先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
書店に売っている問題集を解くと、教科書に載っていない単語や計算問題があります。高校受験では、教科書に載っていない単語や計算問題も出るのですか?
高校受験がどこから出題されるのか?これは親にとっても受験生本人にとっても気になるところだと思います。
そこで本日は、言える範囲で「受験問題が作られる範囲」について解説します。このポイントを押さえて勉強すれば、効率よく受験勉強が進められると思います。
その結果、グングン偏差値が上がるようになるため、合格率も大きく上がると思います。
公立高校の受験問題は教科書に載っていることしか出ない
まずは公立高校です。公立高校の場合、基本的には教科書に載っていることしか出ません。なぜなら「全ての子にとってできる限り平等にする」ように問題を作るからです。
例えば、A中学の先生が、教科書に載っていない知識を教えたとします。B中学の先生は、教科書に載っていることしか教えていないとします。
もしこの知識をテストに出してしまったら、A中学の生徒の合格率だけ上がってしまいます。これは不公平ですよね?公立高校の受験問題は、受験者全員が平等であることが大事です。
そのため、教科書に載っていることだけ出題するのが鉄則です。
私立高校の受験問題は、範囲無視でどこからでもテストに出る
次に私立高校です。私立高校の場合、学校のレベルによっては、教科書に載っていない知識が出ることがあります。
こういったことをお伝えすると「不公平じゃないか」と思われるかもしれませんが、ここでいう教科書に載っていない知識というのは、「学んだことを活かせば解ける問題」です。
例えば社会でいうと、4つの出来事を年代が古い順に並び替える問題が出たとします。この時、Bの出来事がいつ起きたか教科書に載っていないとします。
ただ、A,C,Dがいつ起きたかわかれば解くことができるような問題が出るのです。公立高校ほど平等ではないのですが、きちんと勉強すれば解けるので大丈夫です。
勉強方法はシンプル
出題範囲がわかると、おのずと勉強方法も見えてきます。まず公立高校ですが、学校で習ったことが受験にも出るので、学校で学んだ知識を復習すれば点数を取ることができます。
私立高校の場合、学校で習っていない知識も出るのですが、応用力があれば解ける問題です。まずは学校で学んだ知識をしっかり勉強することが大事です。
難しそうな問題が出ると、つい「こんなこと教えてもらったことがない」と思うかもしれませんが、しっかりと受験勉強を行って練習問題を解けば、必ず解けるようになります。
詳しい受験勉強の仕方はこちらにまとめてあるので、参考にしてみてください。
>>高校受験の勉強方法をまとめました!
本日のまとめ
公立高校の場合は、教科書に載っている知識からしか出題されません。私立高校の場合、教科書に載っていない知識も少しは出題されます。
ただ、どちらの場合も勉強方法はシンプルです。しっかりと問題集を繰り返し、過去問の練習問題を解く。これで、合格点を取ることができます。
まずは今できることが何かを考え、やるべき勉強を行っていきましょう。
明日ですが、「不登校の子の高校受験対策法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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