、充実した高校生活を過ごせます。毎日楽しく学校に通って、勉強も頑張れるはずです。
目次
1.友達が行くから自分も行く
「友達が行くから」という理由で志望校を選ぶのは、危険です。高校に進学すると、多くの場合、友達は変わるからです。
もちろん、たまたま友達が同じ条件の学校を求めている場合は問題ありません。
しかし、自分が本当に求めている条件と友達の条件が異なるなら、自分の条件を重視して選びましょう。
2.通学ルートを確認せずに決める
通学時間や乗り換え回数をしっかり確認せずに高校を選ぶと、毎日の通学が思った以上に大変になることがあります。
たとえば、理想的な学校でも通学に1時間半かかる場合、30分で行けるやや理想に近い学校の方が満足度が高いことも多いです。
ストレスなく通うためにも、必ず実際に登校する時間に家から学校まで行ってみましょう。満員電車の状況なども確認することが重要です。
3.子どもの意志を無視して決める
親や先生に勧められた学校を、子ども自身が十分に考えずに選ぶのはやめましょう。最終的に学校に通うのは、子ども本人だからです。
万が一、人から勧められた学校に入ってうまくいかなかった場合、子どもはその人のせいにするでしょう。
一方、自分で選んだ学校であれば、多少苦しいことがあっても頑張ることができます。親や先生は選択肢を示すだけにして、最終決定は子どもに委ねましょう。
後悔しない高校選びの3ステップ
上記を踏まえて、高校選びは次の3ステップを行うと後悔することを防ぐことができます。
はじめに、子どもが行きたい条件を明確にしましょう。学科、クラブ活動、校風、制服など、自分が重視するポイントを整理することが大切です。
次に、候補の学校に実際に行ってみましょう。学校の雰囲気を感じるためにも、オープンキャンパスや説明会に参加して、自分の足で確かめることがおすすめです。
最後に、子ども本人に決断させましょう。自分で選んだという責任感が、その後の高校生活を充実させるはずです。
本日のまとめ
「友達が行くから」という理由で志望校を選ぶ、通学ルートを確認しない、子どもの意志を無視して決める。
この3つのポイントで高校を選んでしまうと、高確率で失敗します。そうならないためにも、本人が行きたい学校の条件を明確にし、実際に足を運びましょう。
また、最終決定を子どもにさせることで、入学後に充実した高校生活を送ることができるはずです。
明後日ですが、「親がいない子どもの末路」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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